ワークショップの準備片付けコロナ対策で研修生のFさんがトイレ除菌作業をしてくれている時、
キャ~
という大きな声とドタバタ響く足音。
〈すわ一大事〉と廊下にいくと
「出ました!」
と怯えています。
「何が出たんだろう?」とFさんが指差すところをみても・・・
何にもいない・・・
何が出たと思いますか?
「や、やもりです」
声が震えています。
よくよくみると、たしかにちっちゃんヤモリの赤ちゃんがカベにぺたりはりついています。
これは可愛い。
透明な袋に入れて観察することにしました。
可愛いだけではなく〈かっこいい〉と思いませんか?
恐竜の様な威厳すら感じます。
こうやってみるとある程度大きく見えるかもしれないんですけど、小さいんですよ。
ちょうど近くにUSBメモリーがありますから比較のためにそばにおいてみましょう。
ひっくり返しておなか側から観察してみましょう。
袋にピタリと貼り付いています。
けなげです。
ヤモリがガラスなどにはりつくことができるのはなぜか?
それはこの指に秘密がかくされています。
今度、そのなぞをといてみましょう。
私いっきゅうにとってそれよりもっと謎なのは、どうして可愛いヤモリを心底怖がる、嫌がる人たちがいっぱいるのかということです。
特に噛み付くわけでもありません、これまでなんどもヤモリくんたちを触ったことがあるのですけど、一度も噛み付かれたことがありません。
ゴミ箱の中に住んでいる不衛生な生き物でもありません。
それどころか、蚊とかハエとか小さな虫たちを退治してくれます。
皆さんはどっち派でしょう・・・?
本当はしばらく昆虫の飼育箱で育ててあげたかったのですけど、「そんなことするなら研修生をやめさせていただきます」とか言われたら困るので、ひとしきり観察してたのしんだあと、外の木に離してあげました。
元気に大きく成長していってほしいです。
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