贅沢〈たのしい教育Cafe ♪ 6月〉読み語り、仮説実験授業、たのしい授業プラン、たのしいゲーム、自由研究でいっぱいもりあがる!

 たのしい教育研究所では、一般の教育関係者の皆さんに自由に参加していただけるように、月一回〈たのしい教育Cafe〉を開催しています。先日〈6月のたのCafe〉が開催されました。募集は10名程度ですけど、毎回その数を軽く超えてしまいます。

 

今回の内容は

たのしい読み語り
たのしい授業プラン〈植物の分類〉
仮説実験授業「生類憐れみの令」
たのしいムードアップ・ゲーム
じゃんけんゲーム
知的対戦ゲーム〈マンカラ〉
「トイレのおかげ」
「ラブラブメガネ」
その他

 たのしい教材を三時間たっぷりたのしみました。

 長年、教育関係の講座などを渡り歩いてきましたが、これだけの内容を提供できるところを私は知りません。たのしい教育に興味関心のある方は、だまされたと思って、一度参加してみるとよいと思います。居心地よい場所で、ゆったり自分のペースで参加しているうちに、ついつい前のめりになって参加している自分に気づくことになると思います。

 7月の〈たのCafe〉はアウト・ドアでたのしめる「ネイチャーゲーム」を中心に場所を〈うるま市石川青少年の家〉に移して開催します。期日も第二水曜日ではなく7月2日(日)午前です。親子での参加も可能です。興味のある皆さんは早めにお申込みください。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

たのしい教育Cafe

お答え:いっきゅう(喜友名)先生の授業はいつどこで受けることができますか?

 たのしい教育研究所には「いっきゅう先生の授業はいつどこで受けられますか?」という問い合わせがたくさん届いています。夏休みになると〈自由研究の相談にたずねていっても良いですか?〉 というお話もたくさん届きます。

 しかし多忙ないっきゅう先生の現状では「直ぐに」というのはほぼ難しく、研究所の問い合わせフォームから申し込んで頂いて、いっきゅう先生の時間を押さえてからということになります。既に一年後の授業も組まれはじめていますから、関心のある方はぜひ個別にお問い合わせください。

 特設の授業ではなく、年間で組まれているいっきゅう先生の授業がありますから、事前にチェックしておいて申し込むということがおすすめです。いっきゅう先生のおおよその年間の授業について並べてみましょう。これでほぼ80%程度は含まれていると思います。費用がハッキリしているものについては記載しておきます。


❍ 県や市町村、企業などから依頼されている授業・講演等⇒ 年間10本程度をめどに受託しています⇒ ほぼ無料。募集を含めてこのサイトに告知しています 大人・子ども・教師・学生など幅広い皆さんの受講が可能なものが多いです

 

❍ たのしい教育研究所の主催講座⇒ 年間 3 回をめどに開催しています⇒ 1回 3000円程度 ⇒ 大人・子ども・教師・学生などいろいろな対象に向けて実施しています。近づいたらこのサイトで告知しています。近いものでは8月19日(土)にはうるま市ユラテクで「大人も子どもも自由研究がやめられない!」を開催予定!

 

❍ 若い教師のためのたのしい教育ワークショップ⇒ ほぼ毎週土曜日に開催⇒ 教師を目指している皆さん(学生含む)対象です。たのしい教育の紹介や実技、採用試験に合格するための内容など

❍ たのしい教育Cafe ⇒ ほぼ毎月(スペシャル講座等のある月は除く)⇒ 教育関係者対象⇒ いっきゅう先生の持ち時間は一時間から30分程度で、若い先生も実施可能な、子ども達と仲良く賢くなる授業を実施

 

❍ 学校や団体から依頼される授業⇒ 年間数本をめどに受託 ⇒ 事前にその学校や団体に問合せて許可を得て受講 ⇒ このサイトにはあまり掲載していませんので、興味のある方は個別でお問い合わせください

 

 

❍ 県外の大会・研究会等での発表や授業⇒ 個別にお問い合わせください

 

❍ ミニ講座⇒ 募集などをかけずに、数名で開催する講座 ⇒「花と親しむワークショップ」や「夜の虫たち探検」など ⇒個別にお問い合わせください

 

❍ NPOメンバーの黒帯研修会⇒ 内容によっては一般の教育関係の方も参加可能です ⇒お問い合わせください

 

♪カウンセリングは緊急のものも多いため、いっきゅう先生のスケジュールを最大限調整して、優先的に組ませて頂いています ⇒ 5000円/h ⇒遠慮なく、お問い合わせください

