(告知)沖縄市の公民館で小学生対象 体験型ワークショップを月一回開催します(沖縄市出前児童館事業)

  •  沖縄市 桑江朝千夫 市長と 当研究所所長 喜友名 一 間で正式に契約書が交わされ、沖縄市の5ヶ所の公民館(センター自治会・越来自治会・海邦自治会・泡瀬自治会・池原自治会)で、月一回 体験型のワークショップ(出張講座)を開催する事が決定致しました。
     各自治会の近くに住んでいる小学生は、たのしい教育研究所の授業をたっぷり2時間、無料で受講することができます。その日のみ、単発での参加も可能です。
     ものづくりをしたり、実験をしたり、ゲームや読み語りなど、いろいろたのしいことを計画中です。以下の地区に住んでいる知人・親類の方がいましたら、ぜひ宣伝お願いします。教材の準備や、公民館との調整もありますので、受講できる人数は1つの公民館につき20〜25名くらいまでになります。

ある学校での子ども達との授業の様子

日時と会場について
授業は基本的に、毎月第三の週に実施することになっています。

まず今月2017年6月の開催についてお知らせします。

○ 6/19 月曜日 16:00〜18:00 センター公民館(自治会)
○ 6/20 火曜日 16:00〜18:00 越来公民館(自治会)
○ 6/21 水曜日 16:00〜18:00 海邦公民館(自治会)
○ 6/22 木曜日 16:00〜18:00 泡瀬公民館(自治会)
○ 6/30 金曜日 16:00〜18:00 池原公民館(自治会)

 受講に関しては、近くの公民館の方にお問い合わせ下さい。年間の大きな流れはハンズオンさんが担い、たのしい教育研究所は、その全体の中で毎月5回のみ担当します。お間違いの無いようにお願いします。
 たくさんの子ども達に〈学ぶたのしさ〉を伝えていきたいと思っています!1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

たのチャンがますます可愛く、研究所はますます元気に忙しく!

 たのしい教育研究所の忙しさがどんどん増す日々、たのしい教育研究所のウェルカム担当 たのチャンがお化粧なおしして、可愛くなりました。研究所のナカさんと娘さんの共同作業です。感謝。

 ディズニー映画のヒロイン〈モアナ〉に少し似てきた感じもしています。
 たのチャンの下には、刈り取られる寸前だったヒメジョオンたちも彩ってくれています。あれから一週間たちますが、まだまだ元気です。研究所にたちよる際には、ぜひ御覧ください。ちなみに、鉢に植えたヒメジョオンたちもしっかり根付き、いろいろな方たちがもらっていってくれました。残ったものはタネを採って、元の公園にまいてきたいと思います。

 おかげさまで、たのしい教育研究所には数々のたのしい授業依頼が届き、来年の予定まで埋まって来ています。みなさんのご要望になかなか応えられないこともあるかもしれませんが、可能な限りがんばっていきます。応援よろしくお願い致します。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

たのしい花さんぽ 安里肇栄さんと歩く野山 身の回りの愛しい植物たち

 たのしい教育研究所の応援団の一人で、名著「おきなわ野山の花さんぽ」の著者 安里肇栄さんを講師に招いて〈第一回フィールドワーク 花と親しむ野山さんぽ〉を実施しました。

 沖縄県の自然の宝庫〈やんばる〉を歩くのではなく、ごくふつうの先生達が普通に目にする植物にまず親しみたいということで、中部の山を選びました。これが実にたのしく学び深い散歩となりました。花を観たり実・タネを観たり…


ノボタンの近縁種〈テンニンカ〉の花も見つかりました。桃の花の色に似た清楚な花です。

 たのしい教育研究所のメンバーで〈イルカンダの小径〉と名付けた山路を行くと、安里さんが愛用のカメラを構えて何枚も写していました。イルカンダはツル性の植物で、モダマを小さくした様な感じです。

 イルカンダの花は〈幻の花〉と呼ばれているそうです。しかしこの小径を行くと、時期がくればいくつも観ることができるでしょう。

 久しぶりに子どもの頃、服にくっつけて遊んだ植物を見つけました。文字を書いたり、簡単な絵も描けます。しかし最近はほとんど目にしたことがありません。

 子どもの頃は名前を知らなかったのですけど〈アレチヌスビトハギ〉というのですね。ピンクのきれいな花です。

 安里さんと歩く野山で、たのしさがグンと広がりました。
 参加した皆さんから大好評だったことと、安里さん自身が「ぜひまたやりましょう」と言ってくださったこともあり、何よりわたし自身がとてもたのしかったので、研究所の仕事が少し落ち着いたころ、第二回のフィールド・ワークを企画します。興味のある方はチェックしていてください。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

