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ここまで。

自由研究〈スライム時計〉 たのしい教育Cafeで学んだことをさっそく子ども達の笑顔にかえるステキな先生たち

 研究所で学ぶ若手のA先生から、たのしい教育教材で子どもたちと盛り上がっている写真が届きました。

 どのクラスでやってもスライム時計は大ヒットしています。

 写真で見ると〈何が面白いの?〉と感じる人もいるかと思います。
 けれど、みんでキャーキャーわいわいと楽しみながら作ってたのしんでみると、大人も子どもたちと同じようにのめりこんでしまうと思います。

 メールマガジンでも紹介していますが、体験してから授業にかけたいという方は研究所にお申し込みください。
 しばらくの間は子どもたちの人数分の教材も準備して(ペットボトルは各自で)4000円で体験していただいています。慣れない間は自分でそろえるのも大変ですし、ホウ砂などを注文したりする時に時間もかかるかもしれませんから、かなりお得な受講費だと思います。

 〈スライム時計〉を自由研究にしたいという方たちもいるので、いくつかのアイディアを提供しています。

 その一つ

⭕〈周りの温度〉と〈スライム時計の落ちるスピード〉の関係

 沖縄ではこの頃、気温30度を越すようになってきました。それでも夕方や朝方は少しすずしい感じがします。
 部屋によってもエアコンが効いたところと、そうでないところ、外・ベランダなどでは気温が3~4何度違ったりします。

 3~4度の違いでスライム時計の落ちるスピードに差が出るのでしょうか。
 みなさんはどう思いますか?
 違いがでるとしたら、どうなると思いますか?

 いろいろな予想が出ると思います。

ア.それくらいではほとんど差がでない
イ.ハッキリ差がでる ⇨ ① おそくなる
           ⇨ ② はやくなる
ウ.その他

 研究はまず〈予想〉を立ててるところから始まります。

 自分の予想が当たっていたら嬉しいですね。
 でも間違っていても確実に賢くなりますよ。

 研究の結果がでたら、ぜひ研究所におもおしらせください。

 ところで、こういう日常生活上の研究はスライムずきの私いっきゅうも、まだ目にしていませんから、あなたが日本で最初の研究者になるかもしれません。

 もしスライムで差が出るとしたら、砂時計でも、あるいは中に水を入れても差がでてくるのか?
 そういういろいろな発展が考えられる研究だと思いますよ。

 ちなみに〈たのしい教育研究所〉には、自由研究に関わる質問が時々やってきます。中には「科学作品展など、コンクールで入賞しやすい研究」についての質問もあります。
 現役の教師の頃は、そういうコンクールの審査もしていましたから、答えるのは難しくありません。
 文章にすると
「最近はより広く深く継続した研究が上位入賞していますよ」
という答えになります。
 たとえば〈2年3年とかけた継続研究〉や広く〈○○市に分布するカニの生態〉という様なものは、審査員の目を引き、賞に入る可能性も高くなります。

 しかし「人生」という長い尺度でみれば、その本人が〈たのしくてたまらない〉と思って取り組む研究に勝るものはありません。
 みなさんがいろいろなたのしみを感じて成長していけたら、すばらしいことだと思います。
 それを本気で応援しています。
 7/1日曜日には沖縄県のグッジョブフェスタで親子家族でたのしく賢くなる授業をします。ご希望の方は県担当事務局へお申し込みください。6/25 10:00からweb申し込みが始まります。
 ⇨ 午後のグッジョブフォーラム第二部〈いっきゅう先生の授業〉を選んでください

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たのしい教育研究所スペシャルのポスターもいい感じに仕上がり、準備もたのしく進んでいます

 たのしい教育cafeが今日、6/24日曜日にOpenします。テーマは、インクルーシブ教育。特別支援のクラスの子も、普通学級の子も一緒にたのしめる内容を、いろいろな先生たちが準備しています。

