東大をはじめとして難しいといわれる大学に合格する方法

 突然、受験に関するいろいろな質問が届き始めました。きっと小学校の頃に〈たの研でたのしい教育〉の特訓を受けた子たちの全員がその後ストレートでいろいろな大学に合格していったからでしょう。中には東大に合格した子も出ましたから注目を受けているのだと思います。

 ちなみに、小さな組織のたのしい教育研究所ですけど、教員試験に関わる〈スーパーヴィジョン〉を数回受けた人たちの合格率は、いわゆる塾の合格率と比較できないほど高いものがあります。管理職試験の合格率は100%です、受けたいという方たちは多いのですけど、管理職は先生たちへの影響がとても大きいので、関係者からの推薦を基本にしています。〈文章ドクター〉で全国的な賞を手にした人たちもいます。
 会社への面接や試験などで相談にくる方もいます、結果全体を把握しているわけではありませんが、ほぼ100%の合格率でしょう。
 そういう成果を見ても、たのしい教育の可能性・爆発力はかなり高いと思います。

 ではどうすれば合格できるのでしょう、東大を例にとってみましょう。

 人間は機械ではありません、コンピュータなら電源を入れてキーを叩いて命令すれば、その通り忠実に仕事をこなすでしょう。生き物である私たち人間は、自分の興味関心が作用して高い成果をあげることができるのです。

 もちろん褒美や罰で誘導することもできるでしょう。ところがそれは他から与えられるものなので不安定だったり、どんどん量を増やしていかなくては効果が出なかったりします。

 自分の中に学ぶことに対するたのしみができたら、外からの燃料は必要なくなります。

 これは〈語るは易やすし〉です、実際にたの研で学ぶことの喜びをどんどん味わっていくことです。そして予想の立て方や結果を大事にみていくことを体感していくことです。

 そういうことを提供できる「こども未来学校」をまたいつか開講したいと思います、希望する人は今からお問い合わせください。

 ただしこどもは嫌がるのに大人が強引に申し込むというのはノーグッドです、こどもにはこどもの人生があります。それを見てあげられる大人が、その子の可能性を広げることができるのです。嫌がってもやらせるというのは、その対極です。

 たの研に質問しようと思った方たちの何割かの方たちのその質問には答えになったとおもいます。

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先生のことば/若い先生たちに伝える言葉や、通知表、クラスをとじる時の言葉、寄せ書きなどで利用できると思います

 最新号のメールマガジンでもっとも反響が大きかったのは〈たのしい授業の章〉でとりあげた「先生のことば」でした。

 学年末の通知表や寄せ書きなどに利用できる言葉を10くらい紹介しました。ある保険会社からもらった冊子の中にある言葉たちの中で私が心動かされたものや、共感するものを選びました。若い先生たちに伝える言葉や、通知表、クラスをとじる時の言葉、寄せ書きなどで利用できると思います。

 

先生が楽しんでいたら、子どもたちも自然と楽しくなるものです。
[エピソード]
大学で保育実習に行った時、子どもたちとどう接したらいいか悩んでいました。そんな私に先生が一言。誰かを楽しませるにはまず自分が楽しまないと!と思うことができて、心が軽くなりました。

神奈川県「もたこ」さん(24歳)

いっきゅう
逆に言うと先生が楽しめないことをがんばっても、こどもたちにはあまり伝わらないのだということでもあるでしょう。全てたのしめるわけはないので、そういう時はあまり無理せずすすむとよいのでしょう

 

歴史を勉強するのは、同じ過ちを繰り返さないため。
[エピソード]
小学校の社会の時間で、先生が言った言葉です。戦争を繰り返してはいけないし、ちゃんと勉強もしなければいけないんだなと思いました。今でもその時のことをよく覚えています。

福岡県「まあ」さん(37歳)

いっきゅう
 師の板倉聖宣は「今こういうことをしたらどういう結果になるのか、歴史には実験データが詰まっている」と語ってくれました。
 〈同じ過ちを繰り返さない〉というのは、今まさに心に留めたい言葉です。

 

迷ったら、人として美しい方を選びなさい。
[エピソード]
学生時代、恩師からいただいた言葉です。いつもまわりの目を気にして自信が持てず、縮こまっていましたが、勇気をもらいました。おかげで、良心をもって行動しようと思えるようになりました。

静岡県「てらちゃん」さん(32歳)

