最新号のメルマガの表紙をのせていませんでした、たのしみにしてくれている方たちがいるので、少し遅れたのですけど、UPします。
440週間も遅延や欠番なく綴っていることになります。
綴っている私としては感無量です。
このサイトの皆さんが興味を持っていただいているものに「映画Plus」の章があって、「いっきゅう先生がとりあげたものをたくさんみています」という嬉しいたよりがいくつも届いています。
今回は日本のアニメーション「音楽」という作品です、おすすめですよ。
岩井澤健治監督が漫画原作の〈音楽〉という作品を映画化しようとコツコツ描き続け、7年以上かけてやっと完成させた作品です。
倉庫番としてバイトしながら、必ず完成させると綴った絵は、すべて手描きです。
主人公はこのおとこ、喧嘩上等の高校生です。
ヒロインはこの娘、主人公 研二にほのかに想いを寄せています。
いろいろなアニメ映画を観てきた人たちには「何、このカンタンな作画は」という感想を持つかもしれません。
けれど、いったん人物による実写を撮って、その動きをなぞっていく「ロトスコープ」という手法で作り上げているので動きに違和感がありません、説得力があります。
たくさんの人たちにみてもらいたい傑作です、おすすめします。
不良と呼ばれているだろう少年たちが主人公ですから、自分の子と一緒にみるかどうかは、一度自分で観てから決めるとよいでしょう。
いろいろな映画の紹介文には「楽器を触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドを組むところから始まる作品」とあります。
私はすでに五回観ていて、この「思いつきで」というのは、主人公 研二に限っては〈違う〉と思っています。かれにはそれに至る説得力ある過去があって、それが描かれていないだけだと思うからです。
観た方は感想を聞かせてもらえると嬉しいです。
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