月に一度のたのしい教育Cafeは、教育関係者向けの、たのしい勉強会です。
もちろん、おいしいCafeやおつまみもついてます。
取り上げるものは、たのしい教材や方法、たのしい教育の発想法・哲学など、多岐にわたります。
前回書いたように、今回は3月の「たのCafe」の内容をお届けします。
まず 谷川俊太郎の「ことこ」です。
たのしかった。
4年担任のM先生が発表してくれました。
その時のおおよその流れをわたしの記憶で書き起こします。
1.まず詩を書き込んでみんなで読みます
…このホワイトボードに書かれた黒の部分です
2.上に番号を振ります…赤の数字です
3.どの行(番号)でもよいので「どう読むか」についてアイディアがある人は発表してもらいます
→1連なら 「このこ、のこのこ」とか
「この、この子、ノコ」とか
「この子の、このノコ」とか
「この子の、この子」とか
いろいろ出ました
4.いろいろな読み方を出し合って落ち着いたら
「一連(1〜4)と二連(5〜8)はお互い関連した内容です」
というヒントが出ます。
すると、一連の「のこ」と二連の「おの」とが対になっていたり、
「この子」と「その子」とか
「この子の、このノコ」と「その子の、そのオノ」
「タケノコ」と「キノコ」などもそれぞれ関連していることがわかって、全体の読み方がはっきりしてきます。
読み方、読解をたのしむ国語のプランでした。
1年生からおじいちゃんおばあちゃんまでたのしめる教材です。
※山本正次先生の「よみかた授業プラン集」を元にした授業です
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次回は1年担任のT先生が発表した「モラルジレンマ」をお届けします。
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