いっきゅう
これは私の人生の指針の一つです。イヤな方法で高い地位を得て多くの財産を得ても、私にとってそれは悲惨な人生です

皆さんの心に残っているのはどういう言葉でしょう、教えてもらえたら嬉しいです。

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こども未来キャラバン 今年度もたのしく終了

 今年度のこども未来キャラバンがたのしく終了しました。
 これは次々集まって来てくれたこども達と保護者の皆さんの様子です。

 空気の力を味わいながら、いろいろな実験をしています。
 これは大きな的をめがけて空気砲のふわふわ玉を発射しているところです。

 こどもたちはとてもいい顔をしています。
 保護者の皆さんもとても嬉しそうです。

 終了後、スタッフ四人にたの研のメンバーから花束の贈呈がありました。
 こんなにみごとなチームは他の団体ではみることができないでしょう。

 また新しい構想を元に、こども未来キャラバンを編成したいと思っています、おたのしみに。

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たの研の〈学び方コース〉を受講した子どもたちがお礼にやってきた〈東京電機大学・東京大学合格〉

 以前、小学校六年生のこども達を〈たの研〉で教えたことがありました、6年前のこと、保護者の皆さんの熱意に打たれて「学び方コース」をプログラムしました。
 確か6人のこどもたちが受講してくれたと思います。

 数日前に、名古屋の大学に合格したAさん親子がたの研に来てくれました。県外の高校に進学して今度県内の大学を受験して合格したBくんの家族の方からもお礼の連絡が入りました、大学合格の時に小学校で数ヶ月学んだ〈たの研〉のことを忘れずに連絡をしてきてくれることだけでも、とても嬉しいことです。

 先日、そのうちの二人から「大学に合格しました、いっきゅう先生に会いたいです」という連絡が入り、時間を調整して第三研究所で再会しました。

 やってきた二人は、あの頃と同じいい顔をしていました。

 一人は大好きなコンピュータープログラムのプロを目指して電機大に進学したとのこと、一人は東京大学の中でも倍率の高いところを突破しました、もちろん二人とも現役で合格しています。

 中学受験や小学校のまとめをしたいということで〈4ヶ月ほど〉私の授業を受けたとのこと、〈てこはスゴイぞ〉とか〈三角形の内角の和が180°だっていうのを簡単に信じていいのかキミたちは〉とか、いろいろなものを学ばせてもらいましたと話していました。

 たくさん語って、大学でも予想を立てて実験しながらたのしく学んでねと伝えると力強く「はい」返事を返してくれました。

「どうして6年の前に数ヶ月お世話になったたの研にお礼に足を運びたくなったの? 君たちの夢を切り開くために、たのしい教育研究所は何ができたのだろう? 」

 そう問いかけると、二人ともしばらく真剣な顔をして考えてあと

「たのしく学ぶことができるということです」
「数えられないくらいです」
と答えてくれました。
 嬉しい言葉です。それを近くで聞いていたA先生は、目を潤ませていました。

 「大学でも予想をたてて学ぶことだよ、それが間違っていてもたくさんのことを学ぶことができるから」そういうと「もちろんです」という顔をしてうなづいてくれました。

  私がその日まとめたたのしい教育プランがあって、理科の先生たちに授業したのですけど、この子たちにもやってみました、「菜の花から広がる世界」です。
 連れてきてくれたお父さんも一緒にたっぷり予想を立ててたのしんでくれました。さっき答えてくれた様に、予想の間違いも苦にならない様子でした。
 わたしは「このプランはコンピュータの最先端を学ぶ人や、日本で最も難しい大学だと言われているところに進む人にとっても、初めは間違いつつ、そのうちに正しい予想ができる様になるプランなのだな」と手応えを感じていました。

 いっぱい語り、また会う約束をして、3人でガッツポーズ。

 
 帰る前に、二人が書いてくれた、たのしい教育研究所の評価・感想を、夜読みました・・・一つだけで胸がいっぱいになりました。

 比べるものではないかもしれないけれど、中学高校で過ごした日々より一番密度の濃い4ヶ月でした。
 学校より高いレベルの勉強や、中学高校でも出てこない様な勉強ができたことで、自分の興味のあることを自主的に学びに行く姿勢も学ぶことができました。
 先生が「学ぶことはたのしいけれど楽とは違うんだよ」といった言葉を今でも覚えています。大学でもたのしく学んでいきたいです。あの時もらった〈つみきパズル〉、今でも大事にもっています。

 たの研の信頼する盟友のいらはさんと「こども未来塾」をやりたいねと話してからもう何年も経ちました。

 そろそろまた小学生や中学生を教える準備をするのもいいかもしれません、そういう気持ちになっている嬉しい日々です。
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