応援団の方から美味しい野菜が届きました! 

 たのしい教育研究所の応援団の方から、おいしい野菜が届きました!
 段ボール箱と大きな袋にいっぱいの量です。

 届けてくれた応援団員Hさん曰く〈今度もいい野菜がたくさんとれましてねぇ。昨日、ニンジンを掘りながら可愛くて涙がでましたよ〉。
 土と野菜への愛情豊かな方です。

 写真を撮りたいからと研究所のウェルカルスペースに置いてみました。たのちゃんが隠れるほどです。

 

 

 甘い香りの玉ねぎ。

 

 黄色いニンジン。
 根っこが二股に

 

 柔らかい葉のレタスもあります。

 

 思わずがっちり握手!


  いつもお世話になっている公民館の館長さん達や、スタッフ、研究所にくる大人子どもへ分けてあげても、まだ残っています。
 欲しい方は遠慮なく第三研究所までご一報ください。
 取りに来てもらえるならおすそ分けいたします。先着順です。

 ところで人間がこうやって農耕(土地を耕し穀物や野菜を育てること)を始めたのは、どのくらい前からだったのでしょう?

予想
 ア 100年くらい前
 イ 1000年くらい前
 ウ 1万年くらい前
 エ 10万年くらい前
 オ 100万年くらい前
 カ もっと前

どうしてそう思いましたか?

 わたしが時々ひもとく本〈人類の歴史を変えた発明1001〉には、オイルランプの項に〈人類の農耕の歴史は1万年前〉であると記されています。

 

 ウィキペディアには〈諸説ある〉として〈2万3000年前の農耕の痕跡〉のことが書かれています。

 農耕の起源については諸説ある。ハーバード大学テルアビブ大学ハイファ大学の共同チームは、イスラエルガリラヤ湖岸で、23,000年前の農耕の痕跡(オオムギライムギエンバク、エンメル麦)を発見したと、ニューヨーク・タイムズなどで報道されている。[1][2]約10000年ほど前には、中国の長江流域で稲作を中心とした農耕が始められていたことが最新の発掘調査で確認されている。またレバントシリア周辺、肥沃な三日月地帯の西半分)では、テル・アブ・フレイラ遺跡(11050BP, 紀元前9050年頃)で最古級の農耕の跡(ライムギ)が発見されている。イモ類ではパプアニューギニアにて9000年前の農業用灌漑施設の跡「クックの初期農耕遺跡」がオーストラリアの学術調査により発見されている。 それ以前は採集によって野生の穀物や豆類を集めており、たとえばムギ類はアナトリア高原の南、ハブール川流域で野生種が利用されていた。

農耕の開始と同時期に牧畜も開始された。これらの始まりの時期より主に磨製石器が作られたことから、この時代は新石器時代と呼ばれている。また、一連の変革により食料の生産が可能となり、生活システム・社会構造を変化させ文明の発達が始まったことから、農耕革命、あるいは新石器革命英語Neolithic Revolution)とも呼ばれる。

 

 何れにしても〈けっこう歴史が浅いのではないか〉と思った人もいるのではないでしょうか。

 人間はずっと長い間〈狩猟、漁、採取〉などで食べものを得ていたのです。

 1万年ほどの農耕の歴史を思いながら研究所に届く野菜や穀物などを味わってみようと思います!  〈いいね!〉 このいいねクリックで〈たのしい教育研究所〉が強くなる!

 

たのしく賢く予想チャレンジ! 食べ終えたトマトの食べ残しのタネから実ができるの? その後

 以前からお届けしている〈食べ終えたトマトの食べ残しのタネから、また実ができるか〉という予想チャレンジのその後の様子をお届けします。

 この記事から読む方もいると思いますから、また予想するところから書きましょう。

 以前、研究所でおいしいミニトマトを食べました。

 その種を少しとっておいて、スタッフのOさんがそれを育ててみることにしました。
 食べたトマトの残りダネからまた実ができるのでしょうか。

 

 学校などでも教材の一つとしてトマトを育てることがあります。そのときには〈タネ〉を購入して育てています。
 もしも食べ残しのタネから、また実ができるとしたら、特にタネを購入することはありません。〈遺伝子処理〉といって、野菜や果物がどんどんできない様な処理をされているという話もありますから、食べ残しのタネでは実ができないかもしれません。

 

 スタッフのO先生が丁寧に育てたところ、こうなりました。

 まるまるとした、とっても美味しそうなトマトです。

 

 もぎ取って食べてみました。
 みずみずしくてとても美味しいトマトでした。

 みなさんも〈これは美味しいな〉と思うトマトがあったら、自分で試してみませんか。
 このサイトをたどれば、O先生が育てたトマトの様子が段階をおってご覧いただけます。

 

〈いいね!〉 このいいねクリックで〈たのしい教育研究所〉が強くなる!

