教員試験の問題をたのしく解く(沖縄県2021年実施-小学校専科-理科)

 試験問題をたのしく解くというのは、私いっきゅう個人の趣味です。数学の問題などは大好物で、問題作成者の感覚を味わいながら「お、こうきたか」という様に格技の試合の様にたのしんでいます。
 解き方を周りの人に伝えることはできるのですけど、限られた時間の中で受験勉強している人たちに、このたのしさは伝えることは困難です。
 その問題の奥に控えている公式や法則などの素晴らしさは、
年数回の講座などで、学ぶたのしさを味わってもらう様にして、合格してから仮説実験授業などで、いっぱい体感してもらいたいと思っています。

 今回は、2021年度実施の小学校専科〈理科〉の1問目の解き方を解説しましょう。

 問題

この図の様な装置を組み立てて、力がはたらく面積(cm2)とスポンジのへこみ方を調べた。
その結果、下の表のようになった。
レンガがスポンジに加える圧力の大きさとして正しいものを、次の①から⑤までの中から一つ選び、記号で応えなさい。

(25)
 ①0.1(Pa) ②1(Pa)
 ③200(Pa) ④1000(Pa) ⑤10000(Pa)

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受験生のみなさんは解いてみませんか。

私のいっきゅうofficeに相談にくるのはもちろん「これが解けませんでした」という人たちです。

いいんです、今は解けなくて。
来年の夏にはスラスラと解ける様になっていればよいのです。

この問題で間違うところは〈単位換算〉です。
圧力は〈1m2あたり〉で表すことになっているのですけど、この表に示されたのは〈1cm2〉ですね。
受験問題では、こういう単位換算でひっかけようとする問題が時々でますね、時速を求める計算で、秒速のデータが示されていたりetc.

 では、私が解いてみましょう。
 仕事の合間の休憩時間にパッと描いたノートなので、読みづらいと思います、必要な方はがんばって読んでください、こう解きます。

 

 私は、受験問題もパズルの様にたのしめます。
 小学校の先生になって、たのしい教育がしたいというみなさんは、いろいろコーチできると思います、お問い合わせください。
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たのしい教育の広がり byひな

離島から嬉しい便りが届きました。
たのしい教育研究所の講座にも離島から駆けつけてきてくれる、たのしいことが大好きな先生です。

少し紹介しましょう。

ホームページも便りも、メルマガも欠かさず見ています。

映画紹介も毎回楽しみです。

  – 中略 –

明日の始業式は、講座の時、本の紹介で教えてもらった、スタートラインの詩で、2学期をスタートしていきたいと考えています。

 

 30日から二学期がスタートするということで、たの研の教材が欲しいということも書いてありました。

 写真も送ってくれました、「たまごにいちゃん」ですね。

 

 こういう先生がいてくれると、子ども達は「先生、今日はどんなたのしいことやってくれるのかなぁ~」と、わくわくする日々を過ごしていることでしょう。学校に行くのがたのしみになりますね。

 今回はたの研のバージョンアップ版「国語辞典をたのしもう」とスポーツ教材UFOを希望してくれました。

講座やメルマガ、たより、ホームページなどで紹介した教材をよく活用されてその様子をみて、こちらまで幸せな気持ちになりました。

 二学期も笑顔になる教材でたのしんでいただければ幸いです。

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子ども達にプレゼントするたのしみ

 みなさん、これ、何に見えますか?
 美味しそうでしょう。

 たの研では沖縄市の出前児童館に来てくれる子どもたちにプレゼントしようと、添加物や保存料を使用しない〈手作りナチュラル石けん〉の作成が進んでいます。

 何度見てもキレイです。

 感染症対策も万全で、子ども達にたのしい教育でたのしんでもらうおとう思っています。

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食卓塩の結晶(センス・オブ・ワンダー)/予想→実験で眺めれば周りのほとんどがワンダー〈結晶編②〉

予想を立ててながめていけば周りのものは全てワンダー、つまり予想・実験(観察)の過程がセンス・オブ・ワンダーです。
前回の塩の結晶の話の続きです。

濃い食塩水をつくって大きな塩の結晶をつくると立方体の結晶ができます、理科の実験などで知っている人もいると思います。
これは前回紹介した私いっきゅうの簡単実験です、立方体の食塩の結晶がいくつもできています。

 では台所にある塩の塊はどういう形をしているのでしょうか?
 というのが前回の問題でした。

 どう予想したでしょうか。

 まだ予想を立てていない人は、一つ前に戻って予想を立ててください。

※  ※

 予想を立てて眺めたら、ほぼ全てがワンダーです。

では、観察調べてみましょう!

 たの研にある塩はこれです、近くのスーパーで購入したごく普通のしおです。
※〈岩塩〉と書かれたものはでき方が別ですから注意してください

 

 スプンいっぱいを見やすい様に黒い画用紙にのせてみました。
 私たちが普通に目にする塩です。

 拡大視して眺めてみましょう、どうでしょうか。

 立方体(サイコロ型)がほとんどにみえませんか。

 塩の山から少し離れたところを眺めましょう。

 塩は実験的に作った場合に立方体になるのではありません。
 私たちが食事に利用している塩も立方体なのです。
 塩が水の中で形を作っていくときには、立方体の形になっていくのです。
 原子分子の構造でこうなっていくのですけど、そのこともワンダーです。

 いつかチャンスがあったら書きましょう、たのしみにしていてください。

 みなさんもぜひ予想を立てていろいろなものごとを眺めてみてください。予想して確かめる、それこそがセンス・オブ・ワンダー、たのしい世界ですよ。

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