 いつもは〈第3研究所〉で実施しているのですけど、人数を増やして広い会場で実施してみよう、ということになり、6月に初チャレンジです。

 わたしいっきゅうは、この宝石の様なきらめく物質を明日使って、新作ものづくりを発表します。たのしい教育研究所ならではのたのしい教材です。
 どんなものができると思いますか?
 残念ながら、公開前なので、まだサイトにUPするのは控えておきますが、これまでの手応えではほぼ100パーセントの方たちから「とてもたのしい!」という評価をもらっています。

 明日、参加者はどんな反応をしてくれるのでしょう、とてもたのしみです。
 子どもたちもいるので、その表情も含めて、大切な実験の日になります。

 他にも昆虫の授業、野菜の授業、ゲーム、読み語り、プレゼントものづくりなどなど、たのしさ満載の時間です。

 その様子は、またこのサイトにUPさせていただきます。
 参加できなかったみなさんも、その雰囲気を味わうことができると思います、おたのしみに。

 会場で利用する案内用のポスターも届きました。スタッフの手作りです。
 下にあるのが普通の会議用のイスですから、けっこうしっかりしているでしょう。

 

 たのしい教育研究所の日々は、本番の授業だけでなく、それを形づくっていく過程もたのしくてたまりません。

 このたのしみをゆっくりじっくりいろいろな方たちに伝えて行きたいと思います。
 今回の、たのしい教育Cafeはおかげさまですぐに定員に達しましたが、七月はアウト・ドアをたのしむ企画を準備しています。
 8月は恒例の親子講座〈自由研究をたのしもう〉を予定しています。大人だけでも大歓迎です。※子どものみの参加はできません。
 決まり次第、このサイトに掲載します。

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沖縄県グッジョブフェア2018の申込みが始まります-家族複数での参加も可能です(先着順ですのでお早めに)

 沖縄県からの依頼で実施している〈いっきゅう先生のわくわくグッジョブ教室〉がいよいよ7月1日(日)に迫りました。申込開始の6月25日(月)には沖縄タイムス・琉球新報の両紙面にも公告が出る予定です。毎回たくさんの親子でにぎわうたのしい授業ですよ。
 ご希望の方は準備してお申し込みください。
 たのしい教材のプレゼントも準備しています。

 第一部はビリギャルの主人公 小林さやかさん、第二部がたのしい教育研究所の いっきゅう先生 です。

 毎回、当日のキャンセル待ちが出るほど人気の授業です。

 いっきゅう先生は「これもやりたい、あれもやりたい」と、本番に向けて夜遅くまで準備をすすめています。
 授業の企画会議ではいっきゅう先生がこういう話をしていました。

『子どもの頃、将来この仕事に就きたいと決めるのもステキだけれど、もっと広く自分の興味関心や実力を高めていくことはもっと大切なんじゃないかな。それは、きっと、将来どの仕事を選ぶ時にも、役立つことに違いないと思うんですよ。
 また家族の人たちにとっても、自分の子どもの可能性を高めていく支援のたのしさを味わう時間、そして大人の自分の才能も伸ばす時間になる、そんな授業をしたいです』

 ご期待ください。

 沖縄県からリーフも届きました。
 掲載します。

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たのしい教育を元に教育を組立てれば特別支援クラスも普通クラスも差がつかない

 この日曜日に開催する〈たのしい教育Cafeスペシャル〉でA先生が仮説実験授業「足は何本?」を実施します。
 わたしの好きな授業書の一つで、ハンディーのある子どもたちも、普通学級の子どもたちも一緒にたのしめる授業です。

 もともと〈たのしい教育〉は大人、子どもの年齢の垣根も超えてしまうくらいですから、たとえば小学生でハンディがあるなしは特にハードルになりません。

 文字が読めなくても、先生が話すことをある程度理解する力があれば大丈夫ですし、「口喧嘩できるくらいの力があれば大丈夫」という判断の仕方もあります。

 特別支援のクラスでは「虫ずき」「植物ずき」「機械好き」など、他の子どもたちよりも興味関心が高いものを持っている子どもたちが多くいます。
 それは普通学級の子どもたちより「自分自身の興味関心」をとても大切にしている子どもが多いからだというのが私の予想です。

