たのしい教育は年齢の垣根をかるく超える

小学校のPTA行事で、たのしい科学の授業をしてもらいたいというので「原子論」の授業をしてきました、という話は前に書きました。
少し加えると、「原子論は難しい」と思う方がおおいと思います。しかし、原子のイメージをものをみることは、わくわくたのしいことで、いろいろなことを正しく予想できる様にもなってきます。
なにしろ現代科学の基本中の基本ですから、目を開かれる思いをたくさんすると思います。
興味のある方はお声がけください。

ということで、表題から続きます。
大人は、子どもに何かを授けるという役割を担うことがおおいものですから、こういう授業にも
「君の教育のために連れて行ってあげよう」という様な役割として参加することがおおいと思います。

スクリーンショット 2015-06-08 9.29.57わたしの授業にも、大人は後ろ側で、子どもの様子を見ている、というような始まりかたをするのが普通です。
子どもはわくわく楽しそうな顔をしてくれるのですけど、大人は、ごく普通のお話を聞いている、という様な表情をしています。

授業がすすむうちに、変化が訪れます。
お父さん、お母さん達が前のめりになって、ワークの時には子どもの様になってたのしんでいる、という姿をみることができます。

この間の、親子への授業でも、子どもの様にたのしんでいる大人達の姿をたくさんみることができました。

「危ないから高いところにのぼって実験しないでね」という話をしてから、ものづくりをするのですけど、ついつい大人がもりあがって、高いところに行こうとするのがおもしろかったです。
スクリーンショット 2015-06-08 9.31.27スクリーンショット 2015-06-08 9.23.08 スクリーンショット 2015-06-08 9.28.33 スクリーンショット 2015-06-08 9.28.58スクリーンショット 2015-06-08 9.36.58 沖縄のたのしい教育活動に全力投球の「たのしい教育研究所」です。

親子わくわくサイエンス/親子一緒にもりあがる

今日は小学生の親子むけにサイエンスの授業をしてきました。
テーマは「原子論」。

4歳の子どももきてくれて、一緒にいろいろ予想しながらたのしんでくれました。
昨日UPした、大きな石と小さな石はどっちが先に落ちるのか? など、いっぱい予想して実験をして、もりあがりました。

開始30分前から、どんどん集まってくれて、嬉しかったです。
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後半は「空気の原子分子をイメージしながらブーメランをたのしもう」ということで、ものづくりです。スクリーンショット 2015-06-07 12.29.13教えているわたしが目一杯たのしんだ日でした。

実験:重くても軽くても一緒に落ちるの?

予想して確かめる、これが科学の基本中の基本です。
そして真理に至る道筋です。

今週は沖縄市の小学校に呼ばれて親子へ授業です。
その授業づくりの一コマです。
みなさんもかんがえてみませんか。

アリストテレス学派とガリレオとの予想の違いを確かめる実験です。
誰でも簡単にできる実験なのに、けっこう意見が分かれます。
そして、どちらの予想の人たちも、ドキドキしながら実験をみつめてくれます。

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たのしく賢くるなる教育で沖縄をますます元気にしたい「たのしい教育研究所」です。

論文ドクターの仕事/定型を教えるのではなく熱意と能力を引き出す

これまで、世話をした論文が数千件となり、わたしの特訓後にいろいろな目標を到達した人たちが90%を超えたあたりから「論文ドクター」と名乗ることがあります。

論文ドクターの仕事は、いろいろな人が書いた論文に手を加えて直してあげる、ということではありません。
それでは単なる添削と変わりありません。

私の手法はカウンセリングによく似ています。

論文は全体として繋がっている生き物のようなものですから、そのうちのどこかを簡単に直してしまっても、前の部分や後の部分とのつながりがうまくいかないこともあります。
また、何か定型を与えるということではなく、その人が言わんとして来た論文に、その人の能力と熱意がより表現できるようにしてあげること。
そして、もしかすると、論文が途中からコースアウトしているとしたら、そのコースアウトしはじめたところはどこからか、本人が早めに気づいて手直しできるような力をつけてあげることです。

昨日も遅くまでいろいろな人たちの論文に手をいれていました。
力がついてくるのが目に見えてたのしい仕事です。
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