 

 

 

 

学習意欲を高めるたのしい教育 板倉聖宣の講演から/たのしい自由研究で賢くなろう りゅうぎんキッズスクール

 日本だけでなく世界の教育の歴史の中で初めて「たのしい教育の重要性』を体系づけたのは間違いなく仮説実験授業研究会代表(日本科学史学会会長)の板倉聖宣です。板倉聖宣のかつての講演『学習意欲を高めるたのしい授業』の一部をお読みください。

 今ご紹介頂いたように国立教育研究所というところで、主として自然科学の歴史に関する研究に従事しております。もっとも最近は「日本の歴史の授業」も始めております。「美術の授業」にも関心を持っております。 今さっき紹介いただいたように、亡くなられた遠山啓先生などと一緒に『ひと』という雑誌をやってまいりました。

 さて今回は「学習意欲を高めるたのしい授業」というテーマですけども、こういうテーマの話が講演会で行なわれることはあまりありません。日教組のスローガンにしても、文部省の合言葉にしても、だいたい「たのしい学校」というようになっています。「たのしい授業」とはなかなか言いません。授業はなかなかたのしくならないけれども、学校はたのしくなる。休み時聞は友だちがいますし、勝手なことができますから。学校へ行かないと孤立してしまいます。けれども、学校へ行けば少しはたのしいことがあるだろう。だから〈休み時間ぐらいはたのしくできるようなことがいいなあ〉ということだと思います。今のところそういうスローガンが日本の教育の現状に一番あっているのかもしれませんが、私のように教育の研究をしている人聞からすると、「もう少し何とかならないだろうか」という気がいたします。

 わたくしどもは「たのしい授業」ということにこだわっております。
 「たのしい授業ができればそれにこしたとこはない」というのはだいたい誰でも一致していて問題ありません。しかしちょっと話が進みますと「たのしい授業なんかできっこない」と考えられているようです。しかも「そういうことができないといけない」となると今度は、「それは生徒に迎合することであって、そんなことをしたら生徒はますます勉強しなくなってしまう」というふうに考える人たちが出て来ます。

 勉強というのは、読んで字のごとく強いて勉めている。「勉める」という字はく苦しいということです。だから、〈もともと苦しいもの〉である勉強に〈たのしさ〉を求めるなんていうのはまちがっている、というわけです。
 子どもたちがそういうふやけた気持になっているからいけない。教師がそれに迎合するとは何事であるか。というような考えを大なり小なり持っておられる方も少なくないと思います。

 しかし、本当にそうなんでしょうか?

 

 1979年12月 山口県 岩国市民会館 にて

 たのしい教育研究所の授業は、板倉聖宣のこの問題意識

勉強というのは、読んで字のごとく強いて勉めている。「勉める」という字はく苦しいということです。だから、〈もともと苦しいもの〉である勉強に〈たのしさ〉を求めるなんていうのはまちがっているのでしょうか?

という問題意識を受け継いでいます。そしていろいろなところで〈たのしく賢くなる活動〉を実施しています。そこに参加して下さった皆さんは〈たのしいからこそ本質的な賢さがみについてくる〉ことを体感してくれています。興味のある方はぜひたのしい教育研究所の授業にお申込みください。

 たのしい教育研究所の授業は代表の喜友名の授業だけで計算しても年間70〜80本ほど、研究所の所員の授業を合わせると150本ほどの授業を実施しています。多くは学校等によばれたり、教育関係者限定の授業などですが、一般向けの大きな授業も年間10本ほどは実施しています。

 その一本が、8月に北谷町と那覇市で実施する授業です⇒こちら 

 りゅうぎんの主催(那覇市教育委員会・北谷町教育委員会後援)事業で「小さな世界をたのしもう」を実施します。一緒にレーウェンフックがひらいた〈小さな世界〉をたっぷりとたのしみましょう。〈沖縄からノーベル賞を!〉の意気込みで準備をすすめています。昨年は保護者の皆さんも立ち見でも良いからということで会場に入り、一緒にたのしんでくれました。
 6月26日申し込み開始です。ゆっくり時間のある時に申し込もうとすると、定員に達してしまうおそれがあります。興味のある方はぜひお申込みください。56年生対象です。

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