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ここまで。

野田俊作先生から学んだ〈瞑想〉のトレーニングコースの準備中

 わたしにアドラー心理学とカウンセリングを伝え、カウンセラー免許を授けてくれた 野田俊作先生が昨年2020年12月に他界しました。
 やっとおちついて野田先生のことを書くことができそうです。

 野田先生は全体との協調より自らの考えを優先させることもあり、自由なところもあったので、後半は自ら会長を務めたこともあったアドラー心理学の中心組織から距離をおき、ひっそりと暮らしていました。

 私が野田先生のところに直接学びに通い始めたのはもう三十年以上前のことになります。
 昨年、PEALカウンセリングを開発した連絡とお礼とを伝えようとした矢先の訃報で、私の気持ちもかなり沈んだのですけど、約一年経ち、野田先生が伝えてくれたことについて、さらに積極的に伝えていきたいという気持ちが出てきています。

 カウンセリングについては、野田先生から学んだことを私の教育実践と仮説実験授業の理論とを融合させたPEALカウンセリングを創り上げ、そこで育ったPEALカウンセラーたちがカウンセリング活動をしてくれようにもなりました。

 アドラー心理学についても、仮説実験授業の実験論と結びつけて、たとえば生徒指導に困っている先生たちへのスーパーバイズに効果を上げています。

 実は野田先生が本格的に授けてくれたことがもう一つあります、〈瞑想〉です。

  大阪の野田先生のところに通ってしばらく経った頃「きゆなさん、カウンセリングを学ぶなら一緒に瞑想を学ぶといい」と勧められ、たしか3~4日間のコースを何年かに渡って数回受講していきました。
 もちろんその指導は野田先生が直接担ってくれました。
 私はもともと武道を長年続けているので、道場に入る前と後、心さやかに落ち着けることは何度も訓練してきています、瞑想は難しいものではありません。
 とはいえ瞑想に特化したトレーニングは刺激的でした。
 考えてみると、私は野田俊作先生がとても元気な時に、一級品の3つ〈アドラー心理学〉〈アドラーカウンセリング〉〈瞑想〉を授けてもらった一人です。

 野田先生が伝えてきたアドラー心理学はいろいろな人たちが伝えている様です。しかし〈瞑想〉についてはほとんどコースが見つかりません。
 野田先生への恩返しの意味でも腰を上げなくてはと思っています。もちろんそれによって、いろいろな人たちが新しい発見をすることでしょう。

 瞑想についてこれまで触れなかったのは、巷にある瞑想が〈スピリチャル〉や〈宗教〉と密接に関係して実施されているからです。何やら怪しいイメージを持つ人たちもいるのではないでしょうか。

 野田先生もスピリチャル的な部分を深く持った方だったのですけど、原子論者の私はそういう部分をそぎ落とした瞑想を学びとりました。本来的に瞑想は呼吸と一体化した心の落ち着け方で、スピリチャルと宗教と絡むものではありません。
 ブッダ自身が死んだらどうだとか霊的なものを語った人物ではありません、それを明らかにした本はいくつもあるのですけど、読みやすいところでは司馬遼太郎が書いたものを探してみるとよいでしょう。

 瞑想のコースは野田先生がとても元気なころ実施していて、ヨガ的な瞑想であったり、チベットの古いタイプであったり、舞いながらの瞑想であったりetc. いろいろな種類の瞑想をとりあげてくれました。

 私の時間がタイトなので、おそらく1~2回くらい、まず実施するのがやっとだと思うので、その中の一つを取り上げてプログラムしようと思います。

 11月は秋の講座があるのでおそらく12月になるでしょう。

 いつもの様に人数は少数で開催します。
 興味のある皆さんは、このサイトをチェックしていてください。
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本そのものの魅力を超えて〈たのしい読み語り〉

 私いっきゅうは〈活字中毒〉だった時代があって、気をぬくとすぐにその症状が復活してしまうので、大量の本を処分してきたのですけど、つまりは本の魅力を十分すぎるほど知っているからです・・・おそらくタバコをやめようと努力している人たちもこんな感じなのでしょう。

