たのしい国語「古くから伝わる言葉の美しさ」〈緋色〉〈茜色〉〈あさぎ色〉

 映画好きの友人が「名探偵コナン 緋色ひいろの・・・」の話をしたので
「緋色っていうとあの色でいいよね」と月桃の実を指差すと・・・


「そこまで鮮やかな赤ではなくて、もっと落ち着いた赤です」とのこと。

 緋色をはっきりイメージできていない自分を発見して、たのしく調べてみました。

 これが緋色、英語で訳すとスカーレットです。

 茜あかね色というのはどういう色かな、夕焼け色だとイメージしているのだけど・・・

 これが茜色です。
 とすると夕焼け空が暮れて暗くなっていく時の色ですね、もっと鮮やかな色だと思っていました。

 音の響きで気に入っているのが〈あさぎ色〉です。

 天才「甲本ヒロト」 がザ・ブルーハーツ解散後〈クロマニオンズ〉を結成して作った唄に「あさぎ色」という歌があります。
 「水平線まであさぎ色」というフレーズです。

 みなさん、どういう色かイメージできるでしょうか?

 漢字で書くと〈浅葱色〉、浅いネギの色、薄いネギ色です。

 

 大好きな映画「ちはやふる」に出てくる和歌

ちはやふる 神代もきかず 龍田川
からくれなゐに 水くくるとは

 の〈からくれない〉というのはどういう紅くれないなのか?

 漢字で書くと「唐紅・韓紅」、〈深紅しんく〉も同色です。

 こうやってみていくと、音的な美しさとあわせて、日本人が微妙な色を絶妙に表現してきた民族なのだと嬉しくなります。

 みなさんもいろいろ調べてみませんか?

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原子分子の目でみることが科学の基本/水や二酸化炭素の分子とタンパク質の分子 一流の教育はたのしい!

 たのしい教育では小学校の子ども達へも〈原子分子の目でみる重要性〉の授業をします。それが科学の基本だからです。

 この宇宙には100種類くらいの原子があって、その組合せでたくさんの分子があり、それらで宇宙の物質ができあがっていきます。
 人間も原子分子でできています。
 コロナウィルスも原子分子でできています。 

 水の分子はこういう形をしています。白が水素原子で赤が酸素原子です。原子分子はとても小さくて、酸素原子を一億倍くらいするとやっとピンポン球くらいの大きさです。

 私たちの口から吐き出されている二酸化炭素はこういう形です。真ん中の黒い原子は炭素原子、両端の赤い原子は酸素です。

 私たちの体の大部分はタンパク質でできています。牛乳も卵も大部分はタンパク質です。タンパク質はいろいろな種類のアミノ酸が結びついて出来上がります。

 タンパク質の分子は、水や二酸化炭素よりずっと巨大です、炭素や水素などの原子がたくさん結びついています。

 原子分子の話は中学理科で出てきます、しかし〈たのしい教育〉で扱うよりずっと表面的な内容です。
「そういうことを教えるのは小学校ではなく、大学や高校くらいからがいいのでは」と思うかもしれません。
 その考えもわかります。

 しかしたのしい教育で取り上げると、何しろこども達がとても喜んでくれるのです。
「いっきゅう先生、あの黄色い原子はなんですか?」
「タンパク質って炭素原子がいっぱいですね」
「タンパク質の中には水も見えますね」
という様に、たくさん質問してくれる様になります。

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たのしい出前児童館-こども未来キャラバン②

 前回、こども未来キャラバンの当日を迎えるまでの様子を中心に説明しました。そうやって開催されるのが〈こども未来キャラバン〉です。
 年齢も違い、いろいろな興味関心の幅や、得意なもの苦手なものの幅が広いこどもたち、そして友達と来た子もいれば一人で来た子もいて、はじめて一つのグループとして顔をあわせることもあるこどもたちを、たのしい教育のエキスパート集団が、たのしくかしこくまとめ高めていきます。

 全体のワーク。

 自分の目標設定で楽しむ時間。

 

 この子は空気砲の飛距離を伸ばしてたのしんでいます、とても熱心な子です。

 こどもたちが学ぶことがたのしいと感じてくることが、たのしい教育研究所の喜びです。

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期待以上の笑顔と喜びを:こどもたちの賢さと笑顔が広がる〈こども未来キャラバン〉の授業前

 たのしい教育研究所の〈こども未来キャラバン〉をこれから実施してほしいと考えている皆さんへどういう流れで実施しているのか紹介したいと思います。もっと知りたいという場合にはご遠慮なくお問い合わせください。

 今週も沖縄市の三ヶ所の公民館でたのしく実施しました。

 こうやってグループでたのしんだり・・・

 一人ひとりの目標に応じて予想を立てて挑戦したり、とにかくこどもたちの賢さと笑顔が広がる時間です。

 こういう一コマの授業を実施する前に、どういうことが行われているかについて説明しましょう。

 本番当日に至る前に約1ヶ月かけて次の大きな過程を経て当日を迎えます
a.当日もたのしみ、持ち帰ってから家族とたのしめる内容について〈賢さ・笑顔・安全性〉の面から、対象のこどもたちにあった教材の検討会(大抵3回)
b.学校現場の先生たちに依頼して、事前にその教材をためしてもらい、賢さ・笑顔・安全性についてこどもたちに評価してもらう

 これが他団体に見られないとても大きなノウハウです。
「どうしてここまで?」と思うかもしれません。たの研に集うのは全員が15年以上の長い教師経験を経ただけでなく、こども達や地域の方達、仲間、管理職から高い支持をうけてきたメンバーですから、その時間、こどもたちに喜んでもらうということは数ある組織団体と比較しても劣ることはないでしょう。
 しかし、こども未来キャラバンで前にするのは偶然そこに集ったこども達です。
 年齢の幅だけでなく、期待の幅、技能の幅も、教師が学校で担当するこども達よりずっと広いものがあります。さらに健康状況やメンタル面で配慮しなくてはいけない部分についてクラス担任の様に具体的に把握しているわけではありませんから、当日こども達とたのしむ教材内容について、練りに練ったものをとりあげる必要があるからです。

 そうやってたの研スタッフが実施する〈未来キャラバン〉はおかげさまでどこでも大好評です。

 興味のある方は気軽にお問い合わせください
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