「いっきゅうハカセのワクワクサイエンス」の様子と評価。

某月某日。
卒業していく六年生の親子向けの科学の授業をしてきました。
200名近くの方達が、とても盛り上がってくれました。
「ガリレオが、嘘をついて死刑から免れて、本質的な挑戦に入った」という話の時には、子ども達も保護者の方達も水をうった様にシーンとなっていました。
こういう日々はやめられません。
明後日はまた島に渡ります。
スクリーンショット 2014-12-07 16.50.45 スクリーンショット 2014-12-07 16.52.40 スクリーンショット 2014-12-07 16.56.57 スクリーンショット 2014-12-07 16.57.37 スクリーンショット 2014-12-07 16.58.24

「たのしい教育研究所」という実験結果.

rp_ffd588bdc702a97676d95e78089050d6-150x1501111.png個人的には教師を辞めて夢の様な日々を送っています。
今日も若い先生たちと思い切り学び会いました。
私よりも寒がりがいて笑ったり、メルマガに書いた「図形で掛け算」の練習をしたり・・・
たのしい一日でした。

そんな日々ですから、
「もしも2年半前に教師を辞めていなかったらどうだったか」と考えるとぞっとしてしまいます。

けれどそれは個人的な思いにすぎません。
「たのしい教育研究所」という組織を作って活動してきた日々を、どう評価すればよいのでしょう?
もちろん、個人としての思いは重要ですけど、それは勝手な勘違いということもありますね。

授業や講演の依頼はどんどん増えてきていることも、大きなる手応えです。
問い合わせの数も設立当初から考えるとかなりの増加です。
が、それ以外に確認する方法はないでしょうか?

以前、検索順位をチェックしてくれるサイトがあるという話をしました。
久しぶりに、信頼できる検索順位サイトでしらべてみました。

「たのしいこと」を書いているサイトはたくさんあります。
「たのしい日曜園芸」とか「たのしい囲碁」とか「たのしい生活」とか・・・

では「たのしい」と打つと、うちの教育研究所は世界中で何番目に出てくるのでしょう?
1000番目?
100番目?
もう一つ、若い先生たちに特訓している「沖縄県の教員採用試験」についてはどうでしょう。

結果はこうです。
スクリーンショット 2014-12-07 0.42.14たのしい」と打つだけで、7番目にこのサイトが出てきます。
「教員採用試験 沖縄」と打つと9番目です。
大手予備校に勝ってしまっています。

いつの間にこんなに順位が上がったのかと驚きます。

併せて「人気サイトとは一体一日にどのくらいの人が見るサイトなのか」についても調べてみました。
もちろん一日7000人とか、場合によっては10000人とかが開くとてつもないサイトもあるのですけど、それは異質。

「上位1000」のサイトをみると、「一日平均100人が見ている」という結果がでていました。

とすると、うちのサイトも今年度後期はそれに迫る数です。
日本のサイトの中で人気サイトの一つに名乗りをあげることができるかもしれません。

「たのしい教育研究所」
教師仲間で作ったこの組織が、着実に進歩していることを感じる今日この頃です。

このサイトを見てくださっている皆さんのおかげです。
感謝しています。

いっきゅう

たのしい教育研究所メルマガできました! 第131号

喜友名先生が全力で綴るメルマガ第131号ができました。
研究所の応援会員のみなさま向け(毎週金曜日発行:有料)です。
ご希望の方は研究所までお問い合わせください。
この公式サイトのトップ右サイドに詳しい案内が載っています。

今週も興味深い内容にあふれています。

スクリーンショット 2014-12-05 12.54.12スクリーンショット 2014-12-05 12.53.09たのしい授業プランは「図形でかけ算の筆算を解く その2」です
スクリーンショット 2014-12-05 12.52.03  「インター・ステラー その2」スクリーンショット 2014-12-05 12.52.38 板倉哲学入門 スクリーンショット 2014-12-05 12.53.28 スクリーンショット 2014-12-05 12.53.56(Azu記)

『てん』ピーター・レイノルズ著谷川俊太郎訳(あすなろ書房)

1てん

今日は、『てん』ピーター・レイノルズ 著 谷川俊太郎 訳(あすなろ書房)
を紹介します。

主人公は絵をかくことが大きらいな女の子ワシテ。

絵がかけないワシテが苦しまぎれに描いた
たった一つの「てん」。

先生は、それにサインをさせて額縁に入れて
教室に飾るんです。

なんてステキな先生なんでしょう…

ワシテは額縁に入った自分の「てん」をみて
「ふーん!もっといいてんだってかけるわ」と、
開けたこともない水彩セットをあけてワシテは
いろんなてんを描きはじめます。

「てん」を通してワシテはかわり始め、
「てん」の展覧会をひらくまでになるのです。

2てんワシテの絵を見に来た男の子が、
絵を描くのは苦手だという話をした時、
ワシテがかけた一言は・・・
そのやりとりがまたいいんです。

本の帯にもありましたが
“図画ぎらいを勇気づける本”ですね。

( by hina )