きれいな桜のその下で たのしい花さんぽ

 たのしいアウトドア「きれない桜のその下で」という講座を企画しようと思っていましたが、たのしい教育研究所の忙しさは予想を超えていて実施することができませんでした。
 今回は私が出張の合間にたのしんだ〈きれいな桜のその下で〉を少し紹介させていただきます。気に入ったらぜひ自分でもたのしんで、写真を送っていただけませんか。

 日本人が大好きな花の代表だといわれる程ですから、桜の季節になると人々はその花に見とれます。
 お花見で美味しいものを食べ、飲み、語りetc.

 今の頃はちょうど研究所のある沖縄県沖縄市の周りでも桜がたくさん咲き誇っています。
 行く度にわたしを歓迎してくれています。
 研究所の近くの公園にある桜たちは丈が低いものがいくつもあって、目の前で咲き誇る花を見せてくれます。小さな公園ですけど、すばらしくフレンドリーな公園です。

 

 咲き誇る桜の花たちの下を見てみましょう・・・

 特に何も見つかりません。

 

 カンタンにあきらめてはいけませんよ。
 あなたの目がまだ慣れていないこともあって探しづらいかもしれません。
 もっと丁寧に見ていみましょう。

 

 

 ありましたよ。
 丈のとても低いたんぽぽです。まるで地面に置かれているかのように咲いています。

 

 リュウキュウコスミレも咲いています。
 こんなに寒いのに、まるで春の頃と変わらない様な姿です。

 

 もっと歩いていると飛び立つ準備を始めた〈たんぽぽのタネ〉をみつけました。
 春ですね。

 

 キレイな桜のその下でも自然はたくさんの美しさ、たのしさを味わわせてくれます。
 みなさんも時間をとって〈アウトドア キレイな桜のその下で〉をたのしんでみませんか。 このいいねクリックで〈たのしい教育研究所〉が強くなる!

 

沖縄市の公民館でたのしい授業をします!(2/13火~19月)たのしい教育研究所

 月に一週間、たのしい教育研究所が地域に出向いて〈たのしい授業〉をしています。 教員免許を持った専門のたのしい教育研究所のスタッフが、たのしく賢くなる授業を提供しています。2月のテーマは〈回転をたのしもう!〉です。
 ちなみに〈沖縄市〉の公的な事業です。近くの方はぜひご参加ください。

みなさんの近くの公民館に月に一度、大人から子どもまで大人気の「たのしい教育研究所」 がやってきます。みんなでたのしい時間をすごしましょう! 家族、ともだちをさそって来るとますますたのしいですよ。大人の方もかんげいします!

4:00〜5:45・ぜんぶむりょうだよ

今回のたのしいテーマは《回転 かいてんをたのしむ》 メニュー ☆ あくしょんゲーム ☆びゅんびゅんごまが回るかな? ☆ 絵本のよみかたり ☆ まきゴマ 真剣勝負 ・2/13(火)越来自治公民館 ・2/14(水)海邦町自治公民館 ・2/15(木)あわせ自治公民館 ・2/16(金)池原自治公民館 ・2/19(月)センター自治公民館

まきゴマ
クルクルまくだけでバランスのよいコマができます。みんなでコマしょうぶをしましょう

あくしょん ゲーム
毎回大人気のゲームあまり仲のよくなかった友だちと仲良くなれたという人もたくさんいます!

びゅんびゅんゴマ
いきおいゆくビュンビュンと回るコマを作ってあそびましょう!

たのしい よみかたりも大人気だよ!
さて今回は何を読んでくれるだろう。おたのしみに。

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巨人 板倉聖宣 2018年2月7日(水)午前 永眠いたしました

 仮説実験授業の生みの親であり、沖縄のたのしい教育を育ててくださった偉大なる人物 板倉聖宣(いたくら きよのぶ)が本日2018年2月7日(水)午前 永眠いたしました。

 板倉先生は約5年前に設立した〈たのしい教育研究所〉を真っ先に応援してくださり、その後脳梗塞で倒れ意味を持った言葉を発することができなくなりましたが、年に数回は東京へお見舞いに行き、沖縄の〈たのしい教育〉の拡がりを、板倉先生のベッドの横で語って来ました。その時には必ず、私の手を強く握り「おー」という喜びを含んだ声をかけて下さっていました。ベッドに伏せている姿であっても、そうやって力強く沖縄の活動を後押しして下さる姿に励まされて参りました⇨前回の板倉先生についての記事

 1ヶ月ほど前にお会いした時、その手の細さに心配がつのりましたが、それでもまだまだ長く生きてくださることと思っていました。しかし、それは叶うことなく偉大なる人生を閉じることとなりました。

