琉球新報紙朝刊に掲載されたわたしのコラム「沖縄とガリレオ」です。
早くもいろいろな反響が来て喜んでいます。
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ここまで。
毎週発行のメルマガ113号書き上がりました。今回も全力投球。
この間水鳥センターで授業してみたら、おどろく程評価が良かったので、今回「レンズの魅力」というプランを掲載しました。まえまえから構想していた、授業書「光と虫めがね」に入る前段のプランです。
「映画はやめられない」は GODZILLA
「たのしい授業の哲学」は 板倉発想法「時代の波とたのしい授業」です。
メインページを掲載します。
興味のある方はお申込みください(本サイトのトップ右側にあります)。
◇ 子どもの好奇心をつぶすとき
子どもが聞いて、返ってくる答えがたのしい答えならば覚えます。
自分が特別知りたくなかった草花の名前をちょっと聞いてみたら、それに名前があり, そのときに変な名前を言ったりすると
「 ヘェーこれ変な名前」
と覚えてしまいます。
だから、質問のときは軽い気持ちであっても, 答えによっては覚えるわけです。
知識というのは答えの出し方, 特にたのしい答えが出てくれば効用を発揮します。
※
「これ」 というように目の前のものは質問できますが, 目に見えないものは質問できません。
子どもが小さいときには, 例えば「原子ってなーに」 というのはないですね。
けれども本を続むようになって, 本で原子という言葉があれば、
「原子という言葉なーに」
と質問出来ます。
だから, 本を続むようになると, 新しいものが出てきます。
本を続むことでひらける新しい世界, 抽象の世界というのは、今までの世界と違ってきて, 子どもの好奇心を旺盛にします。
「原子ってなーに」
「恐竜ってなーに」
と子ども達が言う時に, お母さん方や先生が守勢になってタジタジになって,自分の無能力をごまかすことのみに戦々恐々になると, 子どもは「大人を質問でいじめるのはかわいそうだ」という教育的配慮がはたらいて質問しなくなります。
!
これでうるさい時期は終わりです。
これは好奇心をつぶすわけです。
また先に言ったように, あの人に質問すればたのしい答えが返ってくるということを知っていれば, 質問しますが, 人によっては
「馬鹿ねー, そんなことも知らないの」
とまず言ってから答えてくれる人もあって
「もうそんな人には質問すまい」
ということになります。
また人によっては、子どもに聞かれたときに
「これ辞書をひいたらどう書いているかな?」 と促す人もいますが、たいがい
「辞書をひきたくて聞いたんじゃないよ」(笑)
ということになってしまいます。
では、 好奇心をなくさないためにはどうするか?
つづく
興味のある方はぜひ板倉聖宣の本を読んでみる事をお勧め致します。今回の「好奇心」について直接触れているわけではありませんが、まずこの本をお勧めいたします。
新哲学入門―楽しく生きるための考え方 (ものの見方考え方シリーズ 1)1日1度のこの「いいね」で一緒に〈たのしい教育〉を広めましょう➡︎いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックするともっと良し!
前回と同じ出典からの書き抜きです。
◇ 好奇心は社会的なもの
まず「好奇心は育てるものなのか」というのが1 つの問題だと思
います。
どうでしょうか?
ボクの考えは好奇心は育てるものじゃなくて、もともとあるもので
す。
そして, あるものがなくなっちゃうんですね (笑)
なくなるのはどうしてか、というと成長するからです。
どうして成長するとなくなるのか?
それは成長するということは「好奇心を持つと損だ」ということを
発見することだからです。
成長すると自分を取り巻く社会が、好奇心を持つと損だという構造になっているということを発見して,好奇心を持っと面倒だ、ということになり、好奇心を捨て去るわけです。
つまり,別な言い方をすると「成長するというのは,自分の回りの社会に順応する」ということです。
「好奇心を持つとうまくいかないような社会」と
「好奇心を持っていた方が楽しいような社会」があるわけですね。
※興味のある方はぜひ板倉聖宣の本を読んでみる事をお勧め致します。今回の「好奇心」について直接触れているわけではありませんが、まずこの本をお勧めいたします。
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