大人の自由研究としても子どもの自由研究としても、海の生き物に親しむことはおすすめです。今回は沖縄の海の自由研究をお届けします。海が大好きな私なので長くなりそうな予感がします、何回かに分けて書かせていただきます。
朝早く那覇市で一仕事済ませて研究所に向かう途中のこと、海を眺めていたら干潟が目に入りました。うまい具合の引き潮です。
こういうタイミングに出会うのは貴重です、そのまま通り過ごすわけにはいきません。
場所は那覇市の海岸沿いに宜野湾市に向けて新しく開通した湾岸道路、この赤の四角で印した那覇市から五分程度のところ、浦添市です。
那覇市から南に行くと白い砂が続く場所がいろいろあるのですけど、那覇市やその隣りの浦添市、宜野湾市は都会なので、人口的なビーチでないと白い砂の輝きはなかなか見ることができません。
しかし沖縄の海をあなどはいけません。降りてみたらきっと生き物がいろいろ見つかるはずです。さっそく降りてみましょう。
邪魔にならない様に車を停めて、さっそく海へ。
会議のあとなどでもこうやってすぐに海に降りることができるには、外見上は会議でも違和感無しで、実は底が車のタイヤの様な素材の靴を履いているからです。
もちろん山もこれで歩きます。
なかなか行けない沖の方まで歩いていけそうです。
空も青く澄んでいて、夏なのに気持ちがいい風が吹いています。
生物は貴重ですから、個体をそのまま獲るのではなく、写真に撮るのをお勧めします。
そうやって記録したものは〈◯◯年◯月のどこどこの海〉という、とても貴重なものになるに違いありません。
名前を特定するのは、本やインターネットの図鑑を利用してもなかなか難しいかもしれませんから〈貝の仲間〉とか〈カニの仲間〉という様にして、写真を張っていけばよいと思います。
いつかもっと海の生き物が好きになって来たら、自分で調べることができる様になると思います。
では、みていきましょう。
いましたね。
赤い目が特徴のイワオオギガニ。500円玉くらいの大きさです。
どうも元気がない。
もしかすると太陽の熱でうだってしまっているかもしれません。
平たい石で影を作ってあげました。
これはカニモリの仲間でしょう。
海草類も生えています。
素晴らしい。
これは先端が丸くて葉が太いのでリュウキュウスガモでしょう。
ジュゴンが好んで食べる海草です。
サンゴが白化したものもみつかりました。
つまり、しばらく前までは生きていたわけです。
こんな都会にもサンゴは生きていたか。
考えてみたら、研究所の近くの北谷町ももなかなかの都会なのに、すばらしい海の自然が残っていて、ダイビングでかなりたのしませてもらったものだ。
書いていると、やはり、簡単には終わりそうもありません。続きはまた近々書かせていただきます。たのしい教育は末広がり! RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