 わたしが教師をしている時は理科を担当することも多く、たくさんのクラスの子どもたちに授業してきたのですけど、特別支援のクラスの子どもたちも、わたしの理科の授業をたのしみにしてくれていて、行事などで時間割の変更があると「なんで理科がないんだ」と担任の先生に苦情をいっていたということも伝え聞きました。嬉しいことです。

 たのしい教育の授業の中では、普通学級の子、特別支援クラスの子の垣根はありません。研究授業などでは後半に授業研究会を持ちます。その時、外部から見に来た方達には、特別支援のクラスの子が一緒だったということを知らない人たちが普通にいるだけでなく、活発に意見を言ったりする様な目立った子の中に、特別支援の対象の子がいることを知って驚いたりします。
 しかし驚くには及ばないのです。
 その子たちが〈劣る〉様な尺度で見ているから、その子固有のたくさんの支援が必要なのだという結論になっているだけで、その子たちが興味関心を持ってくれる内容を提供できたら、そこに向かってどんどん伸びる剥き身(むきみ)の才能を携えているのですから。

 ある人たちを〈劣る〉と結論付ける尺度はいくらでもあります。それは誰にでも向けることができます。
 たとえば私を〈ものを探す力〉という尺度で測れば、小学校低学年の子どもに劣ります。
 クラスの子どもたちを〈可愛げ〉とか〈ファションセンス〉という尺度で見れば、成績の上下と関係ない優劣が出てきます。
 しかし「この子は〈可愛げ〉について特別に支援しなくてはならない」という様なクラス分けはありませんね。
 〈可愛げ〉は一般の教育にとって重要ではない、とみんなが考えているからです。

 社会で生きていくにあたって、周りの人に可愛がられるというのはすばらしい才能だと思います。忘れ物をしたり、何か失敗しても、可愛がられている人はヘルプしてくれる人たちがたくさん出てくるでしょう。
 赤ん坊は自然に可愛がられるすばらしい才能を持って生まれて来ます。大人になっても、そういうセンスをある程度持ち続けていられたら、それは大きな宝物になると思います。ある分野で自分の力が低くても、周りの人たちの力を重ねて、いい結果が出せる可能性が高くなるからです。

 逆に〈この人、可愛げがないよね〉という様な雰囲気を普通に漂わせていると、周りの人たちからの知恵や力が重なることが少なくなっていくでしょう。

 誤解しないでいただきたいのですけど、可愛いらしい人が素晴らしいとか、可愛げがない人はいけない、と言いたいのではありません。〈計算のスピード〉や〈漢字の読み書き〉など学校で優劣をつける尺度を重視して、実生活・社会生活でも判断しがちですけど、学校では特に評価しない、たとえば「可愛げ」などの様ないろいろな尺度があって、それらもかなり有効なのだということを知っていただきたいのです。 

 今、特別支援のクラスに入っている子ども達に「たのしい教育」で授業を組み立てていけば、普通学級の子ども達と同じ様な授業が成り立ちます。
 〈たのしい教育で全ての授業内容がOKだ〉というほどプログラムや教材がふんだんにある、というわけではありませんが、それでもおそらく皆さんが予想しているよりかなりたくさんの教材がそろっていると思います。

 来る日曜日のたのしい教育Cafeにお申し込みの皆さんは、それらのいくつかを一緒に体験しましょう。
 お会いできることをたのしみにしています。
 たのしい教育Cafeや講座などで取り上げたい内容は数々あって、たとえば「研究授業ならたのしい教育」という様なテーマの講座もできるだけ早くやりたいと思っています。それでも来年にはまた〈特別支援〉をテーマにした講座もできると思います。ご期待ください。

「たのしさ」を尺度にした教育がどんどん普及していく、それを夢見てたのしく研究を続けている「たのしい教育研究所」です。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります!