「実践家でありカウンセラー」(カウンセリング 沖縄 LEAP)

先週,沖縄でスクールカウンセリングを精力的に実施しているA先生とたっぷりお話をする機会があった。
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A先生は中学を満期退職し,現在はスクール・カウンセラーとしていろいろな学校を回っている。
「荒れた」と表現される事もある学校現場で,子ども達と一緒に魅力的な学校行事を作って来た方で,その話はとてもエキサイティング。

私のLEAPカウンセリングにもとても興味を持って下さっていて,私もついつい,次のスケジュールがありながら,話に熱がこもってしまった。

カウンセラーという仕事は,実際に自分の子どもとの波乱の体験が無くてもできるし,学校現場で反発した子ども達との効果のあがった実践を経た人でなくても出来ます。
というか,そういうハードな体験を経ていない人も多いと思います。

けれど,自分の実践があって,それにカウンセリングという一つの輪が重なると,これはとても大きいものがあると思う。

私はカウンセリングを学びに県外に何度も足を運んだけれど,
「きゆなさんだから正直にいうけど…」
というフレーズに続いて,現場の教師に対する避難を何度も耳にした。
ひとつひとつ反発していられないほど,カウンセラーの中に学校教育システムや教師に対する反発が大きいものを感じたものだ。
ま,それは私の学びにいったところ限定なのかもしれないけど…

批判で解決するならカンタンですね。
批判ではなく,よりよいものを提案する,そういう形でカウンセリングもすすめていきたいものです。

時間が出来たらA先生と一緒に,実践家兼カウンセラーの一人として
「困った子ども達とのつきあい方−そのアイディアと実践−(仮題)」
という講座を開こうという話をしているところです。

それを学ぶ事は,おだやかなクラスを受け持っている人にとっても,さらにそのクラス経営にプラスの効果がでてくるはずだと思っています。
今は,やんちゃして反発・反抗してくる子ども達はいなくても,教師をしている限りは必ずそういう事に出あう事になります。
興味のある方は,うちのサイトをマークしていてください。

やりたい事があふれてとまりません(^^

いっきゅう

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☆インディビジュアル・サイコロジー

沖縄 カウンセリング −関係が悪くなっていく段階(LEAPカウンセリング)

86_8c8f047a5d前回の不登校のカウンセリングには,共感する声がいくつも届いています。
ありがとうございます。

今回もカウンセリングについてとりあげます。
もちろん生き方とか進路といったものについてのカウンセリングもありますから100%とはいきませんが,カウンセリングを申し込むクライエントさんは,相談対象となっている相手との関係が悪い状況で来る場合がほとんどです。

さて,LEAPカウンセリングの根元の一つ「インディビジュアル・サイコロジー(アルフレッド・アドラーの心理学)」では,関係が悪くなっていく段階をこういうように整理しています。

1.頻繁に賞賛を求めて来る段階
2.頻繁に注目関心を引いて来る段階
3.権力争いの段階
4.無気力・無能力のアピールあるいは復讐
※パワフルな相手だと復讐に向かい,
  逆に消極的な子は無気力・無能力のアピールへと向います

3と4の段階に入ると,自分の力で関係を修復しようとするのはとても難しい事です。
 早目にカウンセリングを受ける事をおすすめします。

1と2の段階なら,相手とのたのしい関係づくりをすすめる事で解決に向う事も少なくありません。
また,この場合でも相手とのよりよい関係を築くためのレッスンをうける事で,改善に向う例はたくさんあります。

さて,大切な事を書かせて下さい。
インディビジュアル・サイコロジー(アドラー系)カウンセラーでも時々
「100%この分類にあてはめて考える」という極端な人もいます。

しかし人間関係にもしも数学の方程式が成り立つにしても,その変数の数や度数の幅はとてもとても大きいのです。
わずか4つに全てあてはめられるワケがないじゃないですか。

では,こういう分類は無意味か。
いえいえ,そうではありません。
一つの見方として,こういうスケールを持っていると,
「もしかしたら今は権力争いの段階にすすんでしまっているではないだろうか?」
という予想を立ててながめることができるのです。

