たのしい教育Cafeで、前回から引き続き仮説実験授業 授業書「ふりこと振動」をたのしんでいただきました。
この授業は、ガリレオのはじめの科学研究の成果を体感するもので、仮説実験授業の記念すべき初めての授業書です。
とてももりあがりました。
ふり子の等時性を体験していただくのですけど、ここで長年のわたしの疑問が出てきて新しいプランが出来上がりそうな予感がしています。
授業書の問題の中に出てくるのですけど、1mのふりこの周期はいくらになると思いますか?
たのしい教育Cafeで、前回から引き続き仮説実験授業 授業書「ふりこと振動」をたのしんでいただきました。
この授業は、ガリレオのはじめの科学研究の成果を体感するもので、仮説実験授業の記念すべき初めての授業書です。
とてももりあがりました。
ふり子の等時性を体験していただくのですけど、ここで長年のわたしの疑問が出てきて新しいプランが出来上がりそうな予感がしています。
授業書の問題の中に出てくるのですけど、1mのふりこの周期はいくらになると思いますか?
今週のメールマガジン「たのしい教育」第206号を執筆しています。
メールマガジンは、①たのしい教育研究所 今日この頃 ② 学校や家庭で利用出来るたのしい授業 ③ おすすめ映画 ④ たのしい教育の発想法 の章でできています。
今日は、①板倉研究を訪ねた時の様子と ④1993年に板倉聖宣が語った「世の中は必ず変わる」というお話をまとめています
④の一部「板倉聖宣1993 世の中は必ず変わる」の始まりの部分をお届けします。
今回の東京出張の大きな成果の一つが、仮説実験授業の生みの親である板倉聖宣(1930年5月2日生まれ86歳)からお話をうかがうことができた事です。
ここ数年は何度かの入院を繰り返しているので、ほんの少しの時間だけでもと思っていましたが、二時間近くもいろいろなお話を伺うことができました。
たくさんお話を聞かせていただいた頃、いつものお話後昼寝の時間だというので、板倉先生はしばし休憩。
その後板倉先生の奥さんの玲子さんからも一時間以上お話を聞かせていただきました。
「板倉先生が起きてからまた続きを」と言ってくださったのですけど、疲れさせては心配なので、そのままおいとますることにしました。
板倉先生のお話を少し書き起こしてみます。
仮説実験授業研究会が1964年3月3日に「仮説実験授業の記録」①②を創刊しました。「仮説実験授業研究 別冊」となっています。
雑誌「理科教室」に発表した 仮説実験授業の授業書「ふりこと振動」の授業記録です。
仮説実験授業創設期の重要メンバー「庄司和晃」が、成城学園初等学校の5年生38人に実施しています。
その中に、とても興味深い記述があります。
子どもがつぶやいた、こういうアイディアです。
Cくん「糸でんわでもやっぱり振動するので、声がつたわると思う。もしも大きな山と大きな山に、糸でんわでじゃまがないようにして、片方でしゃべったら、糸の振動でむこうの山にも伝わるだろうか」