⭐️New 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、少ない額でも大歓迎いたします⇨https://tanokyo.com/archives/158358
⭐️New 手のりブーメランをたのしむ動画⇨https://www.youtube.com/watch?v=nR9LHbrci_s
⭐️ ゆーぬくだんごで島言葉・動画教材➡︎https://www.youtube.com/watch?v=cYA6QgwLZ0k
✨教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️企業研修、団体研修、校内研修についても気軽にお問い合わせください

小学生からの質問「原子より小さな物質はありますか?」前半

某日、N小学校で授業をしてきました。
授業のはじめに

「このN小学校からノーベル賞を出したい、と本気で思っています。みなさん真剣に聞いてくださいね」

と語りました。

子どもたちはとても熱心に授業をたのしんでくれました。
そして、全員の評価(たのしさ度・理解度)もとても高い数値となりました。

それを裏付けるように、原子に関する具体的な質問がたくさん寄せられました。
その一つがRくん(中学年)の

「いっきゅう先生、原子より小さな物質もありますか?」

と真剣な問いでした。

キミはどう思う?

と問い返すと

「あると思います」と答えてくれました。

公式サイトに図を入れて書くから見てね、と伝えてお別れしたのですけど、その時のRくんの質問について、書いてみたいと思います。

—-

 原子のことを「アトム」といいます。

スクリーンショット 2016-01-18 23.07.55 大きさについては、前に書いた記事 https://tanokyo.com/archives/9008 を読んでください。

 

 話はそれますが、以前「アトム・ボーイ」という回転ずし屋さんがありました。そのまま訳すと「原子少年」という、まるで寿司とは似つかわしくない名前になってしまいます。
アトムとは「これ以上、分割できないもの」という意味で名づけられました。
そのことを、「溶けたものの重さ」に目をつけて科学的に予想したのはエピクロスでした。

今から3000年くらい前のことです。エピクロス その後の研究で、たしかにエピクロスたちの考えは正しいことがわかりました。

酸素や窒素といった、これ以上分割できないと思える物質が発見されたからです。
そこで現代の科学者は、酸素や窒素など、約100種類の物質を「アトム」「原子」と名付けました。

この宇宙にあるすべての物質は、これらの原子が結びついてできているのです。
ですから、あなたもわたしも、体育館も、風も、雲も、花も木も、すべて原子が組み合わさって出てきているのです。

 ところが、話はそこでは終わりません。
続きをおたのしみに。

沖縄からノーベル賞を
学力向上にたのしく本気で取り組む
「たのしい教育研究所」です

 

 

 

2016年1月19日 小学生からの質問「原子より小さな物質はありますか?」前半 はコメントを受け付けていません 教育技術・教育方法