私のところには「何としても合格したいです」というのでスーパーバイズ(SV)を受けにくる人たちもいます。特に教師が多いのですけど、時には公務員試験であったり、高校や大学の受験であったりいろいろです。
ちょうど今、大学の共通試験が実施されていますね。
私のSVを受けたAさんも、全力でトライしていることでしょう。
SVではメンタル的なものに加えてフィジカル、実務的なことも伝えます。
問題を解く時には〈時間〉を記入して〈自分が解くことに要した長さ〉を意識することが必須です。
あわせて「どんどん書く」ということです。
私は英語が好きなので10分くらい時間がみつかると英文に向かっていることがあります。わずかな時間で読むという時には受験用の参考書や問題集はとても重宝です。「そんな味気ないものを?」と思う人がいるかもしれません、違うんですよ。
たとえばこれもよく語っていることなのですけど「無人島に持っていく一冊は?」と問われたら〈高校の国語の教科書〉と答えます。いろいろな分野の名作がぎっしり詰め込まれているからです。
英語の試験なども、各大学が興味深い内容の英文を準備して問いかるのが普通で、大抵は「これ知らなかったな/おもしろいな」と感じてしまいます、本当です。しかも試験時間で解いてもらうために、短くまとまった英文を準備してくれているので、細切れの時間で読むにはとても重宝です。
これは最近読んだ時の受験英語の本です。
わたしは大抵コピーしたものを読んでいます。本は〈しなり〉があって勝手に閉じてしまう上に、時間などを書き込んだりラインを引いたりすると、次に読む時に邪魔になることがある気がするからです。
複数回読む時も、その都度まっさらの英文を読むことができるので、よいんじゃないかな。
この英文は二度目なのか、2分くらいで読むことができました。
続けて次のページも時間を記入して読み始めます。
英文が全て理解できるわけではありません。
どうして自分の訳が違ってしまったのかは、こうやって書きとるとハッキリわかります。「この it をハッキリ意識せずにいたからだ」とか「この three hundred って人数ではなかったわけか、なるほど」という様に、頭の中でつぶやきながら間違いを確認することができます。ハッとするのはたのしい時間です。
たのしい教育で子ども達の笑顔とかしこさを育てる、それはつまり自分の笑顔とかしこさを広げることと同じです。たのしい教育派の先生たちをゆっくり育てて、学校現場で活躍してもらう、それは今年もRIDEの大きな目標の一つです。
春から新しいSVも始動します。興味のある方はお問い合わせください。
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