たのしいブーメラン研究会

2回目のブーメラン研究会。
一回目は私がブーメランの原理を教わった研究会で,今回はわたしが作ったプランの発表でした。
原子・分子に回転体がぶつかる力で戻ってくる説明ができる,という一本の筋でまとめたプランです。
大人4人,かなり真剣です。

スクリーンショット 2014-09-19 22.01.49スクリーンショット 2014-09-20 0.43.32「きゆな先生がいう説明の通りだとすると,こんな風につくると説明つかないのじゃない?」
と,さっそく一人がブーメランの新しい形をで実験…
私はコップをカットしてブーメランを作って説明できそうだと突然思いついて作成…  スクリーンショット 2014-09-19 21.50.32

この説明は行けそうだな,という事になったのは,空気はあるが引力が働かない宇宙空間のISS(国際宇宙ステーション)で投げるとどうなると思うか?
という問題を出したときです。

もしもわたしの説明が成り立つなら,宇宙空間でブーメランは戻るのか?
戻るとしたらどういう向きか?

食い入る様にみんな,手元を見つめています。
真剣度がこの一枚でも分かるのではないでしょうか。
スクリーンショット 2014-09-20 0.44.57
私の説明するした理屈通りにいかないブーメランがあるかどうか,次回までに三人で検証に入るところです。

たのしき「たのしい教育研究」の日々です。

いっきゅう

沖縄 カウンセリング −関係が悪くなっていく段階(LEAPカウンセリング)

86_8c8f047a5d前回の不登校のカウンセリングには,共感する声がいくつも届いています。
ありがとうございます。

今回もカウンセリングについてとりあげます。
もちろん生き方とか進路といったものについてのカウンセリングもありますから100%とはいきませんが,カウンセリングを申し込むクライエントさんは,相談対象となっている相手との関係が悪い状況で来る場合がほとんどです。

さて,LEAPカウンセリングの根元の一つ「インディビジュアル・サイコロジー(アルフレッド・アドラーの心理学)」では,関係が悪くなっていく段階をこういうように整理しています。

1.頻繁に賞賛を求めて来る段階
2.頻繁に注目関心を引いて来る段階
3.権力争いの段階
4.無気力・無能力のアピールあるいは復讐
※パワフルな相手だと復讐に向かい,
  逆に消極的な子は無気力・無能力のアピールへと向います

3と4の段階に入ると,自分の力で関係を修復しようとするのはとても難しい事です。
 早目にカウンセリングを受ける事をおすすめします。

1と2の段階なら,相手とのたのしい関係づくりをすすめる事で解決に向う事も少なくありません。
また,この場合でも相手とのよりよい関係を築くためのレッスンをうける事で,改善に向う例はたくさんあります。

さて,大切な事を書かせて下さい。
インディビジュアル・サイコロジー(アドラー系)カウンセラーでも時々
「100%この分類にあてはめて考える」という極端な人もいます。

しかし人間関係にもしも数学の方程式が成り立つにしても,その変数の数や度数の幅はとてもとても大きいのです。
わずか4つに全てあてはめられるワケがないじゃないですか。

では,こういう分類は無意味か。
いえいえ,そうではありません。
一つの見方として,こういうスケールを持っていると,
「もしかしたら今は権力争いの段階にすすんでしまっているではないだろうか?」
という予想を立ててながめることができるのです。

「権力争いではないか」と予想がたったら,カウンセラーは丁寧に,相手との関係について質問やその人の感情・感覚,行動などを確認しながら,
・あ,まだそこまでいってないな とか
・え,ぜんぜん悪い関係ではなくて,逆に相手は,その人が好きでアプローチして来ているんじゃない
という事で整理して,次の行動の選択肢を一緒に考えるという様な流れが出て来るのです。

今回はここまで。
また書きます。

アロエは美味しいことを知る

研究所のメンバーが家で栽培しているアロエベラを持ってきてくれました。
まるごとのアロエ、黒糖きな粉入りのアロエヨーグルト、ポン酢で食べるアロエの刺身。
肉厚でさっぱりしていてとっても美味しかったです。
残った皮が何かに使えそうだったので、グリセリンと水でアロエ化粧水を作ってみました。
研究所にも株分けしてもらったアロエがあるので、また食べてみます。

アロエ水

アロエ

AZU記

 

 

 

「わたしのもみじ」 岩間史郎(福音館書店)

「わたしのもみじ」   岩間史郎  (福音館書店)

「わたしのもみじ」   岩間史郎  (福音館書店)

本屋さんでこの本を見つけたとき思わず見入ってしまいました。
さわやかな季節の秋、沖縄ではもみじがなくて
鮮やかな紅葉を見ることはできませんが、
他府県に行ったときに紅葉を見てその美しさに立ち尽くしたのを思い出します。

ブーメランのようなタネもかわいかったです。
この本は、ある高原の大きなもみじを10年間撮りつづけた著者が、
「わたしの木」への温かい気持ちをつづった写真絵本です。

せわしい毎日でも自然を感じるとほっと安らぎます。
秋を目の前に季節の移ろいを感じてみませんか。
この本を見ると思い出す本が「はるにれ」(姉崎一馬著 福音館書店)です。

だいぶ前に出た本ですが、文字のないみごとな写真絵本です。
その木を見たいなと出版社に電話して聞いたら北海道にあるとのこと。

残念ながら北海道まではいけなかったのですが
いつか見ることができるといいな思っています。
(by  hina)