前に紹介した新明解国語辞典を逆引きでたのしむ方法がかなり好評です、「はずれました」「意外に難しいです」「頭が急に回転し始めました」etc. の中に「小学校でもやってみたいです。こども用の国語辞典を使って紹介してほしいです」という要望がありました。嬉しいリクエストです。
〈たの研〉にあるこども用の辞書を一冊手にしてみましょう、学研の「新レインボー小学国語辞典 第三版」です
語釈(言葉の意味)を読んで、それが何の言葉なのか予想するゲームです。こどもたちの中から「わかりにくい~!」という声があがったらシメタです、「じぁさ、みんなならどういう説明をする?」と問いかけて、アイディアを出してあって、ノートに書いてもらいましょう。それを集めて黒板に書いてあげてください。
「自分たちの方がいいね~」という声が上がったら、こんなにすばらしいことはありません。
では行きましょう。
※例文にはこたえが出るのではぶきました
第一問「しっかりしていてあぶなげがない」
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何という言葉の説明かな?
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予想してみよう!
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「てがたい(手堅い)」
※ ※ ※
第2問
〈慣用句〉「ひじょうにおどろいたり、物がのどにつかえたりするようす」
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何という言葉の説明かな?
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予想してみよう!
⬇︎
「めをしろくろさせる〈目を白黒させる〉」
※ ※ ※
第三問 ※一つの言葉の説明が続きます、一つ読み上げて答えを予想してもらい、わからないときには次の説明を加えていくとよいでしょう
③〈あることばの下につけて〉ようす。たいど。そぶり。
②〈人にえいきょうをあたえる〉社会のならわし。
①物がゆれうごき、ふきとばされ、からだには寒く、または、すずしくかんじられるような空気の流れ
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何という言葉の説明かな?
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予想してみよう!
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「かぜ(風)」
どうでしょう、小学生向けの言葉の説明もけっこう難しいかもしれませんね。
※ ※ ※
[おまけ]私がたまに使うことばですけど、これはきっと当たらないでしょう。
②〈ほかのことばのあとにつけて〉「ある」「いる」をていねいに言うことば。
①「ある」をていねいに言うことば。ございます。
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何という言葉の説明かな?
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予想してみよう!
⬇︎
「ござる」
こういうことばもとりあげてあるのだというのが新鮮でした。
いかがでしたか?
自分ならどう説明するだろう?
私自身がそう考えながら味わっていました。
読者の皆さんで「自分ならこうたのしむ」というアイディアがあったらぜひ教えてください。また「この語釈がおもしろい」というものがあったらそれも教えていただきたいです。
たのしくて学力が高まらないものはありません。たのしんでいく中で本物の学力が身についていきます。たのしい・おもしろいとおもったら、ぜひそれを周りの人にもわけてあげてくださいね。
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