円周を求めてびっくり|学び方コースの問題

今週末の学び方コースは、子ども達と保護者の方たちの許可をもらって1時間長めに開催します。

いろいろな問題を解いてみようと準備しているのですけど、その一つを紹介します。
みなさんも一緒に考えてみませんか。

問題
地面から1m上の位置にぐるりと地球とを取り巻いてヒモを結ぼうと思います。地面にぐるりと巻いたヒモよりどれくらい長いヒモが必要でしょう?

 誇張して表現すると下の図になります ⇒ rが1mです。
計算する前に感覚的に、どれくらい長いヒモが必要か
予想してみしましょう。

予想 〔      〕mくらい長いヒモが必要
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では計算してみましょう。
※地球の直径は約1万3000km ⇒ 13000000mです。

円周の出し方は
直径 ✕ 3.14です。
3.14というのは四捨五入すると「3」ですから、「3」で計算してみましょうか。

地球の地面にぐるりとヒモを巻くとどれ位のヒモが必要か?

 13000000✕3=39000000m … (A)

 では、地上から1m浮いた位置にヒモを巻くとどれ位の長さになるか?
直径で考えますから、両端に1mずつ長くなります。
すると直径は13000002mです。
計算しましょう。

 13000002✕3=39000006m …(B)

先ほどの(A)との差は

39000006m−39000000m=6m

なんと、たった6mの差しかありません。

地球に巻くヒモに6m足せばいいというのは、わたし的にはびっくりしました。

 ちなみに直径がいくら、ということに関係なく「その円周より1m長い円周」というと、6m長いヒモが必要だということになります。つまり、火星の周りであっても、水星の周りであっても、地上1mの距離にぐるりとヒモを巻くと、ということなら6m長いヒモが必要だということになります。
このところも、おもしろいですよね。

賢くたのしい学力向上は
たのしい教育研究所にお任せください

ちなみに、3.14で計算すると 6.28mです。

たのしい環境教育入門|「とりハダ会」活動報告①

某月某日、某所でのこと。

個別相談、打ち合わせや会議に飛び回る中、いぜん子ども達と何度も遊びにいった湧き水の場所に立ち寄りました。

小さな場所ですけど、とても気持ちのよい水が湧いていて、わたしの大好きな場所です。
そこに至る道が、あまりにも様変わりしていたので、もしかすると無くなっているかもしれない、とドキドキしたのですけど、ちゃんとそのままの姿で残っていました。宅地開発や区画整理の事を考えると、
「残してくれていた」という表現がふさわしいでしょう。この地域に住んでいる方たちは、とてもステキな人達だなと思います。

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話は飛びますが「とりハダ会」という団体をご存知でしょうか?
おおやけにするのははじめてですから、むちゃな問いかけでした。

ゾッとした時の鳥肌の意味ではありません。
「とりあえずハダシで自然をたのしむ会」の略称です。

会長はM先生で、副会長、理事長、中央情報局長がそれぞれ一名、事務局長が私、計5名の団体です。

活動は名のごとくですが、少し解説を加えると
「おー、すばらしい」と感じた場所に出逢ったら、まず裸足になってそこを踏みしめる。そしてその感動の言葉(たいていは「すばらしい〜」という言葉ですが、たまには「素晴らしい星だぁ!」など)とともに、自然を味わう組織です。

副会長の私は、いつかNPOにしたいと思っているくらい、すばらしい組織だと思っています。

みなさんも入会可能です。
事務局長の私までご一報ください。
特に集団での活動はありません。各自で活動して、とりはだ情報を交換しあうだけです!

さて、はなしをもどして、とりはだ会副会長のわたしは、ワタシャツ・ネクタイの姿なのに、当然こうなります。

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この星はすばらしい!
接しているのは素足だけですけど、体全体ですばらしさを感じます。

その時に、ずっと以前からやりたかったことを思い出して、最寄りの100均に走りました。

地域の方たちが時折やっているのを横目で見ながら、子ども達と学校で活動している私には、ついに叶わなかったことです。

買ってきたのはバケツと雑巾。

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「この清い水で、相棒の車の汗をながしてあげたい」というのが、それです。
ちなみにわたしはかなりの車バカで、愛車は単に車ではなく「相棒」の感覚です。まるで人間かのように「暑いね、今日は」とか「まっててちょうだいね」などと語りかけたりします。

やっとその願いが叶い、湧き水でサーッと身体を流してあげました。

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教師を辞めていろいろな活動に飛び回る中、考えてみると、ほんとうにたくさんの夢が実現してきています。
「忙しすぎるでしょう」と周りの人達から言われるのですけど、ほんとにその通りです。けれど、それはつまり「夢の実現に忙しい」ということなのだと思います。
※このサイトでは個人情報保護と合わせて筆記者以外の固有名詞は基本的に伏せています。お問い合わせがいろいろありますが、お答えしておりません。ご了解ください!

 

自然をたのしく味わうことは
本質的な環境教育です
生きた学力もそこからです
たのしい教育研究所

絵本「ふしぎなともだち」|特別支援教育に関心の無い方にもおすすめ 後編

「前編」の反響がいくつか届いています。
その中に、田島征三(たしま せいぞう)さんと 田島征彦(たじま ゆきひこ)さんが双子だということに驚いたという方から
「双子なのに苗字の呼び方が違うのですか、書き間違いですか?」という質問がありました。
私の書き間違いではなく、お二人は、「たしま せいぞう」「たじま ゆきひこ」とそれぞれ名乗っています。
確かに不思議ですけど、web上の情報によると、

 本来は「たしま」。
征彦が後でデビューしたので、征三さんと区別するために「たじま」とした
ということです。https://ja.wikipedia.org

 征彦さんの最新刊が「ふしぎなともだち」です。

indexふしぎなともだち

 わたしは特別支援教育の免許状も持っていて、その関係でのお仕事もいろいろあります。

現在の様に、その子のいろいろな問題や課題に焦点を当てて
「この子は◯◯◯◯、この子は◯◯◯◯」
というように、たくさんの子ども達に病名がついていくやり方には疑問を持っている一人ですが、確かに特別な支援をする必要があると感じる子ども達はいます。

かつて担当したMくんという子がいました。Mくんは学校が大好きで、私とも仲良く過ごしていましたが、「自閉症」と診断されていて、ごくまれに、周りの刺激に耐えられずパニックになることがありました。わたしも、その事を知っていたので、パニックになった時にも丁寧に寄り添ってあげることができました。

この絵本を読んだとき、Mくんの事を思い出して目に涙を浮かべてしまいました。
Mくんはもう成人している頃です。 元気に過ごしてくれているといいなぁ。

特別支援教育に関心のある方にも、あまり関心がない、という方にも読んでいただきたい本です。
ゆきひこさんが、出来上がった作品を手によみかたっている一枚の写真があります。
とてもいい顔をしています。
そういう顔をして読み語るにふさわしい、ステキな作品だと思います。

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特別支援教育もたのしく
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特別支援教育で活かすことができる教材を
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小学校教材「連立方定式」|丁寧にやれば小学生でもたのしくわかる

今日もたのしい「学び方講座」の日です。
「たのしい教育研究所」が目指す授業は、それをいろいろな方たちが自分でも利用できる、ということです。
もちろんプリント一枚もらって真似できるなら、それもよいのですけど、それでは付け焼き刃になる可能性も高いので、たいていは「講座」を開催して、それを受講してもらうことになります。 興味のある方はご連絡ください。

さて子ども達と「連立方程式」の勉強をしています。
今日が二回目です。
まとめとして、プリントが出来上がりました。子ども達の評価がたのしみです !

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