たのしい教育Cafe 9月Open 来週14日(水)18:30〜21:30

 たのしい教育の具体的な方法を学ぶことができる、体験することができる、月に一度の「たのしい教育Cafe」が来週開催されます。

たのしい教育Cafe

 もしかするともう人数がほぼうまっているかも、と思いながらも、お知らせて致します。

 たのCafe担当のM先生からの案内です。

みなさん、こんばんは。
今週から学校も始まり慌ただしい毎日だと思います。
2学期はたくさんの学校行事がありますから、大盛り上がり間違いなしですね^ ^

 さて 9月14日(水)18:30〜 お待ちかねのたのカフェがOpenします。

(予定)
① たのしい授業プラン      T先生
②  たの教けんび鏡     喜友名先生
③ たのしい絵画                 小禄先生
④ わくわく読み語り         S先生
⑤ たのしかったコーナー
★プラス 自由発表です。

※その他に発表したい方はどしどし申し込んでいただけると嬉しいです^_^

講師の皆さんよろしくお願いします。

日時:9月14日(水)
          18:30 OPEN〜
参加費:1,000円
教材費:実費 たいていは200〜300円程度です
飲食費:200円
            
 参加ご希望の方は、公式サイトのお便りコーナーから申し込みも可能です。
 ➡︎ こちら
 
 参加者が定員に達しますとおことわりする場合もあります。早めの申し込みよろしくお願いします。

では、
来月も盛り上がっていきましょう(^-^)

うれしいお便りから

 たのしい教育研究所の公式サイトを熱心に御覧頂いている方、メールマガジンを購読して下さっている「たの教応援団」の方には、わたしの日常がどれくらい「たのしい教育活動」にたのしく全力を投じているかわかると思います。

 そういう日常なので一息ついて、お便りに返事を書くのは、朝一番か、夜の12時近くになってからということがよくあります。もしも私からのメールが夜中に届いていたとしても、当然のこと、返事は翌日で結構ですので、念のため。

 今回のお便りは、たのしい教育研究所でたのしい教育の方法を学びたいです、というお便りが届いていた方に、案内のメールを差し上げた時に送られてきたものです。わたしのメールに起こされてしまった様です、ごめんなさい。

喜友名先生こんばんは‼︎
メールの着信音で起きました!
早く楽しい教育研究所で学びたいと心から思ってましたから、
「やっときた!」という気持ちで目覚めました(^o^)/

今日、ちょうど「たのcafé」の参加申し込みをしたところです!
※たのcafé は「たのしい教育cafe」の略称で、月に一回、研究所で開催されるオープン学習会です
今は、どんな少しのことでもよいので、喜友名先生たちから、子どもたちを楽しませられるような方法を学びたいと思っています♪

ワクワクしてきて眠れなさそうなほど、これから研究所で学べる楽しさを感じさせるメールでした!

ありがとうございますm(__)m

こういう先生が学校現場にゆっくりと増えていく。

そう思うと、わたしもワクワクして眠れそうにありません。
が、わたしはワクワク感に浸りながらほとんど1〜2分くらいでは寝てしまいます…

今日も元気な
「たのしい教育研究所」です

たのしい「べっこうあめ」づくり=講座受講の方からの嬉しい便り

 研究所には質問だけでなく感謝の便りが届きます。
 今回は、講座「たのしく伸びようよ 夏!」を受講した先生からとどいたお便りを紹介させていただきます。

 自作のプリントで、特別支援学級の子どもたちとたのしみました、という内容です。
 わたし(いっきゅう)をはじめ、たのしい教育研究所のスタッフの数名も特別支援の免許を持っていて、「特別支援クラスでたのしい教育」というテーマも重要な一つです。

 その私たちの目から見ても「三種類の砂糖の変化をたのしむ」というのは、おもしろい視点だと感じています。
 おそらく普通学級でもやっていないでしょう。

 そして何より嬉しいのは、
「これまで経験したどの授業参観よりも、一番たのしい時間になりました」
という言葉でした。
 こういう先生が増えていくことが、明るい未来の礎になると思っています。

 ますます元気に活動する日々です。

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 夏休み明けの授業参観で、たのしい教育研究所の夏の勉強会で学んだ「べっこうあめ作り」に、さっそく挑戦してみました。

 私が担任する特別支援学級では、今年から支援学級に移ってきた子の保護者や、しっかり学力をつけさせたいと考えている保護者もいます。そこで「単に遊ばせている」と誤解されないように、こういうプリントを作って、仮説実験的な授業にしようと思いました。

たのしいべっこうアメ 授業の中で
 ①白砂糖、②グラニュー糖、③三温糖の3種類であめづくりに挑戦しました。

 それぞれのぐつぐつ具合や、色の変化、かたまりかたを予想させて、たしかめながら作っていきます。

 白砂糖とグラニュー糖では微妙に色が違うことや、三温糖はかたまりにくいことなどが実際に作りながら発見することができ、子ども達もワクワクしながら参加してくれました。そして、その姿を見た保護者の皆さんもとても満足されていました。

