単位の計算は、子ども達だけでなく、大人でも混乱します。
学び方コースでも、教員試験特訓でも、間違って解答する人が出てくるところです。
機械的に覚えるのではなく、きっちりとその意味を捉えて記憶することをおすすめします。
k(キロ)は 1000倍 という意味があります。
私もそうですが無線仲間での会話では「そのアンテナ2k円で譲ってくれませんか?」という様な使い方もします。
2k円は2000円という意味です。
h(ヘクト)は100倍です。ヘクトパスカルのヘクトです。
d(デカ)は10倍です。
4デカメートルというのは40メートルのことです。
さて、子ども達に教えていて
「へ〜」となった単位の話です。
t(トン)は1000キロgの単位です。
どうして1000キロをトンという様になったのか?
嘘の様な本当の話です。
ワインなどを貯蔵するタルをご存知ですね。
こういうやつです。
これに詰めた液体の重さが約1000キロだったのです。
どうして「トン」というのか?
ここが面白い。
タルを叩くと「トントン」と音がしますね。
それが1タルの重さ1000kg の呼び名となったのです。
1t (トン) というのは叩いた音だという、わけです。
なかなかひょうきんな単位ですよね。
メモリーされましたか?
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