 こう書いていても未だ信じがたく、まだ側で板倉先生がにこやかに語りかけてくれている気持ちがしています。

沖縄にて 板倉聖宣 仮説実験授業研究会

 
 板倉先生が永眠されたことは、とても悲しいことですが、遠く離れた沖縄の地で、ますますたのしい教育を拡げて行きたいと考えています。
 そして、板倉聖宣の思想、発想、作り出した数々の授業書を、いろいろな人たちに伝えていきたいという思いを強くしています。

 知人から送られた告別式の日取りです。

・葬儀進行は無宗教で行う
・いわゆる通夜:2月14日(水)18時~19時
・いわゆる本葬:2月15日(木)11時~12時
・会場(斎場):府中の森 市民聖苑(しみんせいえん)
 https://fuchunomori.butuji.com/
 東京都府中市浅間町1-3 電話042-367-7788
 京王線「東府中」駅北口から徒歩12分。

 

楽しさは子どもの心に宿る②−Newスライムでたのしむ−

「〈子どもの心〉にこそたのしさが宿る」という話をたくさんの方たちが読んで下さった様です。〈子どもの心〉は子どもだけが持っているわけではありません。年齢は関係ないのです。
 若い先生たちなら〈子どもの心〉を持っているのか?
 それも違う様です。

 残念なことに、若くても子どもの感性が薄らいでしまっていることを感じている人もいるでしょう。しかし〈たのしい教育〉にどっぷりと浸かっていくうちに子どもの感性が戻ってきます。それも〈たのしい教育研究所〉が確かめた実験結果の一つです。

 時には、あまりにも周りの価値判断にしたがって生きていったために、子どもの段階で子どもの感性が薄らいでしまった様に見える子どもたちもいます。そういう子ども達は、周りに合わせるという才能が豊かだったのでしょう。それは良さの一つとして残したまま、子どもの様な感性を大事に育てていくことは可能なのです。

 そういう子どもの感性を残した先生たちが、たのしい教育研究所にはたくさんいます。
 前回〈ビュンビュンごま〉の話を書きましたが、食事を早々と終えると、すぐにまたコマをとってたのしんでいる先生がいました。はじめて〈ビュンビュンごま〉を回せたのが嬉しくてならない様子です。顔は真剣! これくらい熱中できるものがあるのは素敵なことです。

 食事が済むとA先生が〈たのしい教育研究所:RIDE〉で教材化を進めている〈Newスライム〉を紹介し始めました。次の〈夏休みの親子講座〉で取り上げようという話になっている教材です。

A先生「みてぇ~、これ」
B先生、C先生「いい香り~」「なんかフワフワ」「触りたい~」
とまるで子どもたちの様な会話がかわされています。
 

 何も言わないのに、I先生は、2つのNewスライムを混ぜ合わせてしまっています。

 何と、マーブル模様になりました。地層の学習でも利用できそうな感じです。


 そのうちにI先生がこんなことをしてしまいました。

I先生「題して〈ハサミのかくれんぼ〉」
 なぜか笑ってしまいました。

 たのしいんでいるうちに、Newスライムのいろいろなたのしい使い方が出てきました。
 学校で先生によく注意される子どもたちがいます。しかし、そういう子どもたちの中から、新しいアイディアが生まれたり、発見や発明も出てくる可能性があるのです。
 決められたことだけ、許されたことばかりをやる中からも、教師が意図した程度のたのしさは生まれるでしょう。
 しかし、周りの人たちを巻き込んでいく様なたのしさ、新しい時代を切り開いて行くようなたのしさは、決められたことばかり、周りの人たちが〈やってよい〉といったことばかりをやっている中からはほとんど生まれないと思うのですが、どうでしょうか。
 事実、社会を動かすほどの発明や発見は、周りの人たちと同じことをやっていた中から生まれたのではありません。時には〈やめなさい〉と言われてもやめられない様な没頭した行動の中から生まれてきたのです。

 子どもは本来、親や教師の予測を超えたことができる、可能性あふれる生命体です。
 それが実は私たち人間がここまで成長できた大きな理由の一つでもあるでしょう。

 子ども様な感性を大人も持ち続けたい。
 教育にたずさわる人たちは特にそれを大切にしていきたい。
 そういう子どもの様な感性を守り育てることも〈たのしい教育研究所:RIDE〉の大きな活動の一つです。
 子どもの様な感性を持った人たちにぜひきて頂きたいですし、そういう気持ちが無くなってきた気がする、という人たちにもぜひきてもらいたいと思っています。このリンククリックで〈学ぶ笑顔と賢さ〉を育てる活動を応援してください!