たのしい たのCafe3月号.

昨日は、3月の「たのしい教育Cafe」でした。
いや〜、狭い研究所に入りに入った 13人。
予定では14人だったので、その人数が入るセッティングができたことにびっくり。
スクリーンショット 2015-03-12 0.09.15ぎゅうぎゅうに入っているので写真に全体を写すことができず、ここに写っているのは2/3くらいの方たちです。

たのしかったです。
私はいろいろなところを飛び回って、たのしい教育の広がりを実感しているのですけど、足元からジワジワとふえていく感じも、とても嬉しいものがあります。
これから、数回、たのしい教育Cafeで発表された内容をお届けいたします。
まずは「ことこ」から。
次回をおたのしみに。
スクリーンショット 2015-03-12 0.13.01たのしい教育・たのしい授業・楽しい授業・沖縄キャリア教育・たのしい教員採用試験セミナーに全力投球です。

学校の先生をしていた頃の思い出 「なかよしプロジェクト」

以前、お世話になった学校から
「今度◯◯周年の冊子を作ることになりました。
喜友名先生に文章を書いていただきたいのですけど、お願いできませんか」
という電話がありました。
お話を聞くと歴代の管理職から1名、歴代の教師から1名の文章が載るということ。
忙しさMaxの中、白羽の矢をうけとめさせていただきました。

締め切り日はちょうど授業で飛び回っている日だったので、飛行機の中で、教師をしていた頃のエピソードをちりばめて、
「こういう感じでよかったのかな」
と思いつ送りました。
すると数日置いて、電話がありました。
「こんな軽いものでは掲載できません」という話かな(・∀・;
と思ったら、ぜひ写真を載せたい、という話。
よかった。
写真ではなく、医師会の副読本のイラストでどうだろうか?
https://tanokyo.com/archives/4824

原稿の文章はこんな感じです掲載先があるものなので一部のみ抜粋、固有名詞もの抜きます

・・略・・
 これまでの長い教師経験の中で「たのしい教育活動の拡がり」が決定的だという思いを強くし、計画通り、ちょうど50歳の年に公的な職から降りて、新たな教育活動に全力を注いでいます。◯ ◯小学校は、そのわたしのとても大切な学校です。
 この記念の冊子には、おそらく、子ども達のこと、学校の歴史のこと、PTAのすばらしさなど、いろいろな方たちが筆を重ねていることと思います。私は◯◯小学校の、たのしい同僚たちと過ごした日々について書かせていただきたいと思います。◯◯小学校のごく普通の教師たちの日常としてお読みいただければ幸いです。
 ◯◯小学校では、◯◯◯◯・◯◯◯◯・◯◯◯◯・わたしの四人で◯年生を受けつもこととなりました。長年教務を担当してきた私に、久しぶりの担任としての仕事を丁寧に教えてくれた仲間の優しさは格別なものがありました。
 四人の取り組みの中で「子ども達主体の活動の中で人間関係も良くなり、学校に来ることがたのしくなるような活動ができないだろうか」という話になり、各学級の自主的代表が集まって「なかよしプロジェクト」がスタートするなど、実験的な試みがいくつもできました。
・・略・・

「なかよししプロジェクト(Nプロ)」は、とてもたのしかった。
もちろん、こういう取り組みに力を注ぐことができた学年担任のメンバーがよかったことはいうまでもありません。

「なかよしプロジェクト」というのは、「生徒指導される・する関係で動き回るより、もっと子どもたちも先生も仲良くなってしまうことでたのしい学校生活を送ろう」ということで、子ども達の自主的な代表(各クラスから数名)とわれわれ教師が集まって、いろいろたのしい企画を実現するプロジェクトです。
世話人はわたし。

 たとえば…
◯ 今度、体育の時間を合わせて「まわとび大会」をしよう
◯ 給食の時間、体育館に全員集まって、合同給食をしよう
ルールは
 ・一人だけで食べずにグループで食べる
 ・グループには必ず他のクラスの人が入っていること
◯ ミニ学芸会をしよう
◯ 得意なものシリーズで、発表会をしよう
などなど、子ども達の運営で、とても盛り上がる企画が立ち上がりました。
 とてもたのしかった。

