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絵本作家「加古 里子-かこさとし さん」が見つめていたこと-研究所に届いたお便りから

 この公式サイトに書いた〈平和を創る〉という記事はおかげさまでとても好評です。まだの方はぜひお読みください⇨こちらから
 その記事に感激したという先生から、「先日亡くなった絵本作家の〈加古 里子-かこさとし〉さんも、いっきゅう先生と同じ様なことを語っています」という便りと、平和への思いを学級便りに綴った文章が添えられていました。

 かこさとしさんについては、虫歯の授業プランを作っている時に、それに関連した絵本を幾つか読んだことがあるくらいです。平和への思いを強く持っていた方だということは、この方からのメールではじめてしりました。
 本人の了解を得て掲載します。

 みなさん、かこさとし(加古里子)さんを知っていますか?
 1926年福井県に生まれで、本名は中島 哲(なかじまさとし)といいます。


かこさんは、
『からすのパンやさん』
『だるまちゃんとてんぐちゃん』
をはじめ、おはなし、あそび、科学など、600あまりの本を書かいたとても有名な作家さんです。
 きっと皆さんの中でも読んだという人が何人もいるのではないでしょうか。

 

 その、たかこさとしさんは今年2018年5月2日、92歳で亡くなりました。

 残念なことです。

 

 かこさんは19歳のときに終戦を体験しました。
 その時に、それまで自分たちを教えていた大人たちの態度、言っている中身が大きく変わってしまったことにとてもとまどったといいます。

 かこさんは、目が悪かったせいで兵隊として戦争にいくことはなかったそうですが、行かなかったにせよ、戦争に参加しようと思っていた自分の罪は大きいと感じたのだそうです。

 そしてかこさんは、自分の罪をどうやって償っていこうか、自分にできることは何なのかと考えて、自分の戦争の経験から「周りの人たちにただ従って行動する子どもではなく、自分で考えて判断して行動できるようになることが大事だ。そういう子どもたちを育てたい」と思ったそうです。

 絵を描くのが得意なのを生かして《子どもたちの応援団になる》と決心したかこさんは、それから子どもの本をかき始めます。今年、亡くなるまでずっと絵本を描き続けていました。
 その原動力は戦争体験にあったんですね。

 

 みなさんはどうですか?
 自分の頭で考えて見分ける力をもっているでしょうか?
 先生にとってもむずかしいことです。
 でも先生も、そうありたいと思っています。

 

 かこさんの平和への思いを感じて読むと、今まで読んだことのある絵本も、より深く感じることができる様になるかもしれませんよ。

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