 

子ども達の意欲が高まる関わりを考える シンポジウムでRIDE〈いっきゅう先生〉がお話しします

 大学コンソーシアム沖縄〈子どもの居場所学生ボランティアセンター〉からの依頼で〈子ども達の意欲が高まる関わり〉について、たのしい教育研究所(RIDE)の代表 いっきゅう先生(喜友名 一所長)がパネルディスカッションの中でお話しさせていただくこととなりました。
 学生から一般の方まで興味のある方は参加できます。参加は無料です。
 いっきゅう先生によると、写真などを見てもらいながら具体的なお話しと、意欲を高めることについての根本的なお話しをしたいということです。興味のある方はぜひご参加ください。

〈いいね!〉 このいいねクリックで〈たのしい教育研究所〉が強くなる!

たのしく賢く学ぼう 絶滅が心配される種と既に絶滅した種 ② 環境省のレッドデータバンクから考える

 環境省のレッドデータバンクにある〈リュウキュウベンケイソウ〉が「たのしい教育研究所」で花開きました。前回は〈絶滅が器具される種の数〉の話をしましたが、今回は〈すでに絶滅してしまった種〉についてです。

 既に絶滅してしまった種というと・・・

 ティラノザウルス・レックスに代表されるキョウリュウたち。

 

マンモスも有名です。

 

 実際に写真が残っている種でいうと〈フクロオオカミ〉もいます。身体の後ろ側にシマ模様があって、腹にはカンガルーの様にフクロがありました。

 

 ワシなど猛禽類の仲間でアルゲンタビス・マグニフィセンスという鳥もいました。こんな巨大な鳥が羽ばたくシーンを間近で見るとすごい迫力だったことでしょう。

 こういう動物たちだけでなく、けんび鏡レベルの菌類なとを加えるとものすごい数になりそうですね。

 そもそも大昔に生存していたかどうかもわからない説物もいますから、その数をカウントすることはできません。
 しかし、生物がどれくらいの確立で絶滅していったかについては、WWFという保護団体が推測値を載せています。それによると「誕生した生物の90パーセント以上が絶滅した」ということです。
 環境の保護という目的があるわけですから、一概にその数字を信じて良いのか悩ましいところがありますから、一応の目安の数字として捉えておくほうがよいでしょう。

   生物の歴史は発生、分化(進化)、そして絶滅の歴史といえます。そして、およそ6億年の間に、誕生した生物の90%以上(99%という考え方もある)が絶滅したといわれています。

 過去、地球の歴史の中で、比較的短い歳月の間に多くの種、ときには目や科そのものが絶滅する「大絶滅」という現象があったことがわかっています。
 この大絶滅は現在までに5回あったといわれ、もっとも最近起きた大絶滅は、約6,500万年前の恐竜目をはじめとする大型爬虫類の大絶滅です。

 

 一応の目安として、少なめに考えるにしても、生物のほとんどは絶滅していったわけです。つまりそれは、今生存している生物も、のちのち絶滅してしまう、と予測されるということです。

 環境保護に力を入れている人たちの中には〈一切何も手をつけるな〉という話をしているのかと思える様な驚きを覚えることがありますが、地球上の生物はお互いがなんらかの形で結びついていることは間違いありませんから、他の種が滅びて、人間だけが生きていくということも考えづらいことです。
 エイズウィルスや天然痘ウィルスなどの種も全てが元気に生きていくとしたら、人間にとって困ることもありますから、簡単に〈種の保護〉ということは難しいこともありますが、大切な問題であることに違いはありません。

 長い歴史から学び、未来に向けてどうしていくか?
 それを解決するのは、たのしく学び賢くなっていく人たちから生まれるに違いありません。 〈いいね!〉 このいいねクリックで〈たのしい教育研究所〉が強くなる!