たのしい生物学〈トラとネコ〉/たのしい教育プログラムの紹介

 宗教が絶対正しいと信じる人たちの中には〈進化論〉を信じない人もいるのですけど、科学的・実証的、つまり〈誰かが言ったから正しい〉ではなく〈自分でも確かめることができる〉研究を進めれば進めるほど、生物は突然誕生したのではなく、ゆっくり進化していったことがはっきりしています。

 今年はトラ年、トラは大型の肉食動物です。

 これはネコ、正式にはイエネコという種類の動物です。

 眠りの天才で、眠る子で〈ネコ〉と名付けられたのかなと思うほどよく寝ます。トラとイエネコがとても近い動物だというのは驚くべきことだと思うのですけど、みなさんはどう思いますか?

 トラとネコは進化をたのしく教えるのにとてもいいテーマになると思います。

 DNAをたどっていくと、こういう流れがハッキリしてきました。新しい化石などの発見によって少しずつ修正が加わっていくので、100%バージョンで考えておくことは危険です、とはいえこの骨格は変わることがないでしょう。

 この流れをこどもたちに見てもらうと、いろいろな驚きを口にしてくれます。

 沖縄で害獣として駆除されているマングースはネコやライオンより古い動物だったんだということ。
 そしてイヌもネコの仲間として分類されている、つまりDNAが近いのだということetc.

 この図をみてもらってから、こども達に「では、ネコやイヌの仲間の祖先にあたる動物はどういう姿形・大きさをしていたと思いますか。自由に想像して描いてみましょう」となげかけてみましょう。

時間があったら色もぬってみましょう

 

 

 

 

 

 6000万年くらい前に生活していたこの動物が、ネコやイヌの祖先あるいは、それにとても近い生物だろうと考えられていて、〈ミアキス〉と名付けられています。

 大きさは30cmくらいですから、普通の猫より小柄です。

 毛や色などははっきりしないのですけど、こういう姿形をしていたのではないかと考えられています。
 みなさんの予想と比べてどうだったでしょうか。

 外れていてもいいんですよ、人間は予想を立てただけで、かならず前より賢くなっていくからです。
「外れていたけどおもしろいなぁ」という人がいたら、それはとても素晴らしいことです。

 では続けましょう。

 私たち人間は、どの様に進化していったのだと思いますか?

 さっきのトラやネコの進化の流れの様にたどっていくと、人間はどういう動物と近くて、その姿はどの様なものだったのでしょうか。

 これから一緒にいろいろな予想を立てながら、科学者の研究をたどっていきましょう。

 長いのでここまでにしておきましょう。
 興味のある方は、これをベースにたのしい教育プログラムを作って試してみてください。
 家族の団らんのひと時に話したりするのもよいですね、子ども達が「たのしい」といってくれたら、感じてくれたらそれはきっと価値あるものになると思います。

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(たのしい教材プログラム)かわいいトトロ門松

 先週のクリスマスパーティーでミムラ先生がトトロのかわいい門松づくりを披露してくれました、これです。参加者全員大盛り上がりです。

 15分くらいでできあがります。

 自分のアイディアでいろいろなバリエーションがうまれます。

 

 ものづくりが盛り上がると、みんな無口になっていきます。

 これは私いっきゅうがつくっている途中の状況です。

 クラスで実施したい方は、ものづくりSVについてお問い合わせください。一つ組み立てると、クラスで実施することができるでしょう。

 今年もいろいろなたのしい教育プログラムを提供していきたいと思います。

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新年1週目の〈出前児童館ものづくり体験〉こども未来キャラバン

 新年はじめからこども未来キャラバン〈沖縄市出前児童館ものづくり体験〉が実施されます。

 プログラムは〈かさぶくろロケットの実験〉です。

 くるくる回転させたり、まっすぐ飛ばしたり、いろいろな飛翔(ひしょう)をたのしみましょう。

 期日時間場所は
2022年1月6日(木)16:00~18:00 沖縄市宮里公民館
2022年1月7日(金)16:00~18:00 沖縄市登川公民館
です。
参加費材料費すべて無料で体験できますよ。
親子での参加も歓迎します。

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季節の移ろいにたのしく心動かされる日々

 これは数日前に撮った〈たの研第一研究所〉近くの公園の梅の花です。まだ2022年に変わる前で、12月に梅が花開いたというので、県外の友人知人から「それはすごい」という便りがいくつも届いています。

 一年前はいつ頃、梅の開花を知ったのでしょう?
 カメラの画像をたどればわかると思うのですけど、それより何より、季節のうつろいと同時に、自然の花たちが開花していくのをみるのは、心の奥から嬉しさがこみ上げてきます。

 清楚できれいな花です。

 そうやって梅の花たちをたのしんでいくうちに、今度は桜の蕾たちがふくらんできます。

 こうやって沖縄の真冬の季節もとてもたのしむことができます。

 春には春のたのしみが、夏には夏のたのしみが、そうそう去年は恩納村の海岸で〈もずく〉の収穫をたのしむことができました、あの季節もやってきます。

 秋は外を歩くことがとても気持ちいい季節ですから、ますますたのしさが増えていくでしょう。

 人間は季節ごとの移ろいに、とても幸せを感じることができます。
 忙しい日々かもしれません、もしかすると体調がよくないということがあるかもしれません。そういう時でも少し時間があったら、そして少し外を歩く元気があったら、ぜひ外に出てみませんか。
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