たのしい教育の発想法-過ちを忘れないこと/歴史から学ぶ

 数回前に板倉先生(仮説実験授業研究会初代代表)の「歴史から学ばない人たち」という話を紹介しました。

 日本のかなりの人たちの中に「あの戦争はしかたがなかったのだ」と考える人たちがいて、そういう人はまた同じ過ちを犯す心配があるという話です。

 ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国の事情はかなりことなっています。

 書斎の整理をしていると、映画のチラシが出て来ました。

 現在公開中の「アウシュヴィッツ・レポート」です。

 多くの仲間たちが虐殺されていくホロコーストの実態を知らせるために収容所を脱走した2名のユダヤ人の命がけの行動を映画化しています。

 私は予告を観たのですけど、それだけでも辛すぎる内容です。

 そのチラシにこうしるされています。

「過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す」

 板倉先生が語ったことに呼応する映画だと思います。

 ドイツをはじめとしてホロコーストに関わった国々は、その記憶を消さない様に、自分たちのつらい過去をどんどん暴き出して伝えています。

 私たちも「あの戦争を起こしたのは仕方がなかったことだ」と言わず、されを避けなかった日本、「やってしまえ」と鼓舞した日本の姿をしっかり認識することから歩き出さなくてはと思います。

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

うれしい便り②やさいに親しむ by ひな

那覇地区に住むRIDE( たの研:たのしい教育研究所 )のメンバーMさんから「今朝採れた野菜をどうぞ」とおくらとモロヘイヤをいただきました。
オクラは「収穫時期を逸したものかな」と感じるくらい大きかったのですけど、Mさん曰く「これがねぇ~、柔らかくておいしいんですよ」。
モロヘイヤは、そういえば以前〈とても栄養価が豊富だ〉とブームになった野菜ですね。

ワクワクしながら早速調理して みました。
んーーー
とってもおいしい!

ドレッシングをかけて美味しくいただきました。
お礼のメールを送ったら畑の写真が送られてきました。

「ほんの小さな畑ですが、土は植物を育て食物を与えてくれます。
 カンダバーやハンダマ、ツルナなどもありますよ」
とのこと。

すばらしい!!
小さい頃はよく畑に行っていたのでなんだか野菜の実りを見ると嬉しくなります。
土の匂い、風のささやき、元気にしてくれる太陽の光・・・
家庭菜園とてもいいな〜
我が家のとてもちっちゃな所に何か植えたいなと思いました。

「くわっちー沖縄」というサイトに「沖縄の野菜カレンダー」が載っていました。

http://www.ja-okinawa.or.jp/agriculture/vegetable/

 ゴーヤー、冬瓜、シマナなど一年中収穫できる野菜もいろいろあります、すばらしい沖縄です。

 何を植えようかな ´ー`)

 読者の皆さんも、何か野菜を植えてみませんか!

 

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

 

 

 

見ているだけでたのしいシャボン玉

シャボン玉というのは、見ているだけでワクワクしてきます、なぜなんでしょう。
幼い頃のその新鮮な驚きが残っているからかもしれません。
シャボン玉はいつ見ても衰えない魅力を持ち続けています。

コンピュータゲームもいいけれど、シャボン玉もとってもたのしいですよね。
子どもたちにもたくさんその魅力を味わってほしいものです。

週一回の研究会でミムラ先生が〈しゃぼん玉〉をとりあげて、いろいろな道具を使って、古い洗剤と作りたての洗剤のハリの違いなどもはっきり実験で示してくれました。

太い毛糸のヒモでつくると、とっても大きなシャボン玉ができます。

 これは1mくらいあります。

 
 みえ先生はさくら先生がつくった大きなシャボン玉の中に小さなシャボン玉をいれようとがんばっています。

 いろいろな工夫、バリエーションでたのしむことも簡単にできるシャボン玉は、たのしい教材として、とってもふさわしいと思います。

 ラケット状の道具を使うとこんな長いシャボン玉もできるんですよ。

 子どもたちがこういうあそびをできるゆとりは減ってきていると思います、たのしい教育のファンのみなさんが、学校や家庭で、ぜひ子どもたちと一緒につくってみて欲しいです。

たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

 

 

教員試験の問題をたのしく解く(沖縄県2021年実施-小学校専科-理科)

 試験問題をたのしく解くというのは、私いっきゅう個人の趣味です。数学の問題などは大好物で、問題作成者の感覚を味わいながら「お、こうきたか」という様に格技の試合の様にたのしんでいます。
 解き方を周りの人に伝えることはできるのですけど、限られた時間の中で受験勉強している人たちに、このたのしさは伝えることは困難です。
 その問題の奥に控えている公式や法則などの素晴らしさは、
年数回の講座などで、学ぶたのしさを味わってもらう様にして、合格してから仮説実験授業などで、いっぱい体感してもらいたいと思っています。

 今回は、2021年度実施の小学校専科〈理科〉の1問目の解き方を解説しましょう。

 問題

この図の様な装置を組み立てて、力がはたらく面積(cm2)とスポンジのへこみ方を調べた。
その結果、下の表のようになった。
レンガがスポンジに加える圧力の大きさとして正しいものを、次の①から⑤までの中から一つ選び、記号で応えなさい。

(25)
 ①0.1(Pa) ②1(Pa)
 ③200(Pa) ④1000(Pa) ⑤10000(Pa)

----

受験生のみなさんは解いてみませんか。

私のいっきゅうofficeに相談にくるのはもちろん「これが解けませんでした」という人たちです。

いいんです、今は解けなくて。
来年の夏にはスラスラと解ける様になっていればよいのです。

この問題で間違うところは〈単位換算〉です。
圧力は〈1m2あたり〉で表すことになっているのですけど、この表に示されたのは〈1cm2〉ですね。
受験問題では、こういう単位換算でひっかけようとする問題が時々でますね、時速を求める計算で、秒速のデータが示されていたりetc.

 では、私が解いてみましょう。
 仕事の合間の休憩時間にパッと描いたノートなので、読みづらいと思います、必要な方はがんばって読んでください、こう解きます。

 

 私は、受験問題もパズルの様にたのしめます。
 小学校の先生になって、たのしい教育がしたいというみなさんは、いろいろコーチできると思います、お問い合わせください。
たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!