 私の愛機Macの上には、今でもその時に自由参加で集まってきてくれた、各クラスの代表の子ども達からのメッセージが飾られています
リーダーとして集ってきてくれた子どもたちは、おとなしい優等生型ではなく、元気たっぷりで型にはまることをあまり好まない子もたくさんいました。そしてどの子もとても魅力的な子ども達でした
      ※名前もあるので低解像度にします
スクリーンショット 2015-03-11 12.52.32メッセージにはたとえば
・きゆな先生へ
今までぼくと、Nプロを支えてくれてありがとう〜ス。
来年もこのパワーでがんばります

・きゆな先生
Nプロを支えてくれてありがとうございます。
Nプロのリーダーに希望してとてもよかったです

とあります。
「ぼくとNプロを支えてくれてありがとう」という言葉は、今見ても涙が出ます。
一緒に盛り上がっている日々は、実は支えられているという気持ちもあるのですね。
わたしもたくさんの子ども達に支えられていました。

他のクラスの子でしたけど、誤解もあっていろいろ言われている子もいました。その子もが、「ねぇ、一緒にNプロのリーダーやらない?」と声をかけると、喜んでくれて、とてもいい味を出してくれました。
その子は私が辞める時「Nプロで学年のみんながたのしんでくれる取り組みをたくさんできて嬉しかった」と語ってくれていました。

今でも想いは変わらず、「教師」という仕事は、とても素晴らしい経験だったと思っています。
その素晴らしさに全力を注ぎたくて、公的な仕事から離れて、今も夢を追い続けている、たのしい日々です。

 

月に一度の「たのしい教育研究所」勉強会! 3/11オープン

月に一度の「たのしい教育Cafe」
沖縄で、たのしい教育の実践編を味わおうと思ったら、これほどふさわしい場はありません。おいしいコーヒーを飲みながら一緒に、たのしい教育で盛り上がりましょう。
来週3/11(水)18:30〜21:00 に開催されます。
内容を下に載せます。
ほぼ満杯状態ですが、事務局担当の話によると、あと2人ほどは受付可能のようです。熱心な方なら初めての方も盛り上がること間違いないと思います。準備は特にありません。
希望する方はどうぞ。⇨ office⭐️tanoken.com  ※⭐️を@に

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今回の内容は
◯ たのしい簡単毛筆指導
◯ コールバーグの「モラルジレンマ」
◯ わくわく読み語り
◯ 簡単ものづくり
◯ たのしい地学コーナー
◯ たのしい国語◯ うちなーぐち体操 他
です。

たのしい教育・楽しい授業・たのしい授業・たのしい沖縄県教員採用試験に全力投球の「たのしい教育研究所」です

沖縄県 作成 副読本3分冊プラス教師用テキスト②

前回掲載した 沖縄県版副読本の続きを書かせていただきます。
メンタル面の副読本「こころのタネ」は中学生向けに配布されますが、食生活に関する小学生向けの学習教材「くわっち〜さびら」※沖縄の言葉で「ごちそうさま」
と、小学校高学年向けの生活習慣学習教材「ちゃ〜がんじゅ〜」※沖縄の言葉で「いつまでも元気」
の二冊、そしてその三つの副読本の教師用テキストが配布されます。
かなりのボリュームです。
「まだ届いていません」という声がありましたが、新入生を待って「この4月」に各学校に届くことになっています。

webでも間もなく公開されると思います。
たのしみにしていてください。
各冊子ともかなりの気合が入っています。
30年近く教師を続けてきましたが、これだけのボリュームと内容を伴った沖縄県の副読本はおそらく初めてだと思います。
 この作成委員会で知り合いになった山代寛先生(ちゃ〜がんじゅうの編集責任者/医師・沖縄大学教授)は禁煙治療・禁煙教育のエキスパートで、沖縄一の実力者です。高校生への授業を参観させていただきましたが、すごい迫力の授業でした。
沖縄の健康教育の実力者が揃って作成したこの副読本がいろいろな方達の笑顔を生むことをたのしみにしています。

rp_IMG_8543-e1425732672856.jpg IMG_8544  IMG_8546IMG_8545たのしい教育・楽しい授業・沖縄のたのしい教員採用試験・たのしい健康教育・たのしいキャリア教育に全力投球の「たのしい教育研究所」です