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本の世界をたのしもう!

 今回は学校現場で〈たのしい教育〉を全力で推進し、今年退職したM先生がサイト用に送ってくれたメールをまずおとどけします。

本っていいな〜、図書館っていいな〜

長年子ども達の笑顔に囲まれていた学校図書館の職場を退職して5日がすぎました。

とてもたのしく、幸せだったなと、改めて振り返って心からそう思います。

こどもたちの笑顔は私をワクワクさせてくれました。

子ども達をはじめ、たくさんの方々のおかげだと感謝でいっぱいです。

今、荷物を片付けながら、ふと「瞳の中の宝物」を手にとりました。

しおりが挟まれたページを開くとこの挿絵と、「ねえ」という詩が出て来ました。

 

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ねえ

ねえ、

知ってる?

図書館の棚の影には、

魔法がかくされているんだって。

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 だいぶ前の本ですけど、このイラストと言葉が大好きでした。

ワクワク、ドキドキ、本は不思議がいっぱい。

笑ったり、泣いたり、怒ったり、優しくなったり、ミクロの世界も、宇宙も・・・

書けないほどステキがいっぱい、まるで魔法のようです。
 いっきゅう先生からの依頼があったので、これから、時々そんなステキな本たちを紹介していきたいと思っています。

ということで、とてもたのしみですね。

 さて〈魔法〉と言われて私がまず思いつくのがこの本、ダールさんの「魔法のゆび」です。

 一級のサスペンス小説を味わえる本です。私はクラスで「朝の連続小説」として子ども達とたのしんでいました。

 ただし、ダールさんは〈道徳的〉な作家ではありませんから、そこのところは覚悟していてください。興味のある方はぜひど~ぞ。

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