サニーレタスの花を見たことがありますか?/サニーレタス、黄金人参、二ガナがいっぱい届きました

 研究所を強く応援してくださっているHさんが今週も野菜をたっぷり持ってきてくれました。今年に入ってすでに3回目、勢いのある野菜がいっぱいです。

 Hさんは若い頃ハワイの大農場で修行してきたスケールの大きな人物です。
 〈野菜づくりは実験です〉と語るHさんは農薬を使わないので、虫たちも一緒についてきます。

 アオムシがいるのが見えますか?

 これはスタッフの質問に答えてサニーレタスの成長の様子を話している様子です。
 ちなみにサニーレタスは和製のネーミングで、海外では〈リーフレタス〉とよばれています。

 

 ところで皆さんはレタスに花が咲くと思いますか?

 たのしい教育研究所(RIDE)の〈キッチンのタネ〉という教材を知っている方は的確に予想できると思います。

 花の咲かない植物は特別なもので、基本的に植物に花は咲きます。

 花が咲いてタネができるのです。

 では、サニーレタスの花ってどういう花でしょう?

 予想してみてください。

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これがサニーレタスの花です。

 花を観てイメージできる人もいるかもしれません、サニーレタスは〈キク科〉です。

 キク科といえばたんぽぽもそうです。

 タンポポのタネは綿毛で飛んでいきます。

 これがタンポポ、みなさんもたくさん見てきたと思います。


 ではサニーレタスも綿毛になるのでしょうか、それとも同じキク科とはいっても、違うタネのつき方でしょうか?

 予想するとたのしく賢くなっていきます!

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 これがサニーレタス(リーフレタス)のタネ、綿毛の下に連なっています。

 植物学者たちがグループ分けしてくれている、たとえば〈◯◯科〉という分類は、みごとだと思いませんか?

 私たちの周りにはたのしいことがいっぱいです。

 応用編
 キャベツの花ってどういう花でしょう。
 レタスと同じようにキク科なのかな?
 興味のある人は自分で調べてみてくださいね。

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コップでプラ板/こっプラ板 の哲学的な見方

 プラスチックの形状記憶特性を利用したのが〈プラ板〉だという話にいくつもメールをいただきました。プラ板をたのしんでいる時に子どもたちから「ねぇ先生、どうしてこうなるの?」という質問が来て、それにやっと答えることができます、という内容がほとんどでした。


 ただし〈理屈を説明できないとたのしめない〉ということは間違いです。それを認識しておくことはとても重要です。

 そういう現象をそのままたのしむという段階でも十分価値があるからです。そのうちに、前回書いたような実体論的な仕組みを知りたいという人たちも出てくるでしょうし、さらにそれを超えて〈プラスチックだけでなく全ての物質についてもそういう性質があるのか〉という本質論的な段階が気になる人たちも出てくるでしょう。

 しかし〈プラスチック板がくねくねして縮んでいく〉という現象的な段階をそのままたのしむことの価値が減るわけではありません。色を塗ると鮮やかなデザインになることを発見した人は、実体論や本質論を追求した人ではなく、くねくね縮むという現象をたのしんだ人に違いありません。その現象をたのしんでいる人でなくては、その現象のすばらしさは発見できないでしょうし、さらに工夫していろいろなデザインを創っていくはずはないからです。


 まずは〈たのしむこと〉が優先でよいのです。
 たのしむことよって、人間はそこからいろいろなものを学んでいきます。
 それは技術的なものだけではありません。
 周りの人たちとの人間関係や気持ち的な豊かさ、生きがいまで高まる人もいるでしょう。

〈これを学ばせる〉〈これができるようにする〉優先の教育は日本だけでなく世界の主流です。それを〈たのしさ〉優先の教育に変革していく。
 それがRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の活動です。
 応援してくださる皆さんが一人でも増えていくことをたのしみにしています。

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たのしいこっプラ板/こっぷプラ板 つづき

 前回のこっぷでプラ板の続きです。予想を立てていただけたでしょうか。コップをこんな形に切って熱するとどうなるか? という問題です。

 こうなります、三日月の形です。


 では続いていきましょう。

 この形を切って熱するとどういう形に縮むと思いますか?

 わかりにくいかもしれませんから線画で表してみましょう、こんな形です。


予想してみてください!
自分でカットして熱してみるのもよいですね。

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予想してからね

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 こうなります、かわいいハート形です。

 コップを利用するともっといろいろな形をたのしむことができます。

 みなさんも予想して実験してみませんか。

 沖縄市の出前児童館でもたくさんの子どもたちが〈こっプラ板〉をたのしんでくれています。金曜日までやっています。沖縄市の公的な事業なので全て無料です。

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コップでプラバン/こっプラ板

 たのしい教育研究所(RIDE)人気の教育教材はいくつもあって〈こっプラ板/コップでプラ板〉もその一つです。
 ずいぶん以前、学校のたのしい教育好きのメンバーで実験していたときに発見して、それが雑誌〈たのしい授業〉に掲載されました。

 

 熱を加えていろいろな形に引き伸ばし冷やして固めたプラスチックは、もう一度熱を加えると元の状態に戻ります・・・形状記憶の一つです。

 プラ板で遊んだことのある人たちは知っていると思います、0.3mmとか0.5mmの薄い平らなプラ板(プラスチック版)をトースターなどで熱すると縮んで暑くなります。
 もともとその厚みがあったプラ板を熱で薄く引き伸ばして固めたのが、その0.3mmとか0.5mmの薄い平らなプラ板(プラスチック版)だからです。

 そこに絵を描いておけば、縮むことによって線や色がギュッと凝縮されて濃くなり、鮮やかな絵になるわけです。そういう熱を加えることによって元の状態に戻るプラスチックの特性を利用して遊んでいるのがプラ板です。

 プラスチックは形状記憶で元に戻る性質がありますから、専用のプラスチック版でなくてもたのしめます。

 たとえばごく普通に手に入るプラコップ!


 このプラコップも板状の平らなプラスチックに熱を加えてコップの形にしたのです。
 ですから、熱を加えると元に戻るわけです。
 ほんとです。

 記事から紹介しましょう。

 プラ板をこんな感じでカットするわけです。

トースターで熱すると・・・

 こうなりました。
 これは出版社の方たちがためしたときのものです。
 もっと丁寧にカットすれば円に近い状態で縮みます。

では、カットした上の部分を熱するとどうなると思いますか?
 ちゃんと縮んでくれるのでしょうか・・・

 こうなります。

 では問題です。

 この形は縮むとどうなると思いますか?

 予想してみてくださいね。

 実験結果は次回おとどけします。
 今週の沖縄市出前児童館に参加していただければ、このこっプラ板を一緒にたのしむことができます。
 大人の方もボランティア参加として一緒にたのしんでもらえますよ。

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