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子どもの頃のピュアで高度な感性に戻ることができるか?/それが教育者の真の意味での勝負を決める

 教師にとって一番大切なことは何でしょうか、と問われたことがあります。いろいろな答えがあるでしょう。ただし、私が初任の頃訓示をうけた〈それは健康です〉という答えを挙げるとしたら、NOといわなくてはいけません。とても健康的だけれど子ども達に苦痛を与え続ける教師はいるでしょう。先ごろ問題になった教師間のいじめ問題で処分された教師たちがいじめをしているシーンを見ていると、とても健康に見えました。身体は弱くても、子ども達の可能性をたのしく伸ばしてあげられる先生はいます。
お世話になった教授から「教師になったからには校長になりなさい」とも言われましたが、出世が一番だということも全くピンときません。管理職になって、悲しいほど評価を落とした人の話をたくさん耳にしています。
 これが一番だといって良いのか確定はできないけれど、もしかすると一番かもしれないという候補についてはいくつか挙げられます。
 その一つが「子どもの頃のピュアで高度な感性に戻ることができるかどうか」です。

 子どもの感性の中にある〈ピュア:純〉で〈高度〉な感性ということではありません。子どもの感性がピュアで高度だという意味です。

 大人へ年を重ねていくうちに、世間体(せけんてい)や〈出世欲〉、〈空気を読んで動くこと〉であったり〈こうした方が無難だ/長いものに巻かれろ的発想〉を身につけて、ピュアな感性が濁っていく人たちがたくさん出てきます。それがそのまま出世への道だったり、妥協して暮らしていくための方法であったりするので、意味がないことではありません。
 しかし教育者は、子ども様なピュアで高度な感性を大切にしたい。
 沖縄にたのしい教育研究所(RIDE)が設立されて何年も経ちました。
 そこでたのしい教育の力を高めつつ、子どもの様なピュアで高度な感性をもった先生たちが育っています。これは間違いなくRIDEの宝ものです。

 ぜひ講座などで、その先生たちから学んでください。
 RIDEをリードする私と同じ様で少し反省もあるのですけど〈公のところで目立つことより、目の前の子どもの方に向かっている人たち〉が多いので、教育講演会の壇上で出会うことはあまりないと思います、しかし間違いなく、一人の教師として〈この人から学びたい〉という魅力を発見するでしょう。

 この写真をご覧ください。ある図鑑にまとめられた〈日本のスズメバチの種類〉です。どういうことを感じるでしょうか。

 こういう図鑑を見て「日本にはこんなにたくさんのスズメバチがいます」と説明する先生は要注意です。

 大きさの違いは種類の違いではなく、成長の過程の違いではないかと感じる子どもはたくさんいます。私もその一人でした。
 子どもの頃、それを質問した私の先生は、その質問に答えてくれませんでした。
 成長の過程の違いではなく、食べ物がたくさんあって成長したスズメバチと、あまりない中で育ったスズメバチの違いかもしれません。
 人間だって、よく陽に照らされている人は肌が濃くなっていきますから、ハチの色の違いもそれにるかもしれません。

 子ども達が感じるそれらは、次元が低い事でしょうか?

 いいえ違います。

 それは一流の科学者たちも同じ様に考えて迷ってきた問いなのです。

 それらをショートカットして「はい、これだからね、わかった?」という進め方に疑問を持たない教師より、そういう子ども達の感覚を予想できる教師の方がずっと素晴らしいのです。

〈子ども達のピュアで高度な感性〉というのは、たとえばこういうことです。

 たのしい教育を学んで、たくさんの先生たちが、子どもたちの笑顔と本質的な賢さを育てて欲しいと思っています。
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