 子ども達も、保護者も、そして教師自身も、これまでに行ってきた授業参観の中で、いちばんたのしい授業となりました。

 さらに、その日の昼休みに、支援学級の子Aさんと修学旅行で同じグループになる通常学級の子も何名か呼んで、もう一度べっこうあめ作りをしました。

 Aさんは普段、どうしても通常学級の教室に入ることができないのですが、この日はべっこうあめのおかげで、グループの子達と楽しく交流することができました。

 今年はものづくりにたくさん取り組みたいと思っています。

 次は同じく夏の勉強会で学んだ「紙とんぼ」づくりに取り組んでみたいと思います。有難うございました。

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たのしい散歩のすすめ3 ヤンバルクイナを南部で発見か。

  さて、南部のショッピングモールの後ろ側を散歩していると、ヤンバルクイナの様な鳥が見えた、というお話からです。

 これがその時の写真です。
 ご覧ください。

ヤンバルクイナ?

 ヤンバルクイナ(はく製/国立科学博物館の展示)はこれ⇩です。

ヤンバルクイナ 大きさ的にはほぼ同じくらいです。

 腹側の白黒シマシマに見える部分は確認できませんが、格好がよく似ています。
 くちばしも赤く見えています。

 拡大して撮った写真がこれです。画像が荒くなっていますけど、顔も少しこちらに傾けてくれたので、くちばしも赤っぽく見えています。

クイナ類
 ヤンバルでなくてもヤンバルクイナがいる、というのは不思議なことではありません。例えば、ミシシッピアカミミガメという亀はアメリカのミシシッピー州だけでなく、日本中に生息しています。
 与那国に生息する「ヨナグニサン」という最大クラスの蛾(ガ)は、西表島にも生息しています。
 ですから、ヤンバルクイナが数十キロ離れた南部にいるということも、決してありえないとは言えない。

 彼(彼女)はそのうちに歩いて別なところに行ってしまいました。

 さて、わたしが見たのはヤンバルクイナでしょうか。みなさんの目にはどう映りましたか?

ア.ヤンバルクイナだと思う
イ.ヤンバルクイナではないと思う
ウ.その他

 

  ではすこし調べてみましょう。
 インターネットはかなりのツールです。
 きっと答えにたどりつけるのではないかと思っています。

 ヤンバルクイナは「クイナ」の仲間です。

 公益法人山階鳥類研究所のサイトにクイナの系統図がありました。
 「世界には130種ほどのクイナの仲間がいる」ということです。

クイナの仲間 130種類ということは、同定(それと同じものだと判定すること)するのも難しくなさそうです。

クイナの仲間はこのように説明されています。
ウィキペディア

湿原草原森林などに生息する。多くの種は単独で生活するが、一部の種は群れを形成して生活する。渡りを行わない種が多い。

食性は雑食(一部の種は植物食)で、昆虫両生類、鳥類の雛、小形哺乳類果実種子などを食べる。

繁殖形態は卵生。多くの種で婚姻形態は一夫一妻で、多くの種で繁殖期ごとにペアが解消される。樹上や茂みに植物の葉などで巣を作るが、水生植物の間 や浅瀬に植物の葉や石を積み上げた巣を作る種もいる。雌雄交代で抱卵する種が多い。雛は孵化してから数日で巣から離れるようになる。雌雄共に育雛を行う。

 

 

「ヤンバルクイナ」がとても有名ですけど、クイナの仲間はいろいろいるのです。
 予備知識はこれくらいにして、インターネット検索で
「沖縄 クイナ」と打ってみましょう。

 居酒屋さんのサイトなど、いろいろな情報が出てきますが、「画像検索」にしてみる、クイナの仲間の写真がいろいろ見つかります。

 沖縄にはクイナの仲間がいくつかいるのです。
 シロハラクイナという種類もいました。

シロハナクイナ

 10分くらい調べているうちに、こういう鳥が見つかりました。➡︎こちら

クイナ科 バンバン
 ツル目クイナ科
 Gallinula chloropus
 レッドデータブックなどによる指定なし
バンは全長32cm。沖縄では留鳥とし繁殖します。河川、水路、水田、湿地などに生息します。水辺が好きで、泳ぎも得意です。沖縄本島の中南部 を流れる川にもいますので、身近な鳥のひとつです。

わたしの写真と比べてみてください。

クイナ類
「バン」だと思って間違いないでしょう。
 人は、どれくらいの距離を歩くことができるのか、という話から、アラスカの話、そしてやっとヤンバルクイナの話になりました。

 歩みを散らす「散歩」のように、文を散らす「散文」となりました。

 散文とは、韻を踏んだり、俳句のように決まりに従ったりする文章ではなく自由に綴られたものをいいます。

 散歩も散文も、たのしいことがたくさんです。

 ということで、長くなりましたが、「たのしい散歩」シリーズをここで終えておきます。

たのしさはいろいろなところに見つかります
たのしい教育研究所の活動もどんどん広がっています