「たのしい授業」との出会いが人生を変えた

琉太郎です。
久しぶりに投稿しますね。

突然ですが、あなたは、本との出会いで人生が変わった、
という体験がありますか。

幸いに、私には、その体験があります。

大学を卒業し、4月からの採用が決まったとき、
那覇の本屋さんで、これからの教育実践に役立つ本はないのかと
教育関連の書棚を眺めていました。

雑誌コーナーに立ち寄ったとき、運命の本との出会いがありました。
タイトルがとても気になったんですね。
すぐに購入し、帰宅すると一気に読み終えました。

教壇に立った経験のない私が、読んでいるうちに、
これなら僕にも実践できると思えた記事があったのです。

その本とは、創刊したばかりの『たのしい授業』(仮説社)
という月刊の教育雑誌です。
スクリーンショット 2014-08-03 8.50.01
これなら、僕にもたのしい授業ができるにちがいないと
思わせてくれた記事がわずか1ページの「朝の連続小説」なんです。

その時には、これからの教育実践を決定づけてくれることになるとは、
思いもしませんでした。
気づけば、あれから30年あまりがたちました。
(続く)
たのしい授業 2014年 08月号 [雑誌]

たのしい授業 2014年 07月号 [雑誌]

沖縄のたのしい教育の重要人物 伊良波さんが やってきた!

「たのしい教育」とwebで検索をかけると、私たちの「たのしい教育研究所」がトップに出るくらい有名になってきました。
すると、研究所の代表である私 きゆな が、沖縄の「たのしい教育」の魁であると考える人もいるかもしれません…違います。
沖縄で「たのしい教育」という社会的実験を始めたのは「伊良波 正志:いらは まさし」その人です。

彼が1984年にその活動を開始しなければ、たのしい教育研究所もまだ無かったし、今の様に、沖縄に「たのしい教育」が普及する事もまだまだの状態だったと思います。

その伊良波さんが、研究所にやって来てくれました。二人で二〜三時間、とてもとても濃い話をしました。
充実した一日となりました。スクリーンショット 2014-08-02 17.25.55 

アドラー心理学を流行にするのではなく大切に守りそだてる|沖縄 カウンセリング

前に少しかいたけれど、アドラーから学んだカウンセリングについて来週、実技講座を開きます。
大きなフレームが出来て、少し広く整理しようとwebでアドラーを検索しながら驚いた。
アドラー心理学がブームになっている、というのです。

スクリーンショット 2014-08-02 9.48.10

日本の書籍でアドラー関係書籍「嫌われる勇気」が1位。
村上春樹よりも、永遠のゼロより売れているのだと…

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

私は20年以上アルフレッド・アドラーの心理学を学んできました。
その頃は、沖縄で学べる場所は皆無で、何度も何度も県外に足を運びましたから、かけたお金はかなりのものです。実はそれらの場で、「嫌われる勇気」の著者の岸見さんとも席を同じくして学んでいたので、何度もお話ししたことがあります。

 それらが実を結び、仲間たちと協力して全国的なアドラー心理学会を沖縄で開催することができたました。講座や勉強会も200回以上開いてきた御陰で、私のカウンセリングの独自の骨子も出来上がりなりました。

「それならブームを歓迎したらよいのに」と言われてしまいそうですど、本気で心配しているのです。 index

 どれだけ力のある人物でも従うしかないものがあって、それが科学的法則です。これを前にすると、生物も生物以外の全てのものが従うしかない。

「社会の科学についての法則」は、「自然の科学の法則」に比べてとても少ないけれど、幾つかはあります。

 その一つ…まだ「科学レベルの法則」と言い切るには疑問もありますけど、「急激に発展したものは急激に滅びる」という傾向が存在するのです。
 ブームというのはつまり急激に発展するという事です。急速に発展するものは、周りのものとの摩擦が大きくなります。さらに、その中身に惚れたのではなく、ブームだから学んでいる、という人たちも多く出てくるので、そういう人達を媒介として伝わっていくものは骨太な部分が少なくなっていく傾向にあるということもあります。そうやって、急速に伸びたものは急速に滅びてしまうということがあるのです。

 だから、じわりじわりと足場をしっかり固めつつ進む事がとても大切で、私が信頼を寄せる「仮説実験授業」はまさにそうやってゆっくりと確かな成長をとげてきているモデルです。たのしい教育研究所も仮説実験授業をモデルにしています。

 さて、先に書いた様に、アドラー心理学流行のきっかけとなったといわれている「嫌われる勇気」の岸見先生とは何度もお話をしたり、メールのやりとりをした事があります。小柄な方ですけど、モノの本質を真摯に問う、いかにも「哲学者」という雰囲気の方で、私も「そのものの本質」を求める学び方をしているので、岸見先生の語る言葉にとても共感を覚えたものです。

 大切にしているアドラーの思想、技法を伝えて行くためには、ブームではなく、確かな時代の変革のきっかけとなるものにしなくてはならないと思います。そのためにも、その骨太の部分が伝わる講座にしなくてはいけません…そのためにも講座などには、もっと時間をかけて準備をしようと考えている今日この頃です。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

 沖縄にはアドラーブームがきませんように。

「楽しいカウンセリング たのしいカウンセリング」

8/12(火曜:午前) 沖縄カウンセラー協会で たのしいカウンセリング講座 を実施します

いっきゅうロゴ文字無しとても久しぶりに「カウンセリング講座」を実施します。

沖縄カウンセラー協会からの要請で、タイトルは「たのしいく学ぶインディビジュアル・サイコロジー」。(要項等は下にあります)

難しそうに思えるかもしれませんが、ご安心ください。いつものわたしの講座のように、たのしみながら、カウンセリングの本質に触れていただきます。教師だけでなく、周りの人たちとの関係を良くしたいと考えている皆さん対象で、子ども達と仲良くなる教材もおり混ぜながら構成します。たのしみにしていてください。「カウンセリング講座って始めて受けるのですけど」という問い合わせも来ていますが、そういう方達にも十分意義あるものになります。私の所に届いている「申し込みました、申し込みます」という方達を合わせると既に40人近くになっています。ご希望の方はお早めにカウンセラー協会にお申込みください。※インディビジュアル・サイコロジーは私が二十年近く学んできたカウンセリングで、ここ数年来注目されてきた解決指向カウンセリングの根元に位置するものです

スクリーンショット 2014-07-30 9.11.28

申し込み先 NPO法人沖縄教育カウンセラー協会

○主催:沖縄教育カウンセラー協会) (代表:神保しげみ)

○会場:教育福祉会館

○参加費:1コマ(半日)2,000円(会員1,500)当日納入

◎申込み:申込用紙に希望講座番号を書いてFAX又は郵便

〒902-0061那覇市古島1-14-6 教育福祉会館地下駐車場側  電話:098-884-2578

 FAX:098-885-0783            担当  前花

楽しいカウンセリング たのしいカウンセリング

1日1度のこの「いいね」で一緒に〈たのしい教育〉を広めましょう➡︎いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックするともっと良し!

サブコンテンツ