学級経営実践編/子どものケンカをどうするか

学校では、子ども達のケンカは必然といって良いほど起こります。
「一年間、子ども達のケンカは全く起こりませんでした」というのは、よほど異様な感じがするくらいです。

けんか
そして、その子どもたちのケンカの収め方を巡って、その後も混乱することが多々有ります。保護者の方達が納得せずに学校まで来る、ということになり、困って、たのしい教育研究所に相談が来ることもあります。今回は、そのことについて書かせていただきます。

 私が教師をしていた頃から、拠り所としていた本に

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「月刊 たのしい授業(仮説社)」
があります。

 その中で、板倉聖宣(現 板倉研究室長/当時 国立教育政策研究所室長)が、中東戦争から、子ども達のケンカの収め方に言及しているのに驚いたことがあります。

 子どもたちがケンカをした時に
 子ども達には、双方のゆずれない正義というものがあって、そういうことになったのにもかかわらず、
「どういう理由があろうとも、とにかくケンカはいけないのだ」
と納めることがある。
 それは結局、子どもたちの力より大きな権力の行使、つまり、教室では教師が絶対君主なのだから従え、という形でで収めているのだ。
という内容は、とてもインパクトがありしまた。
その部分を少しお読みください。
そして全体をぜひ、自分自身で読んでいただきたいと思っています。
仮説社刊「 板倉聖宣 近現代史の考え方」に収録されています。
http://kasetusha.cart.fc2.com/ca20/316/p-r-s/
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わたしがカウンセリングの現場でかかわらせてもらっている相談の多くは、相手への、相手からの、あるいは自分が自分自身への価値観(正義感)の一方的な押し付けによって起こっているとも言えます。その意味でも、板倉聖宣のこの言葉を、一度じっくり味わっていただけたらと思っています。
 たのしい教育・実践で役立つカウンセリングの普及に全力投球のたのしい教育研究所です。

名人の制作現場はたのしい!

県立教育センターに所用があって、その前にコーヒーを仕入れに入ったコンビニの駐車場で驚いた。
大迫力のおばさんが窓から外を覗いている。
マツコデラックス?

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すぐにでも反対側を見たくてたまらなかったのだけど、主事さんとの約束の時間が迫っていたので我慢して、約束の場へ。

話し合いが終わると、さっそく、この建物へ。

すばらしいところでした。
いろいろなオブジェ・看板を作る製作所です。スクリーンショット 2015-04-19 20.37.05スクリーンショット 2015-04-19 20.37.25 見学させていただくと、社長さんが巨大な手を作っているところにも案内してくれて、とてもたのしいところです。
プロですね。

スクリーンショット 2015-04-19 20.36.35    駐車場には可愛い牛さんもいました。
出来上がって、これから配達にいくところだといいます。スクリーンショット 2015-04-19 20.36.52

私がコンビニの駐車場でおどろたい、おばさん、マツコデラックス? の後ろも見せていただきました。
こうなってました。スクリーンショット 2015-04-19 20.37.31  自分の腕で勝負している、という意味で、とても共感する場所でした。
たのしい教育活動の普及に全力投球の「たのしい教育研究所」です。

たのしい「たのCafe」4月 その④

4月の「たのしい教育Cafe」のラストは
「おもりの働き」というプランでもりあがりました。
やじろべえから、だるま、そしてヨットが倒れない仕組みが、「おもり」の重さと位置とにあるのだということを、ものづくりをしながら、みんなでワイワイとたのしみました。
はじめて試みたプランでしたけど、やはり、なかなかのもの。
特に、おもりに「落花生」を利用するところがすばらしい。
みんなで食べながら、実験することができました。
岡山の藤沢千之に感謝!

スクリーンショット 2015-04-19 15.28.40 スクリーンショット 2015-04-19 15.28.51 スクリーンショット 2015-04-19 15.29.10 たのしい教育、たのしい教員採用試験、たのしいカウンセリング、そのほか、沖縄を元気にたのしくする活動に全力投球の「たのしい教育研究所」です。

たのしい教育Cafe4月その3「カノンと沖縄音楽」

沖縄大好き人間のKさんが、沖縄の音楽とカノンとの関係を実技を交えて披露してくれました。
タイトルは「沖縄の方々に贈るギター」

スクリーンショット 2015-04-18 17.50.26BEGINはじめ、いろいろなミュージシャンの作品の中に、パッフェルベルのカノンのコード進行がたくさん織り込まれていることを味わいました!