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本のたのしさ考

 かつての私いっきゅうは、片時も本をはなせないほどで、風呂場にも本は欠かせませんし車にもバッグにも本が欠かせません。自他とも認める〈活字中毒〉でした。

 教師を早期退職してRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )を設立してからはこれまで読んで頭の中にためて来たものをアウト・プットすることが主で、本を手にする時間は激減しています。
 それでも本は大好きです。

 本・読書の効用はたくさんあります。

 あるまとめサイトにあったものがこの15項。

①より賢くなれる
②人生に潤いが出る
③小さい頃からの読書で能力アップが可能
④短時間でストレスが解消
⑤接し方を学ぶことができる
⑥心をより穏やかにしてくれる
⑦自分に自信がついてくる
⑧脳内の働きが活性化する
⑨アルツハイマー病に効果的
⑩世間知らずになってしまうのを防ぐ
⑪記憶力が向上する
⑫センス力がついてくる
⑬新しいアイデアが浮かぶ
⑭書くスキルが向上する
⑮自分を知るきっかけを与えてくれます

「こんなに差がつく読書がもたらす15の効用」

うなづけますね。

 〈井上ひさし〉の「本の枕草子」には〈本の十徳〉としてこうあります。わたしはどちらかというと、こういう考え方の方が好きです。

1 時間つぶし

2 服装をきちんと恰好よくみせるところにある(本を装身具のひとつにする)

3 利殖の一方策になる

4 カバーを外すたのしみ

5 箱を利用するたのしみ

6 ズボンなどの押しとしてもちいるたのしみ

7 帯を外して短冊に切り不審紙として使うたのしみ

8 一種の家具として飾るたのしみ

9 とくに辞典類は睡眠薬として有効

10 数冊の書物をタオルでくるみ枕にすることができる

 いずれにしても「本」は人間にとって、推し量ることのできないほど、たくさんの大きなものをプレゼントをくれた存在です。

 本はゲームやパソコンなどより遥かに人間との関わりが長く、その分、親しみも深いものがあります。今がまだ本のない〈口伝(口伝え)〉の世の中だったとしたらゾッとします。

 ところで、私が感じている本の魅力がもう一つあります。
 魅力というより根源的な素晴らしさです。

 何か?

 本は、たくさんのものを与えてくれる一方で、私たちを一切〈拒否〉しないということです。いつでも、そしてどこでも拒否しません。やろうと思えば水の中ですら知識や感動を与えてくれます。もちろん自らの身と引きかえにして。これはパソコンやスマホなどとは比較にならないほど徹底的です。
 こちらがのぞめば、いつでも傍(そば)にいてくれます。起きている時だけでなく寝る時でさえも・・・
 もしもこちらがたとえば怒って本に八つ当たりしても、怒らずそばに居てくれます。わたしはやったことはありませんし、みなさんもそれはしないでくださいね。

 たくさんの知識や知恵や感動を与えてくれる上に、こんなに暖かい存在であること・・・
 どんなに優しい人間でも、とても真似できません。

 夏休みも終わります。
 「読書○冊以上」という課題に苦しんでいるという子どもたちもいる様です。
 しかし、そういう強制されたものではなく、いつか本の本当の魅力を感じて欲しいと心から期待しています。

 このサイトでも時々おすすめの本を紹介しています。ぜひ読んでください。みなさんが好きな本があったら、ぜひ教えてくださいね。
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