『水中の小さな生き物けんさくブック』「水中の小さな生き物けんさくブック」編集員会(仮説社)  

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今日は自由研究におすすめの本を紹介します。
『水中の小さな生き物けんさくブック』
「水中の小さな生き物けんさくブック」編集員会 (仮説社)

身のまわりの池や田んぼや水たまりなどには、
目では見えにくい小さな生き物がいます。

どんな形なのかな、どんな色をしているのかな、
どんな動きをするのかな・・・疑問や不思議がいっぱいです。

この本は、たくさんいる水中の微生物の中で、
代表的な24種類にしほって、「色」・「形」・「動き」のわかりやすい特徴で
検索できるようになっています。

夏休みの自由研究でも図鑑のように大活躍の一冊でした。
「ミジンコ」のページを開くと、大きくて見やすい写真と、
丁寧でわかりやすい説明があります。
2そして、おもしろ豆知識の所のQRコードを読み取ると、
なんと、ミジンコの動きが動画で見れるんです。
手元ですぐ見れるのがすごくて感動してしまいました。

ラッパムシの口の周りの繊毛の動きもとてもおもしろかったです。
子どもたちも大喜びでした。他の生き物も全部QRコードが付いているので、
動くものは動画で、動かないものは写真で観ることができます。

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読むだけでもたのしめますが、小さな生き物の話や顕微鏡の使い方、
検索の仕方などもありますのでこの本一冊あればたのしく観察、
検索がすぐにできると思います。オススメの一冊です。( by hina )

生まれつつある島 ハワイ島

 

ハワイのキラウエア火山にいます。

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あいにくの雨と、溶岩の流れのせいとで、
噴火口近くまでいくことはできませんでしたが、
溶岩ドーム、立ち上る煙は、あちらこちらで見ることができます。
地上に出てきて冷え固まった火山岩だらけです。

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ハワイ島はまさにいきている島です。
そしてハワイの島々は年に10cmくらいずつ日本に近づいています。

熱によって大地が実際に動いていることをほんのすこし体感できる場所です。

 

たのしい教育を世界へ
「たのしい教育研究所」です。

センスオブワンダー ハワイの仏桑花(ブッソウゲ)|ハイビスカス|アカバナ

ハワイ大学で白いハイビスカス(仏桑花)を見つけました。 ハイビスカス1沖縄でアカバナと呼ばれているハイビスカスはいろいろな色が あるのですけど、さすがに「白」ははじめてみました。

  雄しべ、雌しべの色形や雰囲気はおなじ様にも見えますし、どこかしら違っている様にも見えます。今度、沖縄に戻ってからゆっくりと比較してみたいと思います。ハイビスカス2

沖縄のたのしい教育から世界へ 「たのしい教育研究所」です。

『わたしはあかねこ』サトシン (文溪堂)

わたしは赤ネコ

ネコが主人公の絵本を紹介します。
『わたしはあかねこ』サトシン (文溪堂)

しろねこ母さんと、くろねこ父さんからうまれた子猫たち。

しろねこちゃん、くろねこちゃん、とらねこちゃん、
ぶちねこちゃんは、お父さんやお母さんの色とにてるけど、
1匹だけ色のちがう、あかねこちゃんがいます。

あかねこちゃんは、自分の色がきれいでかわいくてだいすきです。
でも、みんな同じような色にしようと、
白いミルクをいっぱい飲めばしろくなるかも・・・

黒い魚をいっぱいたべれば黒くなるかも・・・
小麦粉をかければ・・・
泥の中で遊べば・・・
いろいろ考えてくれます。

でも、あかねこちゃんは、白でも黒でもなくて、
あかねこのままの自分でよかったのです。

「やさしいみんなはだいすきだけどわたしらしさをわかってくれないのはかなしい・・・」
ということで家を飛び出して旅をします。

よみながら、どうなっちゃうんだろうとドキドキしましたが、
とてもたのしいラストは、ほっと笑顔になりました。
屋根の上のねこ達が、虹をみているのもほのぼのとしていいですよ。
ねこ

大事なことは、自分がどう思うかですね。
そして、周りと違うということも認め合うってとても大切だなと思える絵本です。

自分の気持ちに正直で前向きあかねこちゃんがすてきです。
( by hina )