クイズでたのしく賢く/たのしい教育メールマガジンから

 毎週金曜日は〈たのしい教育メールマガジン〉の発行日です。夏休みに入ったので〈たのしい教育実践編〉には、1時間ものの授業ではなく〈近くの人とたのしめるクイズ〉を出してみました。時々こういう軽い内容もお届けしていて、それもけっこう好評です。

 今回出題した10問から3問紹介しましょう。
 近くにいる人と一緒に考えてみませんか。答えは半日後に掲載します!

①〈1円玉〉の直径はちょうど1cmになっている

⇨(◯ ×)

 

② Bさんは苦手とするマラソン大会に出場しました。
 男子20名中、前半は18位でしたが、後半、少しずつ調子が出て来て、17位、16位、15位、14位と抜いて、とうとう13位の人を抜いてゴールしました。
 Bさんの順位は何位だったでしょう?

 

③中学生以上の問題
 Aさんは、長さ1.3mの釣竿を送ろうとしましたが、窓口で「縦横高さがそれぞれ1mを超えるものは送ることができません」と断られてしまいました。
 しかしAさんは、ある工夫をして、見事そのまま送ることに成功しました。どんな工夫をしたでしょう?
 竿を折ったり曲げたりすることはできません。

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たのしい教育研究所の活躍する先生たち/日本一元気でたのしく賢い沖縄県となる

 たのしい夏休みが始まりました。以前書いた〈活躍する先生たち〉の記事が好評で、もしかするとうちの学校の先生ですか? という様なお便りも届いています。たのしい教育研究所は県や国との関わりで仕事をすることもあり普通の組織団体より〈個人情報保護〉の規定が強固になっています。 このサイトにも特別な場合を除いて固有名詞は出さないことにしていますので、ご了承ください。

 沖縄県内のいろいろな小学校に〈たのしい教育を志す先生〉たちが育ってきていることに関連して、今回も一つ紹介させていただきます。
 たのしい教育研究所のおすすめ教材は、自分のクラスでたのしむだけでなく、いろいろな学年の子どもたち、保護者のみなさんも一緒にもりあがることもできます。
 夏休みに入り、日頃たのしい教育研究所で学んだり講座などで活躍している先生たちからいろいろな写真が届いています。その中に「学校で〈夏休み たのしいものづくりイベント〉を企画したら、予想を超えて150人くらいの子どもたちが集まりました」というメールがありました。

 いろいろな先生や保護者の方たちがヘルプしてくれたという話でしたけど、この人数を一人で仕切ってしまうわけですから大したものです。

 たのしい教育を学んでいく中で、これだけの実力を身につけていった先生は一人二人ではありません。これだけのことができる様になってきたということはそろそろ〈いっきゅう先生たのしく賢くサイエンス〉という冠だけでなく〈◯◯先生のワクワクものづくり教室〉という様なタイトルの講座も可能ではないかと考えはじめています。

 いろいろなところで〈たのしい教育〉が広がっていくことがたのしくてならない暑き夏の日々です。日本一元気でたのしく賢い県になるという一つの夢は、手の届かない夢ではありません。みなさんの応援もよろしくおねがいします。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

 

 

楽しい自由研究 料理に出て来たトマトのタネは育つのか? 楽しい理科教育

   自由研究は理科教育の夏の定番といってもよいでしょう。できれば〈やる・やらない〉も自由にして出していただけたらと思っているのですけど、大抵は「全員やってくるように」というパターンの出題です。そういう中で本物の研究をすすめるためには〈たのしさ〉が最も大切です。

 今回は、一つ前の記事の続き〈食べているトマトのタネは発芽・成長するのか?〉について見ていきましょう。

 予想を立ててくれたでしょうか?

問題
サラダに乗っている(あなたが食べている)トマトのタネを取り出して、水も温度も空気も適した状態で発芽実験してみます。
そのタネは発芽するでしょうか?

 

予想 ア.発芽する
     イ.発芽しない
    ウ.その他

 

どうしてそう予想しましたか?

たのしい教育研究所のメンバーが実験した結果をごらんください。

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2017年6月25日(金)  食べているトマトのタネで実験開始!

 

2017年7月2日(日)

 

2017年7月17日(月)

 

いかがでしょうか。

予想を立てて見ると、それが当たっていても間違っていても、たのしく学べると思いませんか。

たのしい理科教育・たのしい自由研究は、これからも続きます。

このまま成長していって、またトマトの実がつくとたのしさがさらに広がります。
しかし、トマトにならないとしても、それはそれでたのしく賢くなる結果の一つです。

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理科教育でもトップとなりました〔3冠達成〕教師教育・生涯学習も連続一位/トマトの発芽

 理科教育カテゴリーを〈人気ブログランキング〉の新たなエントリーに加えて約1ヶ月、みなさんのお陰で一位を獲得することができました。〈教師教育〉〈生涯学習〉の2つを加えて、これで3冠達成することができました。こころから感謝致します。
 このサイトを伝搬させていただいている方もたくさんいてくれることがとても心強いです。今後とも応援をよろしくお願い致します。

 さて「理科教育」でもトップになったところで、少し〈理科教育〉について考えてみたいと思います。
 理科教育という場合〈科学教育〉との違いが問題になることがあります。
 理科の専科を長く担当したこともあって、教員研修の中で時々〈観察と実験を合わせたものが理科である〉という説明を聞かされてきましたし、インタネット上のサイトを読んでもその様な書き方をしているものがいくつも見つかります。

 しかし科学でも〈観察〉を扱うことがたくさんあります。観察を抜きにしてペニシリンが開発はできませんでしたし、動物の生態を研究するにも観察は欠かせません。〈医学〉という科学では、例えばある薬を処方した時の〈経過観察〉が重要になります。

 理科なのか科学なのか、という場合には「学校システムの中で取り扱う〈科学的な内容〉を整理したものを理科と呼んでいる」と考えた方がよいでしょう。

 理科も科学ですから〈仮説・実験〉が必需です。

 研究所の仲間たちと作成している〈キッチン〉をテーマにした予想チャレンジ授業があります。
 その中にこういう問題があります。

サラダに乗っている(あなたが食べている)トマトのタネを取り出して、水も温度も空気も適した状態で発芽するか実験してみます。
さてそのタネは発芽するでしょうか?

 

予想 ア.発芽する
     イ.発芽しない
    ウ.その他

どうでしょう・・・タネというのは一旦乾燥させて、来年のトマトのなる季節にまかなくてはいけないのでしょうか?
それとも、食べているトマトのタネをとって育てても発芽成長するのでしょうか?

みなさんも予想を立ててみませんか。
次回、この結果をおとどけします。

そうやって予想を立てて確かめることが科学です。

それらを繰り返しているうちに「発芽とはどういうことか」が科学的にわかる様になれば、たのしい教育の教材として価値あるものになっていきます。

 そうやって出来上がった〈たのしい教育プラン〉がいくつも出来上がりました。この夏も、そのプランをたずさえていろいろなところで授業してきます!

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