 

❍ 実際の授業ではありませんが、文章で学ぶこともできます。通信教育的な意味で購読しているという方もたくさんいます⇒ 毎週金曜日発行「たのしい教育メールマガジン」⇒ 家族、クラス、職場などで利用できるたのしい教材や、観たくなる映画のコーナー、たのしい教育の発想法などが満載の大人気の発行物です ⇒ 年間購読9600円 ⇒ 随時受付け

 いっきゅう先生(きゆな先生)は「いくらでも授業や講座や講演会をしたい」というタイプですが、ここに書いたように、年間100本近くの講座や講演、それにカウンセリングなどを入れるとかなりの回数になることに加えて、〈執筆活動〉も数々こなしている状況ですから、役員会の話し合いで「いっきゅう先生の授業や講演に関してはこれ以上増やすことは難しい」ということになっています。ご確認のうえ上記のいずれかにご参加ください。

 ところで、いっきゅう先生の直接の授業ではありませんが、開発した教材や授業の方法、たのしい教育研究所のスタッフの授業などはこの他にいくつもあります。併せて紹介いたします。

☆ キミコ方式 三原色でたのしむ絵画教室 ⇒一回3時間程度 ⇒ 大人子ども含む3〜4名で開催⇒ 4000円程度

 

☆ 公民館等での授業⇒ 沖縄市在住の小学生対象 ⇒月一回 ⇒ 本サイトをチェック

 

☆市町村からの依頼⇒ 不登校の子ども達向けの授業など ⇒ 個別でお問い合わせください

 

☆ 校内研修での授業 ⇒ 要請に応じてスタッフを組んで授業しています

 

☆学級がうまくいかない時などの個別相談、教材アイディア。よみかたり教材、ものづくり教材のレッスンなど⇒教材の提供込みで一回3500円

 

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たのしい友きたる。またたのしからずや。

 友あり遠方より、たのしい教材と美味しいドーナッツを持ちて来たる。またたのしからずや−−−−教師を満期まで勤めあげて退職したAさんは、学校教育からスパリと遠ざかり畑と趣味とにいそしんでいます。Aさんの方が何歳も年上なのですけど、仮説実験授業のサークルを一緒にやっていた仲間なので歳や立場の上下なく、いつも仲間としての語らいです。見た目も若く見えます。
 教育から離れたとはいえ、もうちの公式サイトをいつも読んでくれていて、今回は「野の花を楽しもうの記事、良かったよ」と遠方からおしゃべりしに来てくれました。明日の「たのしい教育cafe」用に、絵本や教材も携えてプレゼントしてくれたりで、忙しさの中ののんびり時間となりました。
 たのしい教育仲間の存在は元気の源です!

 Aさんの持ってきてくれたたのしい教材は、トイレット関係で笑える教材です。
  たのしい教育Cafe@June.にはたくさんの先生達が参加してくれましたが、若い先生たちにもベテランの先生たちにも大受けでした!1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

 

オカルト V.S. たのしい教育 「科学的とはどういうことか」

たのしく賢くなる たのしい教育 「タネから出るのは芽が先? 根が先? それとも同時なの?

   たのしい教育を受講すると、なぜ賢くなっていくのか。それはたのしい教育の根底に〈真理を見つけていく過程〉のたのしさがあるからです。そういうたのしさを味わうと、「しなくてはならない勉強」とは別に『自分でこれを学びたい』という気持ちが湧き上がって来ます。だから必然的に賢くなっていくのです。

 たのしい教育の内容は、絵を楽しんだり、ものづくりをたのしんだり、自然をたのしんだり、友達づくりをたのしんだり、知恵と工夫をたのしんだり、英語をたのしんだりと、かなりたくさんの巾があります。その中に〈真理を見つけていく過程〉がベースとなる授業がたくさんあるのです。それらは必然的に「科学的な見方・考え方」につながっていくことになります。
 真理を追求して来た科学は時に〈オカルト的〉なもの〈スピリチャル的〉なものと闘ってきました。今回は、そのお話しをさせていただきます。

 自由研究がテーマの講演会や授業などでオススメしている本があります。「科学的な見方 考え方」板倉聖宣(仮説実験授業研究会代表)です。たくさんの人たちが興味を持ってくれています。大人が読んでもたのしく学ぶことができる一冊です。

 本の中には身近なもので簡単に実験できるもの、自由研究の題材となる実験がいくつもまとめられています。
 目次の一部を御覧ください。


 この本の優れたところは、たのしい実験を通して、科学的な見方・考え方の根幹に触れる内容となっているからです。たとえば「オカルト的なもの」を取り上げて、科学的な見方や考え方について語ってくれています。少し書き抜いてみましょう。

