たのしいあの日々を取り戻すー秋の講座に向けて

 たのしい教育研究所の9月は少しだけ一息つける日々です、たまりにたまったデータの整理をするのもこの時期です。

 これはある小学校で〈宇宙へ〉という授業をしたときの様子です。

 宇宙がテーマでも、予想を立てて実験をしながらたのしくすすめることができるのが〈たの研〉の授業です。

 この後、こどもたちが「お~!」と大きな声をあげてくれました。

 もちろんコロナの前のことです。

 あの日々をまた取り戻すのは、簡単なことではないでしょう。

 とはいえ、またこどもたちが歓声をあげて授業をたのしむとりくみをやめてしまうことはもったいないことです。

 今年の秋の講座(11月予定)の頃からは、かつてのスタイルに近づけて、のびのびたのしめるようにできないか、今から知恵を出し合っています。

 ミュージシャンの野外コンサートのようなスタイルで開催するとどうだろう?

 そういうアイディアを出すと「雨が降ったらどうするの? 風が強かったらどうするの?」という意見で終わるが普通ですけど、たの研はそういうことはありません。
 何をやるにも予想・チャレンジ、いろいろな不具合を含みつつも、「やる意義あり」となったら試してみることができるでしょう。
 今年がだめでもこのアイディアはいずれ実現させたいと思います。

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たしのいものづくり〈ありがとうウチワ〉/たのしい教育メールマガジンから

 最近のメルマガの〈授業の章〉でとりあげた「ありがとうウチワ」の反響がいくつも届いています、少しだけ紹介させてください。

 車バカの私は普通の人よりハンドルを握っている時間は大分長いと思います。
 長い運転時間の中で、以前から考えていたことがあります。
 みなさんは車を運転していて後ろの車に「ありがとう」を伝えたい時どうしていますか?
 車は危険回避などを示すクラクションはあるのですけど「ありがとう」を伝える機能がありません。
 ハザードでそれを伝える人もいるのですけど、私は相手に見える様に手ぶりで感謝を伝えています。
 最近、直接伝える方法を思いつきました。たの研の仲間からは笑われてしまったのですけど、実験してみるとなかなかよいので紹介したいと思います。
 これです、ハンドルの近くに置いて使います。

 ということで、使い方や作り方を詳しく紹介したのですけど、「さっそく個人用をつくります」という方が何人もいました。

 道を譲ってもらったり、車が繋いでいる中に入れてもらったりetc. お礼を言いたいときに、みなさんも作ってかかげてみませんか。

 あいても喜んでくれるに違いありません。

 車で使わない場合でも、子どもたちが家族にプレゼントすると、同じ風でもその言葉の効果で気持ちよさがアップすることは間違いないです。

 おすすめします。

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予想して実験することが発見の定石〈ドライヤーでプラ板づくり〉

 こどもワークショップで使えるツールを手に入れました、ヒートツール・ヒートガンです。

 プラスチック板が熱で縮んで元の厚みに戻る性質を利用したのが〈プラ板づくり〉です、文字や絵も一緒に縮むのでハッキリ鮮やかにできあがります。

  今までトースターで熱してプラ板作りをしていたのですけど、

 ヒートガン、ヒートツールは250℃くらいの熱風が出るので、トースター無しで〈プラ板〉づくりがたのしめます。

 たとえばこのプラスチック板の切れ端(裏面をヤスリでこすってある)をヒートツールで熱すると・・・

こうやってくねって・・・

 10秒ほどでこうなります、やすりでこすった後もハッキリしました。

予想してみよう!

 これくらいの熱は実は家庭用のドライヤーでも作り出せるのではないかと思いませんか?
 つまり、ドライヤーでもプラ板が縮むのではないかという予想です。
 そうだとすると、ヒートツールを購入しなくてもいろいろな人たちが〈プラ板づくり〉を手軽にたのしむことができます。

 そんなに熱い空気が出たら髪を乾かすときにやけどしてしまう?

 いいえ、近づけるとやけどしてしまうくらい熱いから、ある程度離して髪を乾かしているのかもしれませんよ。

 予想

 ア.ドライヤーでも縮む

 イ.ドライヤーでは縮まない

 ウ.その他

どうしてそう思いましたか?

 

実験

 予想したら実験して確かめる、それが科学の定石です。

 やってみましょう。

 たの研の授業で利用しているパナソニックのパワーのあるドライヤーです。

 30秒くらい熱しても特に変化はみられません。

 ドライヤーでプラ板づくりをたのしむことは難しいようです。

 こういうことも予想して実験しないと確かなことはわかりません。

 何をするにも予想チャレンジ、それはたのしく研究を進めるために必須の定石です。

 

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たのしい便りは元気度をあげる/「たのしい生活科・低学年でたのしく」&こどもワークショップ 少し席があきました、お申込みください

 NPO法人たのしい教育所の活動で、いろいろなところで〈笑顔〉と〈もっと学びたいという意欲〉が広がっています。

 これはある方から届いた丁寧なお礼の手紙です。

 とても純粋な気持ちがつたわる感動的な手紙でした。

 師の板倉聖宣から学んだ通り、たの研の活動が〈流行〉とならない様にしています。一般の感覚からずれていると思うのですけど「流行は必然的に去っていく」のが法則だからです。

 こども達の笑顔、知的好奇心・賢さを広げていく〈熱意〉ある先生たち保護者の皆さんを少しずつ増やしていく、それがたの研の活動ヴィジョンです。

 来る土曜日には〈たのしい教育ワークショップ〉があります、たのしい生活科・たのしい低学年のワークショップです。

 約30年前、低学年で〈りか・しゃかい 〉を統合して「生活科」が新設されたときから、生活科の研究に関わり、今も第一線で活躍している〈昌代〉先生が講師をしてくれます、とてもたのしい先生です。

 数名で何度か熱くアイディアが交わされてきました。

 こういう中から一人また一人と〈力ある先生たち保護者の皆さん〉が増えていき、未来の学校教育を明るくたのしいものにしていくことでしょう、たのしみです。

 昌代先生が紹介してくれる教材「香りから広がる世界」も、シンプルなプランですけど、たの研でも教材化したいくらい魅力的です。

 少し席が空きました、毎回大好評の「こどもワークショップ」も同時開催します。興味ある方はお申込みください⇨ https://tanokyo.com/archives/148082

 

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