「権力争いではないか」と予想がたったら,カウンセラーは丁寧に,相手との関係について質問やその人の感情・感覚,行動などを確認しながら,
・あ,まだそこまでいってないな とか
・え,ぜんぜん悪い関係ではなくて,逆に相手は,その人が好きでアプローチして来ているんじゃない
という事で整理して,次の行動の選択肢を一緒に考えるという様な流れが出て来るのです。

今回はここまで。
また書きます。

沖縄 カウンセリング「先生方からの相談」LEAPカウンセリング

私がずっと教師を続けていたという事でしょう。
先生方からの相談事例もかなりたくさん来ます。

ある子ども,あるいは数人の子ども達との関係が険悪になって来て,悩みをかかえる事例は少なくありません。

怒り 男いろいろな状況を整理していくと「子どもをクラスの子どもたちの前で傷つけた事」をきっかけとして関係が悪くなる事例がけっこうあります。
気づかないうちにそれをやってしまうのです。
私もありました。

皆の前で注意してもへこたれない子ども達もたくさんいるのですけど,それはもちろん全員にあてはまるわけではありません。
難しいところですね。

カウンセラーとしては,まず子どもに謝る事をお勧めしています。
「確かに先生は悪かったけれど,あれはこれこれの意味だったのよ」という謝り方ではありません。
「あの時はごめんね,気軽にいったつもりがとても傷つけてしまったね。先生,とても反省している…」
という様にストレートな謝罪です。
「けれどこれこれ」は抜いて,きっちりと謝罪してみる事をすすめています。

もちろん,クラスを授業でたのしくする,という事は「たのしい教育研究所」の超おすすめなので,その方法も一緒に学んでもらう事とセットです。

ところで謝罪はなるべく早い段階でやる必要があります。

子どもと「権力争い」の段階,つまり子ども達からすると「先生なんかには負けないぞ」というモードだったり,「こんな先生はやっつけてやる」という復讐モードの段階に入ってしまった子ども達には効き目がなくなります。

こういう段階では,数回カウンセリングを丁寧に重ねながらいろいろな方法を一緒に考えていく事が必要になってきます。

沖縄 カウンセリング「LEAPカウンセリング」− 社会は進歩し 悩みは減ったか?

確かにいろいろな問題はあるとはいえ、社会は明らかに進歩・成長している。
生命や財産、人権を脅かされる脅威は時代を遡る程大きい。

「昔が良かった」とよく口にする人達がいるけれど、デロリアンがあったらぜひ行ってほしい。

今でいえば「大した事はないケガ」をしてどれだけたくさんの人達が命を落としていた事か…
生まれ来る赤ん坊達の生存率が今と比較にならない程低かった事か…

「それはそうだが、人々は優しくてみんな支え合って生きていたはずだ」と思う人達もいるかもしれない。

そういう方はぜひ私の「近頃の若いもん」という授業プランを入手して頂きたい。
まだ研究所に在庫があったと思う。
昔はよかったはずだと思いたい気持は分かるが、統計はそう言っていない。

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あ、デロリアンっていうのは名作「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のタイムマシンのことです。

さて、社会が進歩しているから、悩みは減って来たかというと、そうではない。
「もっとこうなりたい」
「あの時はああすればよかった」
「これからどの様にしていけばよいのだろう」
images2そんな風に悩みの数は増えていく。
実は、それが人間の素晴らしいところで、それがあるから進歩がやまないのです。
ちょうど科学が進歩するにつれ,人間には解決したい課題がどんどん増えてきた事と同じように…

人間は悩みを解決したいものだからもがく。
わたしの元に支援を求める方もいる。
私もできるかぎり時間を調整して、カウンセリングさせて頂いています。

タイトルに戻ります。
社会は進歩し、悩みは減ったか?
減りません。むしろ増えた。
しかしそれは世の中が悪くなってきたのではないのです。
解決のすべはきっとある。
シメタの方向はきっとみつかる。
くじけないでいきましょう。