 

 もしも、念力というものでスプーンを曲げるのだとしたら、念力というものはずいぶん大きな物理的な力を出すことができることになり、これまでの物理学の体系のみならず、近代社会が一度につぶれてしまうことになります。
 もちろん、物理学の体系や近代社会の基礎がつぶれてもそれが本当ならしかたのないことですが、それだけの大きな変革を覚悟するにはよほどたしかな実験が必要ということになります。

 そこで改めてその実験条件を見なおしてみると、あまりにもデタラメであることがわかります。
「カラの弁当箱から卵が出てくるのを自分のこの目でたしかに見たのだから、物質保存の法則はまちがっているとしか考えられない」といった性急さが見られるのです。
 古来、いわゆる無知な人々だけでなく、かなり名の知れた学者たちもさまざまなトリック、錯覚にだまされつづけてきました。
 そこで、近代の科学者たちはそういうトリックにひっかからないように、いろいろな配慮をしてきました。

 科学の世界では、その実験や理論が、もっともわかりの悪い(疑い深い)人々でも認めざるをえないようになってはじめて定説として承認されるのです。
 それでもなおかつ科学者たちはよくとんでもないインチキ誤認をひきおこします。
1895年末にレントゲンによってX線が発見されたあと、N線だ、螢線だ、G線だとずいぶんたくさんのあやしげな「大発見」が報じられました。それら30近い「大発見」のうち本当だったのは、ウラン線つまり放射能だけだったということもあります。

 他の「大発見」は他の科学者によって追試されても同じ結果をもたらさないのでインチキか誤認であることが分ったのです。

 19世紀後半以後だけでも、有名な科学者がだまされたそういう事件はたくさんあります。

 ダーウィンと独立に進化論を唱えたことで知られるウオレスや著名な物理学者オリバー・ロッジなどがいかさまの心霊術にこったことは有名です。
 1911~12年には、アマチェア化石学者のドーソンという人が新しい人類の化石を発見したというので人類学者たちをわきたたせたことがあります。
 この化石人類はピルトダウン人と命名されて教科書などにものせられましたが、40年余りのちの1953年になって実はこの化石はその発掘者ドーソンによって人工的に作られたものであることが明らかになりました。

 そういう事件はこれまで決して少なくないのです。
 心霊だ、念力だ、テレパシーだ、超能力だと用いる言葉はさまざまですが、そういうものはこれまで何度も科学の歴史の中に姿をあらわし、何人かの著名な科学者の目をもこまかし、やがてペテン師によるトリックであることがわかって歴史から忘れ去られていくということを繰り返してきたのです。

 とくに日本では1910~11年(明治43~44年)におきた「千里眼事件」というのが有名です。この事件は今度の「スプーン曲げ事件」よりもっと大々的な事件だったようです。
 このときは東大の心理学の助教授福来友吉文学博士と京大医学部の今村新吉博士の二人が透視と念写(物を透して見る超能力が透視、念力で写真乾板に感光させるのが念写)の実験に成功したと発表したことにはじまります。

 このときは物理学出身の前東大総長山川健次郎はじめ、東大物理学教室の人々のほとんど全員が実験に立ちあい「もしかすると本当かも知れない」と思ったり、そのトリックをあばいたりして何回も実験しました。
 そこでジャーナリズムは今度の「スプーン曲げ事件」のときよりも大々的なさわぎになったようです。

 このときは2人の中心的な霊媒(超能力者)が相ついで自殺、病死し、福来友吉博士が東大助教授の地位を追われるという形で幕が下りたのですが、心霊術に幻想をいだく人々はそれ以来また心霊術ブームの復活をねらっていました。

続く

 

 推理モノとしてもわくわくドキドキする様な内容です。興味のある方は、ぜひ注文して手にしてください。図書館で借りるのもよいのですが、そばにおいて実験したりしながらというのがよいので、やはり自分のものにしていた方がよいと思います。科学が苦手、科学的な見方・考え方をたのしく学びたいという大人の皆さん、学校の先生方にもぴったりです。⇒ 仮説社のページ

 たのしい教育に触れると、もっともっと勉強したくなる。そして、だまされないものの見方・考え方ができる様になってきます。そして、今の社会を素晴らしいものにしてきたいろいろな人達の知恵と工夫、熱意とたのしさに触れることになるのです。たくさんの人達がたのしい教育研究所の授業を体験して欲しいと思っています。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!