 私自身これまで何度も〈読み語り〉を子ども達とたのしんできたのですけど、一人で黙って読む世界とくらべて、躍動感喜怒哀楽は格段に上回ります。

 読み語りする人と、それを目の前で固唾を呑みながらきいている子どもたち・大人達・・・
 その関係の中で高まっていくからです。

 さてこの写真をご覧ください、秋風がかけぬけてく屋外で、たくさんの子どもたちに一斉にではなく少数ずつ読み語りしています。
 手にしているのは「かがみの絵本」。

 

 こどもたちは、前のめりでたのしんでくれています。

きょうの おやつは (福音館の単行本)

 

 たのしい読み語りにも、これからますます力を入れていきたいと思っています。

 このサイトには読み語りにおすすめの本もブックレビューしてしています、興味のある方は過去の記事を検索してみてください。

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たのしく安全 出前児童館〈たのしい教育キャラバン方式〉

 毎週二、三回、地域に出かけていって子ども達とたのしい教育を実施している「たのしい教育キャラバン」が大人気です。

 今回は公園で実施しました。

 子ども達はしっかり距離をとってくれています、学校の先生たちが丁寧に指導してくれていることがあって、研究所のスタッフの話もスムーズに伝わります。

 いろいろな子どもたちが来てくれる上に、初めて出会う子どもたちもたくさんいるので、はじめに約束もしっかり確認します。

 たくさん約束するわけではありません、この三つです。

1.先生たちのお話をしっかり聞いて、かつどうする!
2.ほかの人のいやがることを、しない いわない!
3.きけんなことをしない

 最初にこの確認に「OK」してくれた子どもたちとたのしむのですけど、丁寧にお話してあげるので「NO」と言われたことはありません。

 今日もとてもたくさんの子がビー玉サイクロンをたのしんでくれました。

「はやく次も来てください、毎日やってください」という声に笑顔で「今度は来週の○曜日だよ~」とお話して、評価感想を書いてもらってからさようなら。

 学校教育に全力を注いで来たメンバーだからこそできる充実した内容を次回もまた準備してのぞみたいと思います。
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たのしい教育研究所のたのしい面々

たのしい教育研究所には現役の先生たちもたくさん力を注いでくれているのですけど、現場の教師を退職し、自分の趣味としてたのしい教育に力を出してくれている方たちもたくさんいます。
沖縄県の教育行政でかなり高い位置で活躍した方から、全国の理科教育の先頭で組織を引っ張ってきた方、宇宙航空関係で世界的にも有名な方から、何しろ子どもたちとの授業が好きだとか、ものづくりの時間がたのしすぎるという様な方まで、いろいろな知恵と才能と経験とが融合して、たくさんの活動をすすめています。

 その全てに関わるというのは私を含めて四人くらいで、ほかの人たちは、プロジェクトごとにチームを作って活動がすすみます。
 時々このサイトにも書いている〈たのしい教育キャラバン〉の中心メンバーは五人います。

 リードしてくれるミエ先生、とにかく優しくみんなをリードしてくれます。穏やかな中に実力を秘め、文科省や勤務した市の教員委員会などからも表彰をうけている実力派です。


 去年のプロジェクトリーダーだったI先生、包容力だけでなく、アイディア豊富で、ものづくりの新しいバージョンをいろいろ考え出してくれます。


 私いっきゅうが〈ものづくり名人〉と呼ぶM先生、手作りで二人乗りのカヌーを作るほどの達人です。


 特別支援教育のエキスパートK先生、子どもたちのいろいろな変化にもすばやく対応できる人物です。


 読み語りからものづくりまで多彩な才能を示すN先生、穏やかで笑顔いっぱいの方で、子どもたちとすぐに仲良くなる天才です。

 先生という敬称は、私が学ぶことの多い方たちで、全員が長年、学校教育に力を注ぎ、高い実績を上げた方たちだからです。

 たのしい教育で子どもの賢さと笑顔と元気を!

 たのしい教育研究所のメンバーは日々、たのしく全力投球しています。

 

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