自然をたのしむ/切り株に座る

小学生の頃
「まちぼうけ」という話と歌を学びました。
教えている先生の意図とは違って、その時から、わたしの頭には
「切り株に座るって、きもちいいのだろうなぁ」
という思いがずっと残っていました。

大人になった今、その頃のことを思い出して、切り株を見つけるとたいてい座ってしまいます。

先日も会議の帰り車を走らせていると右手に切り株を見つけました。
さっそく、車を戻して、そこまで歩いて行って座ってみました。
いいきもちでした。

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きっと、この土地は開拓されてマンションでも建つのかもしれません。
複雑な思いがよぎるとともに、この樹のぬくもりを感じてあげられるとは、わたしを含めて数少ない人間なのかもしれない、と感じていました。
自然を味わうことは、こういうことでもあるのです。

大好きなレイチェル・カーソンが最後に残してくれた著書
「センス・オブ・ワンダー」
から学んだ大切なことがあります。
たとえば夕日を眺める。
月をみている。
海辺におりて潮騒をきく。
そういう日常のさりげないことに感動する心、それが人生にとって、とても大切なことを教えてくれる。

切り株を見つけたら腰掛ける。
真似してみませんか。

たのしい教育は人生の豊かさへと!
たのしい教育研究所です

大掃除大会inたのしい教育研究所 開催/6人の勇者がエントリー!

たのしい教育研究所はおかげさまでいろいろなところからの授業や講演の要望に飛び回り、たとえば今週、宮古島の講座で5日間の旅から戻ったばかりです。
教材はたまりにたまり、実験道具を作るための機材などもどんどん集まり、研究所に収まりきれないくらいになりました。

そこで「たのしい教育研究所 大掃除大会」を企画したところ、6名の勇者がエントリーし、朝から夕方まで健闘致しました!

朝のミーティングの時のブレインノート(きゆな開発の脳内筆記手法)。

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大掃除大会のほんの一畳ほどの面積の様子。
棚にもたくさんの教材・器具が・・・
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途中でたのしい実験もしながら、大掃除はどんどんすすみ、素晴らしく機能的な研究所になりました。
ずっと探していた携帯電話も出てきました。

が、まだ20パーセントほどは手がつけられずに残りました。年末の大掃除に回すかな。

勇者の皆さん、ありがとうございました。
おかげで、たのしい教育研究所のフットワークが軽やかになり、沖縄の明るい未来に向けての取り組みがますます進みます。

 

掃除もたのしく
「たのしい教育研究所」!

 

 

算数授業プラン/予想して確かめよう 1

「〈予想して確かめること〉は基本中の基本です」
と、いろいろな処でお話させて頂いています。

index

それは『科学の方法』である、ということで語っているのではありません。
「本物の賢さを身につける方法」として語っています。

「科学ではそうだけど、数学ではそうではない」
「国語では〈予想して確かめる〉ことはできない」
と考える人もいると思います。

しかしそうでしょうか?

たのしい教育研究所で実施している「算数の授業プラン」にこういうものがあります。
—————

ワーク0
分度器という画期的なツールの使い方 (略)← プリントで練習します

imagesワーク1
『三角形のそれぞれの角度を足すと180度である』という話があります。
それは「全ての三角形」について言えることでしょうか。
あなたはどう思いますか?
自由にいくつか三角形を描いてみてください。
ヤリの様にとがった三角形、平たい三角形など、いろいろ工夫して描いてみましょう。

ワーク2
では、最初に練習した分度器で、それぞれの角の角度を測って、足してみましょう。
慣れないうちは、えんぴつの線の太さの違いや、線のズレなどがありますから、1〜2度の違いは気にせず、ほぼ180度になるかどうか確かめてみてください。

おはなし「三角形の内角の和が180度になるという驚き」
  ⇒ ユークリッドの「原論」 から

——–

『予想して確かめる』ことは算数・数学でも十分可能です。

国語もそうです。
それについては、また項をあらためて書かせていただきます。
ご期待ください。

たのしい教育が沖縄の人材を育てる
元気な「たのしい教育研究所」です

 

講座:たのしく学ぼう夏休み 子ども・大人の感想・評価

「たのしく学ぼう夏休みin宮古島」の参加者の感想・評価をお届けします。

まず参加者の評価から

たのしさ度
5.とてもたのしかった 96%
4.たのしかった 4%
3.なんともいえない 0%
2.つまらなかった 0%
1.とてもつまらなかった 0%

理解度
5.よくわかった 92%
4.わかった 8%
3.なんともいえない 0%
2.あまりわからなかった 0%
1.まったくわからなかった 0%

小さな子ども達から60代の方まで、巾のある参加者の皆さんでしたが、今回もとても高い評価となりました。
写真からも、のめり込むようにして聞いている様子が伺えると思います。

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感想を子ども・大人から一名掲載します。

5年生Iくん
「ほたってくん」をつくるのがとっても楽しかったです。
「水にうくの? しずむの?」や
「キッチンのタネ」は、まず予想してから結果を確かめることがたのしかったし、勉強になりました。
また参加したいです。

大人Yさん
「科学って何?」
という問いからスタートし、楽しいものづくりまで、とても楽しませていただきました。
宮古島の子どもから大人まで楽しい夏の思い出ができたと思います。
スタッフの皆様本当にありがとうございました。
わざわざ遠くは東京から来て頂いて手伝ってくれたから、そして、たのしい教育研究所の皆様に感謝申し上げます。
また来年もぜひ来てください。
P.S. 浮く・沈むのなぞを家で試してみたいです。それから、タネの実験も。

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たのしい教育研究所の取組がいろいろなところで笑顔を生み
賢く元気な方たちを育てている結果を目にし
ますます充実した活動をすすめたいと考えている
今日このごろです
皆さんの応援を期待しています