洗剤をつけて洗っている時のこと、大きめのコップの中に小さなコップがピタリとはまってしまいました。洗剤の液が2つのコップの底にはさまっています。ぬるぬるしているので抜けそうなのですけど、強く引っ張ってもなかなか抜けません。
そこで、あることを思いつきました。
外に出して温めればコップの底にある水があたためられて、蒸発が進んで中がふくらんでいき、パカッと離れてくれるのでは・・・
どう思いますか?
薄い雲を透かして太陽の光もある程度届いています。
1時間くらいそのままにしておきましょう。
実験してみました。
もちろん私の予想は〈離れる〉です、皆さんはどう予想しましたか。
そして、どうしてそう予想しましたか?
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予想してからね
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予想してからね
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結果・・・
1時間後の様子がこれです。何も起こりませんでした。
そうです、予想が外れることはいっぱいあります。
そしてそうやって、人間は賢くなるのです。
蒸発して気体になった量は、大したことはなかったのでしょうか。
もっと太陽が照っていたらコップは離れてくれたのでしょうか。
それとも、そもそもこういう方法ではコップを分けることは無理だったのでしょうか。
予想するという行為は問題意識と深く関わります。
人間ですから、この問題意識も、そのまま記憶の奥に隠れたままになるかもしれません。しかしそういう問題意識をもっていれば、いつか解決することもあるでしょう。もちろん〈いつか〉を待たずに、自分ですぐに実験を繰り返すこともできます。
それが研究です。
研究とは本来、自由に研究していくことです。
今年は夏休みそのものがほとんどない様ですから、自由研究の課題は無いかもしれませんけど、今回のテーマを、読者の皆さんの自由に研究テーマにしていただいて結構です。
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