ブレイン・ノート版 LEAPカウンセリングシート 沖縄 カウンセリング

今日一日の仕事の中で、もっとも力をいれたのがブレイン・ノート版LEAPカウンセリングシートの作成です。

ブレイン・ノートというのは私のオリジナル課題解決シートで、二度程講座を開催した事がありますけど、かなり使えると思っています。

今回は、カウンセリング用のシートなのですけど、自分で自分の課題を整理して取り組んでいける様なシートです。これだけ見ても使い方は分かりませんが、とりあえず「出来たぞ」という記念で載せておきます。

今度のカウンセラー協会での実践講座で初披露する予定です。

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バージョンアップできたら、わたしのカウンセリング講座を受けた方とか、実際にカウンセリングを受けている方向けに販売いたします。

自由研究におすすめ本「科学的とはどういうことか」

研究所には「自由研究」の相談もたくさん届きます。
前に書いた「キッチンのタネ」や「松ぼっくり」の話に興味を持ってくれた方達からの問い合わせも来ます。
そこで今回は、自由研究におすすめの本を紹介させていただきます。
私の師 板倉聖宣著「科学的とはどういうことか」です。

自由研究のネタがいろいろ載っています、という本ではありません。
「卵は砂糖水にも浮くか」
「虫めがねで月の光は集まるか」
など、自由研究にふさわしい題材を取り上げながら「科学的な見方・考え方」について、とてもしっかりと書いている本です。
私が理科を教えていた時には小学校3年生から読んでくれていました。
後半は、「スプーン曲げ」など超能力のインチキを科学的に解明する展開で、子どもから大人まで対象の骨太でたのしい本ですよ。

親子で一緒に読む、ということもオススメです。

科学的とはどういうことか―いたずら博士の科学教室

沖縄のたのしい教育の重要人物 伊良波さんが やってきた!

「たのしい教育」とwebで検索をかけると、私たちの「たのしい教育研究所」がトップに出るくらい有名になってきました。
すると、研究所の代表である私 きゆな が、沖縄の「たのしい教育」の魁であると考える人もいるかもしれません…違います。
沖縄で「たのしい教育」という社会的実験を始めたのは「伊良波 正志:いらは まさし」その人です。

彼が1984年にその活動を開始しなければ、たのしい教育研究所もまだ無かったし、今の様に、沖縄に「たのしい教育」が普及する事もまだまだの状態だったと思います。

その伊良波さんが、研究所にやって来てくれました。二人で二〜三時間、とてもとても濃い話をしました。
充実した一日となりました。スクリーンショット 2014-08-02 17.25.55 

アドラー心理学を流行にするのではなく大切に守りそだてる|沖縄 カウンセリング

前に少しかいたけれど、アドラーから学んだカウンセリングについて来週、実技講座を開きます。
大きなフレームが出来て、少し広く整理しようとwebでアドラーを検索しながら驚いた。
アドラー心理学がブームになっている、というのです。

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日本の書籍でアドラー関係書籍「嫌われる勇気」が1位。
村上春樹よりも、永遠のゼロより売れているのだと…

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

私は20年以上アルフレッド・アドラーの心理学を学んできました。
その頃は、沖縄で学べる場所は皆無で、何度も何度も県外に足を運びましたから、かけたお金はかなりのものです。実はそれらの場で、「嫌われる勇気」の著者の岸見さんとも席を同じくして学んでいたので、何度もお話ししたことがあります。

 それらが実を結び、仲間たちと協力して全国的なアドラー心理学会を沖縄で開催することができたました。講座や勉強会も200回以上開いてきた御陰で、私のカウンセリングの独自の骨子も出来上がりなりました。

「それならブームを歓迎したらよいのに」と言われてしまいそうですど、本気で心配しているのです。 index

 どれだけ力のある人物でも従うしかないものがあって、それが科学的法則です。これを前にすると、生物も生物以外の全てのものが従うしかない。

「社会の科学についての法則」は、「自然の科学の法則」に比べてとても少ないけれど、幾つかはあります。

 その一つ…まだ「科学レベルの法則」と言い切るには疑問もありますけど、「急激に発展したものは急激に滅びる」という傾向が存在するのです。
 ブームというのはつまり急激に発展するという事です。急速に発展するものは、周りのものとの摩擦が大きくなります。さらに、その中身に惚れたのではなく、ブームだから学んでいる、という人たちも多く出てくるので、そういう人達を媒介として伝わっていくものは骨太な部分が少なくなっていく傾向にあるということもあります。そうやって、急速に伸びたものは急速に滅びてしまうということがあるのです。

 だから、じわりじわりと足場をしっかり固めつつ進む事がとても大切で、私が信頼を寄せる「仮説実験授業」はまさにそうやってゆっくりと確かな成長をとげてきているモデルです。たのしい教育研究所も仮説実験授業をモデルにしています。

 さて、先に書いた様に、アドラー心理学流行のきっかけとなったといわれている「嫌われる勇気」の岸見先生とは何度もお話をしたり、メールのやりとりをした事があります。小柄な方ですけど、モノの本質を真摯に問う、いかにも「哲学者」という雰囲気の方で、私も「そのものの本質」を求める学び方をしているので、岸見先生の語る言葉にとても共感を覚えたものです。

 大切にしているアドラーの思想、技法を伝えて行くためには、ブームではなく、確かな時代の変革のきっかけとなるものにしなくてはならないと思います。そのためにも、その骨太の部分が伝わる講座にしなくてはいけません…そのためにも講座などには、もっと時間をかけて準備をしようと考えている今日この頃です。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします

 沖縄にはアドラーブームがきませんように。

「楽しいカウンセリング たのしいカウンセリング」