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ここまで。

ウェルカムボード 2016夏バージョン

たのしい教育研究所の小禄さんが、ウェルカムボード新作を持ってきてくれました。

契約書の確認と押印、保険関係のやりとりなどを淡々とこなしている時だったので、その鮮やかな緑に目が覚めました。

バックの絵はキミ子方式のエキスパートである小禄さんが細かく描いたものです。

ウェルカムボード 夏

まだ少し手をいれるというので、今回は張らず、数日後となる様ですけど、毎回毎回の見事な作品に嬉しくなります。

「昆虫をさがそう」という文字もあって、たのしい環境教育入門の表紙にももってこいだと思います。

アウトドア好きの私の気持ちも高まります。

研究所に来てくれる人たちも、きっと目を見張ることでしょう。

仮説実験授業の初期の研究から/仮説実験授業研究会発行「仮説実験授業研究」No1

仮説実験授業研究会が1964年3月3日に「仮説実験授業の記録」①②を創刊しました。「仮説実験授業研究 別冊」となっています。

雑誌「理科教室」に発表した 仮説実験授業の授業書「ふりこと振動」の授業記録です。

仮説実験授業創設期の重要メンバー「庄司和晃」が、成城学園初等学校の5年生38人に実施しています。

仮説実験授業研究会 ふりこと振動 庄司和晃

その中に、とても興味深い記述があります。

子どもがつぶやいた、こういうアイディアです。

Cくん「糸でんわでもやっぱり振動するので、声がつたわると思う。もしも大きな山と大きな山に、糸でんわでじゃまがないようにして、片方でしゃべったら、糸の振動でむこうの山にも伝わるだろうか」

仮説実験授業 ふりこと振動 糸でんわ

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仮説実験授業の誕生(仮説実験授業研究会)/仮説実験授業の誕生は1963年

 九州の大学で仮説実験授業を卒業論文のテーマにしているAくんから相談が来ました。

 最も初期の仮説実験授業について知りたい。それと併せて「仮説実験授業はいつ生まれたか」という時の根拠になるものを知りたいです、という話です。

 

 「仮説実験授業の誕生」の頃の資料を探してみましょう。仮説実験授業の生まれたあたりには、いくつかの画期的な出来事がありました。

A.1963年4月から同年7月まで上廻昭氏が国立教育研究所の板倉聖宣氏のもとに内地留学し、板倉聖宣の構想で授業書「ふりこと振動」の授業が完成

B.雑誌「理科教室」1964年2月号、3月号に「ふりこと振動」の授業記録を発表

C. 仮説実験授業研究会が1964年3月3日に「仮説実験授業研究 別冊-仮説実験授業の記録」①②を創刊

D.1964年10月5日タイプ版として「仮説実験授業研究」No.1を創刊

 

 このうちのどれを「仮説実験授業の誕生」と位置づければよいのでしょう?

 タイプ版の「仮説実験授業研究」創刊1号に板倉聖宣が「私たちの研究の立場-創刊にあたって-」という文章をまとめています。

 こう始まります。

仮説実験授業研究 板倉聖宣

板倉聖宣

 私たちが仮説実験授業の名のもとに共同研究をはじめてから一年あまりになります。

 仮説実験授業の起点を1963年とすることは、異存ないでしょう。

 50年以上経た今「仮説実験授業研究」を読むと、その瑞々しさと迫力を感じさせる中に、「仮説実験授業の技法はほぼ全て確立し、その大きな成果もすでに現れていたこと」を知って驚ろかされます。

 

 このサイトに関して「仮説実験授業のことをいろいろ知ることができて、とても貴重なサイトです」という感謝の言葉がいくつも届いています。これからも仮説実験授業のことを綴っていきたいと思っています。ご期待ください。1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックすると尚うれし!</a</p

論理学入門2 考える力 たのしい論理学

前回の論理学入門でいくつもの便りをいただきました。

大人だけでなく子ども達からのメールもありました。

もっと書いてほしいということもあったので、もう一つ「論理的に考えるたのしさ」ということで書かせていただきます。

こういうクイズを考えてみてください。

一郎はウソしかつきません。
二郎はホントウのことしかいいません。
三郎はいいかげんで、その時々です。

さて、こういう会話がありました。
どれが誰の言葉だかわかりますか?

A.ボクは二郎ではない
B.ボクは三郎だ
C.ボクは一郎ではない

 

入門論理学

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