〈確率〉についての講義をする時のこと、先生たちに「宝くじの当たりやすい販売所があるらしいんだけど・・・」と問うと、すぐに「あ、マックスバリューの宝くじ屋さんですね」という声が返ってきました。
それがつまり学校で学んでいることが単にテストの点数を取るくらいの〈お勉強〉レベルにしかなっていない、生きる知恵となっていないことを表しています。
たとえばサイコロを振ると、1の目が出る確率と4の目が出る確率は同じです。全ての目が同じなのです。
もしも4の目が出やすいとしたら、それはサイコロに細工されているか、その目が出やすい様な別な細工をしていることになります。
もしも当たりくじが出やすい販売所があるとしたら、それは何か細工されているということなのです。だとしたらイカサマ、インチキだということになります。それは考えられません。
つまり宝くじというのはどこで買っても当たる確率は同じなのだという話。
しかし確率の問題を解くことはできても、実生活ではその基本中の基本をすっとばしてしまう人たちが驚くほど多いのです。
ネット上ではこういうサイトがたくさんあります。
算数・数学を教える先生たちの中に、そういう問題意識つまり「テストの計算問題を解くことができるかどうか」を超えた〈生きて働く力・人生に役立つ力〉を育てようという問題意識が大切です。
子ども達が確率の見方・考え方に感動してくれる様な教育、もっと学びたいと要求してくれる様な教育、それが決定的で、その力はを育てるには「たのしい教育」が一番です。
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