研究所のCoffeeご紹介!

研究所ではコーヒーメーカーを使ってコーヒーを飲んでいるのですが、最近はいっきゅうハカセもスタッフも、自分でコーヒーを淹れている姿をよく見かけます。
朝晩だけでなく、昼間も涼しい風が吹くので、おいしいあたたかいコーヒーを片手に仕事がはかどりますね。
私も自分で淹れてみましたが、まだまだ修行が必要でした。

いっきゅうハカセは、いつか自分で喫茶店をつくるぞ、というくらいのCoffee好きです。
そのハカセが、ここの豆がいい、というので、研究所ではヨシモトコーヒーさんの豆を使っています。
焙煎したてで持ってきてくれるので、お湯を注いだ時のふくらみがモコモコしてとてもよいですよ。
香りも周りを幸せにしてくれます。

コーヒー専門店 ヨシモトコーヒー

コーヒー写真

研究所にきてくれて、おいしいCoffeeが飲みたくなったら、遠慮なく言ってくださいね。

今週も一週間が始まりました。
よろしくお願いいたします!

AZU記

 

たのしい研究 ときどき 映画! ☞「きいろいゾウ」の中に出て来た謎のミュージシャン

たのしい研究の日々の中,ときどき映画を観ています。
最近観たDVDの中でおすすめは
邦画「きいろいゾウ」です。
前からその存在は知っていたのですけどパッケージの感じが重たくてなかなか手にしていませんでした。

blog_import_52e9cfd7bcb6d 宮崎あおい演じる「ツマ」は精神的に不安定です。
特に満月が近づくと不安定になるのです。
ツマを支える「ムコさん」向井理にも秘密があります…

興行的には失敗で,同じ年に公開された「仮面ライダー」にも勝てませんでした。
けれど私は邦画の名作だと思います。

「きいろいゾウ」の中で登場する,酔っぱらいが「グッドナイト・ベイビー」を唄うシーンがあります。
短いシーンです。

外国の作品には,とてもいい感じで,登場人物の唄うシーンが出てくる事がありますけど,邦画ではなかなかいいシーンはありません。
その中にあって,この「きいろいゾウ」の唄のシーンはとてもよいのです。

若い二人が親に結婚を反対されて,不安の中,電車で手を握り合っています。
その向い側でいい気分の酔っぱらいが唄っているのです…
 きっと いつかは,キミのパパも 分かってくれる♬
ダウンロード141002yuuka  表情も,あまりにもかすれた声もいい。
 唄い方も味がありすぎる…
    ミュージシャンに違いない。

そんな話を知人としていたら,今日,その唄っている人物が分かりました。

憂歌団の木村充揮(きむらあつき)です。
タイトルに「謎のミュージシャン」と書いたのですけど,私が知らなかっただけで,有名な人物です。
20140914 学生時代,友人が「憂歌団,いいぞぉ」と言っていたのは覚えているけれど,実際に聞いた事はなく,それから30年を経て感動しました。

たのしい研究所で授業の準備をしつつ,BGMに木村充揮を流して,充実した日々を過ごしています。

何と,私が日本のミュージシャンの中で一番唄が上手いと思っている近藤房之介とのデュエットもありました…もうけた。
 木村充揮&近藤房之介「みあげてごらん夜の星を」
https://www.youtube.com/watch?v=13PfDNabewg

木村充揮「嫁に来ないか」 https://www.youtube.com/watch?v=ZI-egA-dUZA

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つれづれ日記 夢がとまらない

「たのしい研究所の日々」

某月某日
忙しさは加速こそすれ,落ち着く事無く飛び回る日々。
そんな中にあいかわらず夢はどんどんあふれて来て,それは元気の証なのだと思う。

ある目標が達成されたら次は「もの書き」に全力を注ぎたいと考えている。
授業は私がやらなくては私の授業ではないけれど,文章はそのまま一人で立って歩いていってくれるから。

現在のところは,お陰様で,いろいろなところから来る依頼の授業や講演,カウンセリングや授業の相談,教材の開発,教員採用試験を目指している可愛い後輩達に特訓,その他でほとんど私の時間を使い切って,それでも週一回はしっかりとメルマガを綴っている日々。

