原子分子の目でみることが科学の基本/水や二酸化炭素の分子とタンパク質の分子 一流の教育はたのしい!

 たのしい教育では小学校の子ども達へも〈原子分子の目でみる重要性〉の授業をします。それが科学の基本だからです。

 この宇宙には100種類くらいの原子があって、その組合せでたくさんの分子があり、それらで宇宙の物質ができあがっていきます。
 人間も原子分子でできています。
 コロナウィルスも原子分子でできています。 

 水の分子はこういう形をしています。白が水素原子で赤が酸素原子です。原子分子はとても小さくて、酸素原子を一億倍くらいするとやっとピンポン球くらいの大きさです。

 私たちの口から吐き出されている二酸化炭素はこういう形です。真ん中の黒い原子は炭素原子、両端の赤い原子は酸素です。

 私たちの体の大部分はタンパク質でできています。牛乳も卵も大部分はタンパク質です。タンパク質はいろいろな種類のアミノ酸が結びついて出来上がります。

 タンパク質の分子は、水や二酸化炭素よりずっと巨大です、炭素や水素などの原子がたくさん結びついています。

 原子分子の話は中学理科で出てきます、しかし〈たのしい教育〉で扱うよりずっと表面的な内容です。
「そういうことを教えるのは小学校ではなく、大学や高校くらいからがいいのでは」と思うかもしれません。
 その考えもわかります。

 しかしたのしい教育で取り上げると、何しろこども達がとても喜んでくれるのです。
「いっきゅう先生、あの黄色い原子はなんですか?」
「タンパク質って炭素原子がいっぱいですね」
「タンパク質の中には水も見えますね」
という様に、たくさん質問してくれる様になります。

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応援団の方から貴重な本の贈呈がありました/平凡社 理科事典全19巻(百科事典)

 古くからメールマガジンを購読してくれているAさんから貴重な本の贈呈がありました。
 理科事典(平凡社百科事典)全19巻です、ありがとうございます。
 たのしい教育研究所を育ててくれた板倉聖宣先生が高く評価していた事典です。

中はモノクロではなく、要所要所でカラーも利用されています。


 ごらんの様に古い本です、どれくらい前の事典だと思いますか?


 1953年、今から約70年前です。

 内容は板倉先生が高く評価しているくらいですから信頼性が高いのですけど、これだけ古いととてもおもしろい内容になっているところが目立ちます。

 たとえば日本人で初めのノーベル賞受賞者「湯川秀樹」の項目には
「現在アメリカのコロンビア大学教授および京都大学理学部教授」とあります。
つい笑ってしまいました。
   じっくり読んでいこうとおもいます、興味のある方はお問い合わせください。

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東大をはじめとして難しいといわれる大学に合格する方法

 突然、受験に関するいろいろな質問が届き始めました。きっと小学校の頃に〈たの研でたのしい教育〉の特訓を受けた子たちの全員がその後ストレートでいろいろな大学に合格していったからでしょう。中には東大に合格した子も出ましたから注目を受けているのだと思います。

 ちなみに、小さな組織のたのしい教育研究所ですけど、教員試験に関わる〈スーパーヴィジョン〉を数回受けた人たちの合格率は、いわゆる塾の合格率と比較できないほど高いものがあります。管理職試験の合格率は100%です、受けたいという方たちは多いのですけど、管理職は先生たちへの影響がとても大きいので、関係者からの推薦を基本にしています。〈文章ドクター〉で全国的な賞を手にした人たちもいます。
 会社への面接や試験などで相談にくる方もいます、結果全体を把握しているわけではありませんが、ほぼ100%の合格率でしょう。
 そういう成果を見ても、たのしい教育の可能性・爆発力はかなり高いと思います。

 ではどうすれば合格できるのでしょう、東大を例にとってみましょう。

 人間は機械ではありません、コンピュータなら電源を入れてキーを叩いて命令すれば、その通り忠実に仕事をこなすでしょう。生き物である私たち人間は、自分の興味関心が作用して高い成果をあげることができるのです。

 もちろん褒美や罰で誘導することもできるでしょう。ところがそれは他から与えられるものなので不安定だったり、どんどん量を増やしていかなくては効果が出なかったりします。

 自分の中に学ぶことに対するたのしみができたら、外からの燃料は必要なくなります。

 これは〈語るは易やすし〉です、実際にたの研で学ぶことの喜びをどんどん味わっていくことです。そして予想の立て方や結果を大事にみていくことを体感していくことです。

 そういうことを提供できる「こども未来学校」をまたいつか開講したいと思います、希望する人は今からお問い合わせください。

 ただしこどもは嫌がるのに大人が強引に申し込むというのはノーグッドです、こどもにはこどもの人生があります。それを見てあげられる大人が、その子の可能性を広げることができるのです。嫌がってもやらせるというのは、その対極です。

 たの研に質問しようと思った方たちの何割かの方たちのその質問には答えになったとおもいます。

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先生のことば/若い先生たちに伝える言葉や、通知表、クラスをとじる時の言葉、寄せ書きなどで利用できると思います

 最新号のメールマガジンでもっとも反響が大きかったのは〈たのしい授業の章〉でとりあげた「先生のことば」でした。

 学年末の通知表や寄せ書きなどに利用できる言葉を10くらい紹介しました。ある保険会社からもらった冊子の中にある言葉たちの中で私が心動かされたものや、共感するものを選びました。若い先生たちに伝える言葉や、通知表、クラスをとじる時の言葉、寄せ書きなどで利用できると思います。

 

先生が楽しんでいたら、子どもたちも自然と楽しくなるものです。
[エピソード]
大学で保育実習に行った時、子どもたちとどう接したらいいか悩んでいました。そんな私に先生が一言。誰かを楽しませるにはまず自分が楽しまないと!と思うことができて、心が軽くなりました。

神奈川県「もたこ」さん(24歳)

いっきゅう
逆に言うと先生が楽しめないことをがんばっても、こどもたちにはあまり伝わらないのだということでもあるでしょう。全てたのしめるわけはないので、そういう時はあまり無理せずすすむとよいのでしょう

 

歴史を勉強するのは、同じ過ちを繰り返さないため。
[エピソード]
小学校の社会の時間で、先生が言った言葉です。戦争を繰り返してはいけないし、ちゃんと勉強もしなければいけないんだなと思いました。今でもその時のことをよく覚えています。

福岡県「まあ」さん(37歳)

いっきゅう
 師の板倉聖宣は「今こういうことをしたらどういう結果になるのか、歴史には実験データが詰まっている」と語ってくれました。
 〈同じ過ちを繰り返さない〉というのは、今まさに心に留めたい言葉です。

 

迷ったら、人として美しい方を選びなさい。
[エピソード]
学生時代、恩師からいただいた言葉です。いつもまわりの目を気にして自信が持てず、縮こまっていましたが、勇気をもらいました。おかげで、良心をもって行動しようと思えるようになりました。

静岡県「てらちゃん」さん(32歳)

いっきゅう
これは私の人生の指針の一つです。イヤな方法で高い地位を得て多くの財産を得ても、私にとってそれは悲惨な人生です

皆さんの心に残っているのはどういう言葉でしょう、教えてもらえたら嬉しいです。

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