「月」の学習/ブルームーン って何?

最近書いた「月の満ち欠け」の続きで、「月」のお話を書きましょう。

みなさんは、ブルームーンという言葉をご存知でしょうか。
大気中の細かい塵で、月が青く見えることがあります。
まさにブルームーンです。

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それだけではなく「めったにないこと」をブルームーンと表現します。
今月2015年7月は、そのめったにないことが起こる、今月はブルームーンの月です。

月の満ち欠けと暦とのズレで、一ヶ月に2度、満月になるのです。

7月2日が満月でした。
7月31日も満月です。

さて、こういうことは、どれくらい「めったに起こらない」ことなのでしょう?

次のブルームーンは、どれくらい後なのでしょうか。
予想してみてください。

 

ブルームーンは、およそ3年ごとに起こります。

次のブルームーンは2018年5月30日です。
今月は3年に一度の貴重な月です。
晴れるといいですね。

「新月(月がほぼ見えない状態)」から次の「新月」が起こるまでを元にする「太陰暦」にしてしまえば、こういうことは起こらずにすむのですけどね。

わたしは「太陰暦」が大好きです。

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たのしい教育Cafe 7月!/たのしい授業のネタにことかきません/プリッツ団子

昨日は月に一度の「たのしい教育Cafe」の日でした。
いろいろな人たちが集まって、たのしい教育の方法を紹介し合います。
もちろん、ただ味わっていただくというのでもOKです。
残念なことに台風が接近してしまい、急遽、その対策に追われて参加できなかった方もでましたが、時間いっぱいとてもたのしい研修会でした。

・焼きチーズ フォンデュ・プリッツ団子
・非常食の食べ比べ
・たのしい薬物乱用防止授業プラン「薬と毒」
・たのしい読み語り
・たなばたの願い
・たのしいゲーム入門
・中学生に伝えたこと
・サイエンスチャレンジの話
・来月の たのしい教育 in  宮古島 について
・ドキドキ狩猟入門
・その他

毎回毎回、よくこれだけたのしいものに事欠かないなと不思議に思います。
今回は偶然にも「食べ物ネタ」がいろいろ出ました。

その中から、まず「プリッツ団子」を紹介させていただきます。

学期末のクラスパーティーでも盛り上がると思います。
およそ20分くらいでは一クラスで味わうくらいたのしめると思います。

ものづくりハンドブックにある島百合子さんの記事が元になっています。

流れを簡単に書くと
1.白玉粉を水でといてお団子にします
2.沸騰した鍋に入れて、浮き上がったら冷やします
3.砂糖ときな粉をまぜて、それに団子をからめます
4.プリッツを串にして、プリッツごと味わいます
スクリーンショット 2015-07-08 22.00.01 スクリーンショット 2015-07-08 22.00.07 スクリーンショット 2015-07-08 22.00.16とても好評でした!

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たのしい自由研究のすすめ/自由研究こそ本物の研究!「花の給水実験」2-きのこも同じかな?/植物のからだの研究のきっかけとして

自由研究の題材/自由研究のネタ として書いてみます。私が小学校の頃やったことがある実験で、たのしい教育の伝統としてぜひ受け継いでいきたい内容です。

以前に書いた

「実験に失敗はない  予想が外れただけ」https://tanokyo.com/archives/6235

の続きです。
そこでは植物の着色実験(給水実験)をしました。普通に見られる植物と、キノコの色のつき方(給水)が違う結果が出ています。

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いつもの様に忙しいさなか
「身近にあるキノコで試してみると変化のスピードが速くてわかりやすいのではないか?」
という、かるい気持ちで試してみると、たしかに予想した通り、変化のスピードは速かったのですけど、色のつき方(給水の仕組み)でハッキリとした違いがある。という事を知ったわけです。

落ち着いて考えると、色のつき方が違うのは、当たり前なことなのです。
でも、実験をしてみたおかげで、自分でもそれをハッキリ認識することができた、というわけです。

だから

「どっちに転んでもシメタを探せ」座右の銘

なのです。

その後、学校の先生方への授業の時に、キノコの茎を二つに割いて、色の染み込み方を調べてみました。

30分くらいで、この様に変化していきます。
先生たちも、興味をもってくれました。
一回の授業の間で見せてあげられると思います。

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どうして、そういう色のつき方になったのか?

キノコなどの菌類と、普通にみられる植物との身体のつくりが違うのです。

よく見られる植物は「維管束(いかんそく)」といって、水の通る道や、作ったデンプンなどを通す道がちゃんとできています。
人間の血管の様なイメージです。

この写真をみると、色水が通っていく場所がハッキリとしますね。
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ところがキノコなどの菌類は、そういう仕組みが身体の中にできていません。
ですから、ティッシュや脱脂綿が水を吸い込んでいく様に、全体的に染み込んでいくのです。

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「キノコの様なからだをもっている生物と、バラの様なからだの仕組みをもっている生物(植物)たち、そしてその中間の様な生物(植物)たち」

そういう視点で調べてみる。

また

キノコは植物といって良いのか?/キノコは何類?

という視点で「分類の基礎」からまとめていくということも、たのしい研究の一つになると思います。

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たのしい保健プラン「薬と毒」の紹介/薬物乱用防止プラン

10年以上前にまとめて、たくさんの方達が授業をしてくださったプランの一つですが、復刻して欲しいという要望があり忙しい中、構成を始めています。

薬物乱用防止のたのしい授業プランとして作成した「薬と毒」です。

子ども達が、たくさん発言してくれて、活発な中すすみ、後半は、じっくり聴いてくれる構成になっています。

子ども達の評価も先生方も高いプランです。

 

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【質問1】あなたは、これまでに病院にいったことがありますか?
おそらく、ほとんどの人は行ったことがあるでしょう。
病院に行くとたいていの場合お薬をもらいます。

あなたは、どういうお薬をもらったことがありますか?
あるいはどういうお薬を知っていますか?

知っている薬の名前や種類をあげてください。

薬の名前や種類
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【質問2】「薬」は体を治してくれるものです。
その反対のものは何でしょう?
…「毒」です。
毒は、時に人の命をうばうことさえあります。
あなたはどういう「毒」をしっていますか?
名前などがうかばない人は、公害病の原因や、ニュースになった事件・事故、テレビ番組や映画などから考えてみるといいでしょう。

毒の名前や種類
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【問題1】お腹の調子が悪くない人が、お腹の痛みを治す薬を、
風邪をひいてない人が風邪ぐすりを一日3回、毎日飲みつづけたとするとどうなると思いますか?
予想
ア 体の調子がますますよくなる
イ 体の調子が悪くなる
ウ 特になにも変わったことはおきない
エ その他

どうしてそう思いましたか?
あなたの考えを聞かせてください。

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こうやってすすんでいきます。
興味のある方はお問い合わせください。
予想では、あと一週間程度で完成します。

子ども達、先生方、保護者の方達の笑顔が輝く姿を本気で追求する
たのしい教育に全力投球の「たのしい教育研究所」です