それを次第に,もの書き業にウェイトを注ぐ生活にしていく…
もちろん,依頼された授業もこなすのですけどね。

で,もの書きをしながら,カウンターだけの喫茶店をやるというのも私の夢の一つです…ね,夢があふれてとまらないのです(・∀・
月一のサークルの名前も「たのしい教育Cafe」
もちろん私の願望のあらわれです。
たの教カフェちらし④メニュー無
珈琲をつくるのは大学の頃から得意としていて,間違いなくその腕は上がっています。
われながら美味しい珈琲いれるんですよ(^^

そんな中,今日はすこしだけゆとりがあったので,気に入りの喫茶店に行ってマスターとおしゃべりしてきました。
もう20年以上この業界で元気にやっている方です。

私「皆,繁盛するという自信があって店を開くのに,
ほとんど9割方は失敗してしまうのはなぜでしょうね,マスタ−」

マスター
「最近の店はあれでしょ,珈琲や食事出して,はいどうぞ,でおしまい。
 客が減って来たらクーポン券かなんか出してね。
 クーポン配るようになったらもうおしまいですよ。
 もっとこう客を大切にしなきゃね。
 この人がどういう曲が好きで,
 どういう仕事していて,
 どういう時によくやって来てくれるとか,
 そういうものが基本になって次第に客が増えていくわけですよ。
 わたしははじめの一二年は帳簿なんてつけなかったですよ。
 だって今日いくら儲かって,いくら足りないなんて考えていたら,
 大切なお客さんとのコミュニケーションが吹っ飛んじゃう。
 きゆなさんは,カノンが好きでしょう。
 だから,きゆなさんが来たらカノンに近い曲をかけてあげるんですよ。
 今日はねぇ〜,カノン調のいいのがありますよ。
 これがいいんですよ。
 聞いてみますか?」

とこんな会話を交わしていました。

聞かせてくれたのは岩代太郎の「春の雪」
マスターが「あなたに聴かせたい」というだけあって,いい曲でしたよ。

さてと,わたしが喫茶店をしながらもの書きをしているのはいつなのでしょう?

わたし自身が一番たのしみです(^^

おすすめ映画「デルス・ウザーラ」「冒険者たち」

台風の中,久しぶりにたくさんの時間,映画浸り。
「デルス・ウザーラ」と「冒険者たち」
どちらも「人生」を魅せてくれる名作です。

『デルス・ウザーラ』は、1975年公開の黒澤明監督によるソ連・日本の合作映画。
 黒澤明がロシアで撮った作品です。
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『冒険者たち』は1967年公開のフランス映画。アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ主演。
ロベール・アンリコ監督の名作です。

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「デルス・ウザーラ」を観るのは四回目になります。
私の好きな写真家 星野道夫が好きな作品の一つにあげているのを数年前に知ったのですけど,なぜか彼は「デルスウ・ザーラ」と書いていて,どうしてそういう勘違いが起こったのかなと思っていたら,今回それが解けました。
俳優達が発する言葉がそう聞こえるのです。

 黒澤明はこの作品の前,自殺騒動を起こしていてかなりの波乱があり,その後の一作目です。
 たしか「黒沢」から「黒澤」に変えたのもこの頃だったと思います。

「冒険者たち」は子どもの頃,テレビで観ていて,今回が2回目…
四十数年を経ているのに,そんなに記憶があせていないのにびっくりしました。

 アランドロンって今観てもカッコいいのですよ。
 ヒロインのレティシアを演じたジョアンナ・シムカスもとてもステキです。
 何といってもハイスピードのエンジン開発の夢やぶれたリノ・ベンチュラがとてもよくて,途中から加わる元パイロットのセルジュ・レジアニもなかなかよい。

台風の中,人生を深く感じる作品たちでした。

古い映画というのは,古さが故に尊いのではありません。
「ずいぶん前に作られているにも関わらず現在まで語り継がれている作品」たちが尊いのです。

この二本は間違いなく,語り継がれるに値する作品たちです。

映画の御陰で,たくさんの人生を味わっている日々です。

いっきゅう