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たのしい教育の発想法/板倉聖宣(仮説実験授業研究会初代代表)が何度も語ったこと/最新メルマガから

 最新のメルマガへの反響が届き始めています。発想法の章に書いた板倉聖宣先生の〈実験結果をもとに自分の認識をたかめていく人たち〉について、自分の考えを綴ってくれた方がいました、元の記事の一部を紹介しましょう。

たのしい教育の発想法
 板倉聖宣1989.2.5
実験結果をもとに自分の認識を高めていくことができない人たち
が多い

 私は第二次世界大戦後の世界、特に日本の思想史を見てきて、いつも
「どうして人々は実験結果を元にして、自分の科学的認識を徐々に変えていこうとしないのだろう?」
と不思議に思ってきました。
 しかしそれらの人々は、もともと自分の考えを変えることなんかできるはずがなかったのです。
 それらの人々は「客観情勢が悪くなったからといって自分の信念を変えるのは、自分と仲間の信念に対する裏切り・転向に他ならない」と考えていたからです。
※いっきゅう補注
転向:それまで大切にして来た思想・信条を他の思想・信条へと変えること。大抵は〈裏切り〉的なイメージで語られることが多い
 そこで、のっぴきならない状況になるまで思想を改めていくことができなかったというわけです。

RIDE( ライド:たのしい教育研究所 =たの研)は予想実験、仮説実験を行動の基本においています。そして、その発想で行動していく人たち、それによって自分の認識を高めていける人たちを増やしていくこと目指して活動しています。

 このサイトの記事の中からもそのことは伝わってくると思います。

 時間のある時にぜひいろいろな記事を開いてみてください。右の検索の窓に「発想法」と打ち込むと、関連する記事がみつかりやすいと思います。

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