⭐️New 〈シンプル島言葉動画コンテスト〉がスタートしました。応募先着順の参加賞も準備しています⇨https://tanokyo.com/archives/161700
⭐️ 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります(1000円以上)。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、額に関わらず大歓迎いたします⇨https://tanokyo.com/archives/158358

⭐️ 大人気:ゆーぬくだんごで島言葉・動画教材➡︎https://www.youtube.com/watch?v=cYA6QgwLZ0k
✨教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️企業研修、団体研修、校内研修についても気軽にお問い合わせください

最近の嬉しい便りから by いっきゅう

 おかげさまで、いろいろな人たちから便りが届く日々です、今回はその一つを紹介させてください、先日届いた便りです。個人情報的なものがけっこうあったので、その辺りはだいぶカットしました。 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の個人情報保護規定により、文章にもいくつか手をいれてあります。

 突然で失礼いたします。

  私、20数年前に◯◯小学校でお世話になりました、◯◯と申します。

一言お礼が言いたくて連絡いたしました。

 

 小学校で先生の授業を受けて以来、理科が好きになり、〈実験屋〉になる事を目指して大人になりました。

 現在◯◯大学で技術員として働き◯◯年目になります。

  今まで、SNSには手を出して来ませんでしたが先生のアカウントを見つけてお礼が言いたくなり、登録し連絡させて頂きました。

 

 今の私があるのは先生に出会えたからだと思っております。ありがとうございます。

 先生が教えてくれた

『なにをやるにも仮説実験!』

  今でもこの言葉を覚えています。

 

 実際に実験する職業に就いてから、仮説を立てて実験する大切さを実感しています。

 

 先生は今、先生たちの先生をしているんですね。

 とても、尊敬します。

 先生みたいな先生が増える事を願っています。

 

 長くなりましたが、これからも先生の益々のご活躍を陰ながら応援しています。

 A.H

 

 定年10年前に辞めたとはいえ、30年近くは公立学校の教師を続けていましたから、担任や理科専科の中で触れ合った子どもたちの数は数千人にのぼります。
 パッと名前を綴られてもすぐに思い出せるわけではないのですけど、苗字も多くなく、名前も特徴的な漢字が使われていたので、もしやあの子かなとすぐに思い浮かびました。
 「私が私が」と目立とうとするタイプの子ではなかったのですけど、清々しく気持ちの良い子でした。

 20数年を経て、自分のことを「実験屋」と書くセンス、いいなぁ。

 ガンやアルツハイマーの治療に関わる研究に携わっているとのことです、「先生は今どういうことをしているか、もっと詳しく知りたいです」という言葉があったのでこういう返事を送りました。

 真夜中ですけど少し落ち着いて書くことができます。〆切ものがいろいろあって遅れました、ごめんなさい。


「何をやるにも仮説・実験」という言葉を覚えてくれていたこと、とても嬉しかったです。

 実験屋さんの研究、たのしみにしています。

 こちらはあの頃の様にたのしく元気に過ごしています。

 少し具体的に書きますね。


 ◯◯小学校でみんなと授業をたのしんであとも、私のスタイルはずっと同じで、転勤先でたのしく授業させてもらっていたのだけど、そのうち、宇宙関係で選出されて、NASAの公式センターで授業させてもらうことになりました。
 それがきっかけでどんどんいろいろなところから授業してほしいという要請が届いたんだけどね、教師をしているといろいろあって忙しく、月に一回くらいいって授業するのがやっとだったので、結局10ヶ所くらいからの依頼の1つくらいに応えるのがやっとでした。
 それで、これではいけないと、いろいろ準備をすすめて50歳で退職しました。
 退職してから仲間たちと「たのしい教育研究所」というNPOを設立して、その所長をしています。

  設立早々、県や市町村から要望されて、沖縄のほぼ全ての離島で授業をしてきました。本島内でもいっぱい授業してきました。

 教師をしていた頃、申し訳ない思いをしていたのだけど、その千倍くらいの授業ができたと思います。

 そこでその後は「たのしく力ある先生たちを育てよう」ということに力を注いでいます。

 子ども達が「こういう勉強をもっとやりたい」という様な授業ができる先生たちを育てる活動です。

 とても時間がかかるので、やっと研究所の卒業生が何十人かくらいになったかなぁ、というところです。

 沖縄は、これだけいろいろな矛盾や困難な状況があるけれど、それを突破できるような人たちが育っていくことで、沖縄を日本一元気なところにしたいと思っています。

 ◯◯も、ゆとりが出てきたら力を貸してくださいね。

 ということで、いつか会えるでしょう、たのしみにしています (´ー`

 教え子たちの活躍は教師の醍醐味の一つです。RIDEではすでに、たよりになる教え子が、たのしい教材を開発してくれたり、私では至らないところに力を注いでくれています。
 出前児童館にボランティアで参加してくれた教え子のNさんもいます。
 今回便りをくれた◯◯さんも、子ども達への教育にもとても興味があるということですから、RIDEの仲間たちともしっかりからんでくれる可能性もあります、わくわくする出来事の一つです。
毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。一緒に〈たのしい教育〉を広げる簡単な方法があります➡︎このクリックで〈応援〉の一票を投じていただけたら幸いです!