星の授業プランを作り始める様になって、今日の星空はどういう状態なんだろうか、といろいろな資料を見ています。そのたびに「陰暦」がとても重要なことがわかります。
何しろ〈月:太陰〉を元にして組み立てた暦ですから、夜空を見る人たちにとって重要になるのは必然的なことです。
月ごよみ、陰暦のカレンダーはなかなか手に入りませんが、太陽暦と太陰(月)暦を組合わせたカレンバーなら、サイトでは探すことができます。これは〈旭川情報ネット〉が載せているカレンダーです。
今日、2018年5月15日は太陰暦・旧暦の2018年4月1日です。月が新月から三日月、満月・・・と一巡してきて、また〈新月〉から開始する日です。
新月というのは、新しい月と書きます。輝いていた月が消えてしまって、新しい月となったという古来の人たちのイメージなのでしょう。
ちなみに一日は〈ついたち〉と呼びますが、それは月が「ではまた輝く状態に向けて旅立とう」という意味で〈月が立ち上がった日〉⇨「月立ち(つきたち)」と呼び、それが次第に「ついたち」となってきたからのです。
今日は、月の光がありません。
つまり、弱い光の星々も見やすい日です。
みなさんも、夜空を眺めて、星々の輝きをながめてみませんか。
何か感じたり、気づいたりしたことがあったら、わたしにも教えてください。