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ここまで。

特別スーパーヴィジョン:心を澄ます技法(野田俊作先生から学んだこと)

 「特別スーパーヴィジョン:心を澄ます技法(野田俊作先生から学んだこと)/12月26日午前」はすぐに想定人数に達し、現在はキャンセル待ちの受付となっています。もしかすると近くの広い会場に移して少しだけ枠を広げて開催する可能性もあります、受講したい方は要件を記入して事務局(こちら)にお問い合わせください。

 野田先生はカウンセリングの名人であり瞑想の実践家でした。パーリ語で書かれた原始仏教の経典を読んで独自に研究をすすめていたので、原子論者の私が違和感を強くすることはありませんでした。

 野田先生から直接学んだことと、たのしい教育の研究実践の成果を融合させたものが〈心を澄ます技法〉です。
 技法とはいえ〈理論〉の部分もしっかり伝えたいと思います。
 理論の無い実践では、自分で課題・限界を突破する力が身についていかないからです。

 特別SVの骨格は既に出来上がって、限られた時間をどう充実させるかの構成に入っています。

 構成しながら、私の好きな吉田兼好のことが頭に浮かんで来ました、教科書やテストでよく出る「徒然草」の著者です。

 彼が冒頭記した「つれづれなるままに、ひぐらし、心に浮かびゆく よしなしごとを そこはかとなく かきつくれば・・・」という言葉は〈心を澄ます技法〉、瞑想の本質に近いものがあります。彼は〈書き綴った〉のですけど、心を澄ます技法・瞑想は心に綴っていくだけです。

 これまではカウンセラーの弟子や、必要とする一部の人たちへ伝えようという思いが大きかったのですけど、SVを構成していくうちに、もっと広く、先生や親、忙しく生きるたくさんの人たちに伝えてもよいと思うようになりました。今後の展開が、自分自身たのしみです。

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こども未来キャラバンにボランティアの方たちがたのしく活躍

 ボランティアを賃金による労働に比べて軽いイメージを持っている人たちがたくさんいます

 ボランティア(volunteer)というのは賃金お金より、その活動に〈強い意義〉を感じて、全力を尽くす活動、そしてその活動に取り組む人たちのことです。その意欲も密度も内容も賃金を主体に働く方たちの仕事内容に勝るとも劣らないと思います。

 そしてたのしい教育研究所はボランティア集団です。

 そういうことに共感してくれる方たちが、〈たの研〉の活動に参加してくれます。

 これはNさん、小学生の元気な男の子と一緒にたの研の活動に参加しているうちにボランティアとして力を出してくれるようになりました。

 これは、ものづくりなどが終わって保護者の方の迎えを待つ女の子に、読み語りをしてくれているところです。このゆったりと絵本の世界にいざなう感じはなかなか出せません。

 

 これはボランティア初参加のAさん、教育系の大学生です。
 元気にたのしくものづくりのヘルプをしてくれました。

 たの研のスタッフは全員、私いっきゅうが信頼を置く教育のプロフェッショナルです。このメンバーでなくては、このグレードを維持することができません。
 その人たちに混じってボランティア活動していくうちに、周りでもどんどん力を高めていく人たちが増えていくことでしょう。

 興味関心のある方は「ボランティアしたいです」と書いてお問い合わせください⇨http://tanokyo.com/me-ru

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たのしい教育プラン「なぞなぞチョコレート」大好評!

〈たの研〉の講座で開発した「なぞなぞチョコレート」を研究授業で実施して大好評でしたというたよりが届きました。

 

「なぞなぞチョコレート」は国語や家庭科などで使える教材です。

まず初めにあるチョコレートを食べてもらって、それの中に入っている意外な食材に驚いてもらってから、みんなでその作り方学びます。

 後半は、そのレシピを自分で作って、うちの人に紹介するという流れです。

 それぞれの子ども達の文章力に応じて書いていくことと、何よりそのチョコレートの出来上がりにみんな大満足してくれるので大人気の教材です。

 特別支援学級で実施したということですけど、たくさんの写真を見せてもらっても、普通学級と同じような授業の流れと子ども達の反応だと感じました。

 興味のある方はSV(スーパーヴィジョン)可能です、お問い合わせください。

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たのしい教育とセネカの発想②

 前回セネカの〈人生の短さについて〉という本について紹介しました。セネカは原子論者のエピクロスの発想を否定しなかったという意味でも注目に値するのですけど、それはまたいずれ書くとして、私が大好きなカール・セーガンが名著「コスモス」の中で彼の言葉を引用しています。

 長期にわたる勤勉な研究の結果、いま隠されているものごとに光のあたるときがくるだろう。

 天の研究に、たとえ全生涯をささげたとしても、あれほど広大なものの研究には、一個人の生涯だけでは十分ではない。
 長い時代を経たのち、そのなぞは解かれるのである。
 私たちが、きわめて簡単なことさえ知らなかったことを、私たちの子孫は驚きの目でみるだろう、そんな日がきっとくるに違いない。
 私たちのことが人びとの記憶から消え去ってしまうような、はるかな将来の人たちが、さらに多く の発見をすることだろう。

私たちの宇宙には、いつの時代にも何か研究するものが残っている。自然はその秘密を一度には明かさないものである」

 セネカ『自然の問題』第七巻

 

 たのしさをもとにいろいろな研究が進み、将来の人々がこの2020年前後の私たちの状況をみて「こんなことも分からなかったのか」と驚くことでしょう。

 それは世の中が思考的に豊かになっていくことですから、何ら悔やむことではありません。

 何しろその過程がたのしいのです。

 セネカという人物は類稀なる才能で、時の皇帝の家庭教師、側近としても重宝されました。その皇帝の名前がネロ、知っているかもしれません〈暴君〉として歴史に名を残している人物です。彼はその暴君の謀略に巻き込まれて悲しい最後を遂げるのですけど、彼が残した言葉は2000年以上経った今も古びることがありません。そして〈たのしい教育〉にとっても示唆に富むものです。

 興味のある方は、ぜひ彼の語ったことに触れてみて欲しいです。

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